為末大のレビュー一覧

  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    言語とランニング両方の上達に興味がある自分にはドンピシャな本だった。為末さんの陸上経験から来る様々な気づきからの質問に今井先生が答える形式なのだが、共通点が多すぎて驚きだった。

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    2025年10月17日
  • 諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない

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    再読。今の自分に刺さる内容だった。日本人特有の努力思考に疑問を投げかける一冊。頑張ってもできないことがあるという事実は、ドライなようでいて優しさなのかもしれないと思えた。

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    2025年10月12日
  • Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」

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    無意識に行っていることは一度意識して不要かどうか、なぜこの行動をとっているのか、見直してみようと思った。

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    2025年10月03日
  • 熟達論―人はいつまでも学び、成長できる―

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    運動に限らず、物事を極める、熟達するまでの5段段階を言語化している本。
    オリンピアンである著者らしく、自身が熟達するまでの例や引退後に各著名人とのインタビューなどの例を使って説明しているが、基本的には、運動に限らず、全ての事柄に当てはめられる一般化した主張となっています。

    野球の解説者や運動のコーチなどが、人により言っている事が真逆な事を言っている事が多々あり、違和感を覚える事があったが、これらは、本人の状況の違いによって、アドバイスが真逆になることもある事が深く理解できた。

    遊、型、観、心(中心)、無
    の5つのフェーズを経たり、行き来きしながら物事は上達いくとの主張。
    なんとなく、まずは

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    2025年09月28日
  • 限界の正体 自分の見えない檻から抜け出す法

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    ご自身の経験と各界の著名人とのインタビュー等から得られた限界に関する知見を非常に分かりやすく説明しており、腑に落ちるところが多かった書籍です。
    壁にぶち当たったら、限界などは存在しないと勝手に思い込み、自分に揺さぶりをかけてそこから動き出させる方法をいくつか提案してます。自分で取り入れたいと思ったものには、環境を変え、普段やっていることと異なる事をやってみる事。普段は、他人のアドバイスはあまり重視しないが、壁にあたったら、なぜと考えずに100%アドバイスに従って、自分の変化を感じてみる事でした。

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    2025年09月14日
  • 熟達論―人はいつまでも学び、成長できる―

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    為末さんの本はいつもハッとさせられる。陸上を通じて自らが経験した試行錯誤を客観的な視点で見つめて、言語化しにくいことを見事に表現している。
    学びを、遊、型、観、心、空の5段階に分けて論じているが、自分がランニングをやっているので、思い当たることばかりだったし、ここで書かれていることは、運動以外の学びにも適用できると思った。

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    2025年09月05日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    運動能力と頭の良さは関係がないと思っていた考えを覆された。ある程度の筋力的な強さは頭を使わずに手に入れられるとしても、その先のアスリートの世界には構成主義的な学びが不可欠である。得た情報を反映させて試行錯誤を繰り返しながら自分の身体に新しい動きを取り入れていく試みは、学びそのものだと感じた。オノマトペや例えなど、言葉を使いながらイメージをつけることは、より直感的に理解することを促進する。

    また、早く多く学ぶことが最適ではない、という内容が印象に残った。いまは図解した本やYouTubeで視覚的に表現した動画がたくさん出ているが、本来自分でやらなくてはいけないactive, constructi

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    2025年08月09日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    教育現場に携わる人はぜひ読んでいただきたい一冊です。後半に向かって教育現場と強く結びついて行き、腑に落ちる内容であった。

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    2025年06月29日
  • 諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない

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    何かになりたくって何者にもなれなかった自分にはとても救いになる考え方。スポーツはマッチョイズムだけで成り立っているわけではなく打算や戦略が大事ということに気付かされた。

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    2025年05月07日
  • スポーツは人生に必要ですか

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    スポーツは人生に必要ですか。森林 貴彦先生と為末 大先生の著書。スポーツをしなくてもスポーツを見なくても生けていける。だけれどスポーツは人生を豊かにする。慶應高校野球部監督の森林貴彦先生と、元陸上競技選手の為末大先生のお話だから説得力があります。平和で豊かな社会がないとスポーツなんて楽しめない。スポーツを楽しめる地球環境をこれからも残すことは現代人の責任。

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    2025年04月20日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    為末さんと今井むつみさんという言語化の達人二人の対談。
    非常にハイレベルな言語化能力を駆使して、かゆいところに手が届くような表現で、上達に関することなど様々なことを説明してくれている。

    基本的な概念が接地していることが大切。それさえできていれば、具体的なイメージを離れて抽象的な操作が自然とできるようになる。
    逆に設置していないと「記号から記号へ漂流してしまう」事になるのだ。

    上記はとても納得がいく。一つ一つの具体的なレベルでしか理解できていない人は、他に類推して考えることができないので、複数の経験を積んでも、一向にその人の中で積み上がりが起こらない。

    言葉が身体につながっていることはとて

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    2025年04月13日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    ネタバレ

