【感想・ネタバレ】諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃないのレビュー

あらすじ

耐える人生か。選ぶ人生か。
前向きに「諦める」ことから、自分らしい人生が開けてくる。

諦めることは、逃げることにあらず。
与えられた現実を直視し、限られた人生を思い切り生きるために、
よりよい選択を重ねていくことこそが「諦める」ことの本質である。
オリンピックに3度出場したトップアスリート・為末大が、
競技生活を通して辿り着いた境地。


【目次より抜粋】
■第1章:諦めたくないから諦めた
・手段を諦めることと目的を諦めることの違い
・「勝ちやすい」ところを見極める
■第2章:やめることについて考えてみよう
・「せっかくここまでやったんだから」という呪縛
・「飽きた」という理由でやめてもいい
■第3章:現役を引退した僕が見たオリンピック
・「勝てなくてすみません」への違和感
・コーチを雇う欧米人、コーチに師事する日本人
■第4章:他人が決めたランキングに惑わされない
・積む努力、選ぶ努力
・どの範囲の一番になるかは自分で決める
■第5章:人は万能ではなく、世の中は平等ではない
・生まれによる階級、才能による階級
・「リア充」なんて全体の10パーセントもいない
■第6章:自分にとっての幸福とは何か
・世の中は平等ではないから活力が生まれる
・どうにかなることをどうにかする

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人生における選択と集中

この本を通じて伝わってくるのは

自分じゃない誰かにはなれないし実りは少ない
諦める事は選ぶこと、決してマイナスじゃない
望みを多く持ちすぎない生き方もある
努力は勝てるフィールドでする。
むしろ楽しめるくらいのフィールドでやる。

ということ。

他人の意見やランキングに惑わされやすい私にグサグサと突き刺さる本でした。為末さんありがとう。

1
2014年09月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

諦める事について、色んな角度から考えている。ちょうど私も年齢的に仕事をリタイアする時期なのでスポーツとは違うが、共通点に共感した。「僕の現役時代最後の4年間のコンセプト「老いていく体でどう走るか」という事だった」「「どうしょうもないことをどうにかする」ではなく「どうにかしようがあることをどうにかする」という発想に切り替える」など。為末さんはトップアスリートだったけど、人としてもっと高い視座から自分人生を俯瞰している。諦める事で見える世界が変わる事を教えてもらった。

0
2025年09月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・多くの人は手段を諦めることが諦めだと思っている。だが、目的さえ諦めなければ手段は変えてもいいのではないだろうか。

・日本は、人の思いを汲んで自分の道を決めていく社会であるように思う。

・日本では「やめる」「諦める」という行動の背後に、自分の能力が足りなかったという負い目や後ろめたさや敗北感を強く持ちすぎるような気がする。「自分には合わなかった本質的には、ただそれだけのことではないだろうか。

・人生は舞台の上で、僕は幻を見ている。人生は暇つぶしだと思ってから、急に自分が軽くなって、新しいことをどんどん始められるようになった。 たかが人生、踊らにゃそんそん、である。

・自分のなかで「納得感」を持って終わるしかないと思う。

・ここでやめようと思ったときにきっぱりと終わらせることは、人生にとってすごく大事なことだと思っている。つまり、自分で設定したルールを守り、締め切りを守ることが大切なのだ。

・天才をのぞき、普通の人がトップレベルにいくにはトップレベルにたくさん触れることで、そこで常識とされることに自分が染まってしまうのが一番早い。

・アスリートの場合でも、競技場では諦めずに続けることが勝ちだったかもしれないが、一歩競技場を出て人生をトータルで考えたときに、ただ諦めずにがんばることが本当に勝っていることになるのかどうかはわからない。

・多くの日本人は、あまりにも人から選ばれようとしすぎてはいないか。人に受け入れてほしいと思いすぎていないか。

・「あなたが就職した先に描いている大きな目的は何だろう。それはランキング上位の会社に入らないと実現できないことなのか」

・多くの指導者は、スタープレーヤーが取り組む驚異的な練習を見て、教え子たちに「見ろ。あのぐらい練習しているからあそこまでの選手になったんだ」と諭す。しかし、スタープレーヤーは、努力を努力と思わず、努力そのものが楽しいという星の下に生まれてきていることがほとんどだ。

・他人由来の幸福は、つまり移ろいやすい世の中の評価の中心に振り回され続けることになる。

・あれも、これも手に入れたいという発想の行き着く先は、つねに「できていない」「足りていない」という不満になってしまう。

・他人由来の幸福は、つまり移ろいやすい世の中の評価の中心に振り回され続けることになる。

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2021年04月30日

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