    哲学者のように言葉に厳密で、教育の実践者である為末大さんと、認知心理学・言語発達心理学の専門家である今井むつみさんの対談は非常に面白く、新たな気づきを多く得られた。付箋を多く貼った。

    ・情報量が正確すぎて多すぎる映像に対して、ことばは受け手に合わせて編集し、ポイントだけを切り取って提示できる。受けてが解釈する余白を残せる。
     →自分で考え解釈した情報は知識となり、身体の一部になりやすい。
     →基本的な概念が身体や経験につながっているから、その先の抽象的な概念を理解できる(=「今ここ」を離れて想像により拡張できる)

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    2025年03月18日
  • 諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない

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    前向きに諦めることが人生を豊かにする。できないこと、他人と比較して劣っていることは努力が足りないからではない。できないこともある、どうしても勝てない相手もいると自分で自分を分析し、諦めることで次に生かされることを知らなければ一生勝てない。周りはもっと頑張ればできる、と無責任に応援するがそこは自分で判断する勇気と思考が必要になる。諦める前には全力で取り組むことも忘れてはいけない。
    自分が勝てるフィールドはどこかにある。楽して勝てるフィールドを探す。それは諦めることができれば見えてくる。
    自分と真剣に向きあう時間を定期的に作ろうと思った

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    2024年11月10日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    この本を読んで、改めて言葉というものはすごいものだと思った。言葉の言い方、伝え方によって、こんなにも身体の動きに影響がでて、上手く動けるということにびっくりしました。わたしは語彙力がなく、人に伝えるのがとても苦手なのだが、自分でしっかり想像して、身近なものに例えて説明することで、理解してもらえるかもと自信がついた。また、語彙力を増やすにはたくさん本を読むことが大切だと、改めて気付かされたので、これからたくさん本を読んで、語彙力を増やし、自分で思考できるようにし、的確に他人へ自分の気持ちを伝えられるようにしたいと思いました。

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    2024年09月26日
  • 熟達論―人はいつまでも学び、成長できる―

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    知り合いが読んで絶賛していたので読破。
    まさに現代版「五輪の書」!
    著者かアスリートなのでスポーツを例に話が進むが、スポーツ以外の分野でも熟達のプロセスは同じで、自分の現在の熟達具合(仕事諸々で)を考えさせられました。
    学びを楽しみ成長したいと感じさせてくれる一作でした。夢中になれるよう学んでいきます!

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    2024年07月11日
  • 熟達論―人はいつまでも学び、成長できる―

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    GLOBISのモデレーターとして司会を務める著者に対し、スポーツ選手ながら随分仕切りや纏め方の上手い方だなと思いながら、スポーツや身体を扱う世界独特の視点での解釈や表現の仕方が新鮮で、本著についても当にそうした学びを言語化した名著との前評判から、楽しみにしていた。身体化という言語化とは異なるプロセスの解剖から得るものが多い読書となった。

    ー 私たちは大雑把に対象をつかんでいて、いわば強調すべき部分、ハイライトの部分だけを拾って、つなげたものを全体だと理解している。そこには身体部位の名称という言葉の限界もある。例えば、下半身を動かす場合、腰、膝、足首だけに着目しがちだが、各部位の間にも身体はあ

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    2024年07月04日
  • 諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない

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    表題はともかく、選択することは、ある意味トレードオフで、何を自分で選ぶのか?ということを問いかける良書だと思う。人生の考え方、という観点で、良い意味で期待を裏切る面白さだった。

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    2024年03月31日
  • 諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない

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    世の中は不条理で不平等、だからこそ何を捨て何を残すのかということ。
    非常に地に足が付いた視点の本なので、なんとなく二十代以下の年代には受け入れ難いような内容だと思った。

    年を重ねて、たくさん失敗し、挫折し、人に大して嫉み怨みを抱えたあと、色んなことがどうでも良くなったときに、何だか人生が軽くなった。
    「人生は暇つぶし」そう思って生きてから、「どうせ暇つぶししてるから興味もったことは何でもやってみようか」とさまざまなことに前向きになった。
    まさに同じようなことが書かれていて、私自身言語化できなかったことがたくさん書かれていて腑に落ちた。

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    2024年03月01日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    為末さんは言わずと知れた元陸上選手。
    今井さんは言語心理学専門の教授。
    この2人の対談を元にした本。

    この本を読んだあとだと自分の言語化能力、具体化能力の低さにがっかりするのですが、とても面白かったです。
    もともと、具体と抽象の行き来には興味があったのですが、それに加えて為末さんが体の動きを言語化してくれるのがずっとスポーツ(バレーボール、テニス、ランニング、今はフィットネス系キックボクシング)をやってきた私には体感的に腑に落ちる表現がたくさんありました。

    教える時に情報量の多い映像を見せると処理しきれないけれど、熱いフライパンの上を走るように、というとできるようになる、とか、すごくわかる

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    2024年02月22日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    分けて分けて、統合
    ことばことば、からだ
    からだことばからだ
    からだからだ
    ことばからだ
    鶏と玉子

    面白くって一気読み

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    2024年02月10日