為末大のレビュー一覧

  • 諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない

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    ・多くの人は手段を諦めることが諦めだと思っている。だが、目的さえ諦めなければ手段は変えてもいいのではないだろうか。

    ・日本は、人の思いを汲んで自分の道を決めていく社会であるように思う。

    ・日本では「やめる」「諦める」という行動の背後に、自分の能力が足りなかったという負い目や後ろめたさや敗北感を強く持ちすぎるような気がする。「自分には合わなかった本質的には、ただそれだけのことではないだろうか。

    ・人生は舞台の上で、僕は幻を見ている。人生は暇つぶしだと思ってから、急に自分が軽くなって、新しいことをどんどん始められるようになった。 たかが人生、踊らにゃそんそん、である。

    ・自分のなかで「納得

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    2021年04月30日
  • 新装版 「遊ぶ」が勝ち

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    花形の短距離から、ハードルに転向した時の頭の切り替えをモチーフに、物事への向き合い方や考え方を語っています。

    ハードルという未知の領域には、研究の余地があると考えた為末氏。自分でやってみて攻略するという、楽しみ方ができたからこそ大成したのだと思います。

    ゲームの攻略本が、なぜ売れるのだろう。私も不思議に思います。うまくいかないことが繰り返されるから、うまくいった時が面白いのに。

    トライ&エラー。遊びは、うまくいかないから面白いのです。

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    2021年04月15日
  • 新装版 「遊ぶ」が勝ち

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    面白かった。

    遊ぶということがどれだけ重要か教えてくれる。

    自発的に行い、その行為に没頭することで人は最大限の力を発揮できる。

    これは色々なことに応用がきく。

    生活に生かしたい。

    為松さんの本をもっと読んでみたいと思った。
    武士道や道教も読んでるらしい。

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    2021年02月07日
  • 諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない

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    【気づき】
    努力したから報われるとか、スポーツを極めた人は聖人であってほしいという日本特有の思い込みに囚われている自分

    欧米におけるコーチと選手のフラットな契約関係
    目的のために手段を変えるのは良いこと
    諦めるというのはネガティブなことではない



    自分に合う合わない、時代に合う合わない、たくさん試して探索するのが良き。

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    2020年12月25日
  • 諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない

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    前向きにあきらめるという事に共感した。賛否あると思うけど、この本に書かれている事に納得。そうありたいと感じた一冊です。

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    2020年12月13日
  • 諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない

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    諦める事は明らめる事である。
    自分なりの勝負をして、自分の適正を把握し、今の自分に執着しないで、新たな可能性に向かって行く事が大切。
    「やればできる」、「可能性は無限大」、「諦めない」のような言葉は、自分に向いていない分野に執着させ、大切な時間を浪費してしまう可能性がある。

    仏教と親和性が高い価値観だと思いました。為末さん悟ってらっしゃる...。大人になればなるほど、こういった価値観に近くなるように思います。

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    2020年12月07日
  • ウィニング・アローン――自己理解のパフォーマンス論

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    著者の経験をもとに、競技を続け、勝つためのメンタリティを中心に書かれています。

    「すべての選択をそれは世界の頂点に近づけるのかという一点で評価する」という言葉は、世界ではなくとも何かを目指している人にとって重要な考え方だと思う。

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    2020年09月28日
  • 走りながら考える

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    良書。
    人生や無常な現実に対する為末さんの考え方を記した本。
    一流のアスリートの思慮深く老成した価値観からは学べる事が多いと思う。

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    2020年05月21日
  • 走りながら考える

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    為末さんはたまにツイートがタイムラインに流れているのを見たことがあるけど、どういう人なのかこの本を通して知れてよかった。アスリートの人生観だとか、プライドやメンツ、勝ち負けについて、そういったものに対する考え方。

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    2019年06月13日
  • 逃げる自由 〈諦める力2〉

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    為末さんの考え方は面白い。陸上でどう勝つかを考えてきたからこそたどり着いた感じがあり良い。
    名言は多いけど、対話形式だからまとまりがないのがちょと欠点か。
    基本的には自分の得意なもので戦おうという形が多い。
    目標は勝つことであり、逃げないことではない。勝つためにその場から逃げる必要がある時もある。
    勝てる場面を作ることにもっと力を入れようという感じ。
    メタ認知能力はみんなもっと意識して育てていいと思う。

    やりたいことが無いのは悪いことではないが、人と比べて自分のほうができと思うことを言語化するのは必要
    「好きなことをやる」よりも「世の中に求められることをやる」。他人の「あなたはこれができる」

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    2018年12月30日
  • 走りながら考える

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    本文より

    ?夢はその今を輝かせっるためにあると思う。
     そしてその輝き自体は、その夢がかなう、かなわないなんて関係ない

    ?批判は攻撃だから反撃しやすいけれど、期待は応援だから無視しにくい

    ?起こった出来事は同じでも、自分がする解釈、自分が付ける意味によって物事の見え方やありさまが
     変わることはとても多い。

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    2019年10月08日
  • 走りながら考える

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    ・恥ずかしいという気持ちが成長を止める
    ・立ち上がった瞬間が自信になる
    ・自分で選んだものは、失敗は反省も含め濃い
    ・残念ながらほとんどの人生は負けで終わる
    ・勝ちやすい場を探すのも手だ
    ・一番を目指している。そのこと自体が幸せなのだ
    ・自分の限界を感じることは、清々しいことでもある
    ・とにかく物理的に変えてしまおう

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    2018年10月09日
  • 日本人の足を速くする

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    足の速さなんて運動神経だけかと思ったけど、いろんな試行錯誤で速くなるんだと分かった。たぶん、足だけじゃなくていろんなことも工夫次第なんだと改めて思った。

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    2018年02月13日
  • 走りながら考える

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    陸上という個人競技で、現役生活をタイトル通り「走りながら考え抜いた」からこそ編まれる言葉と思考は至極深遠。ご自分の言葉で綴られているからこそ飾り気がなく、端々に思考の跡が滲む。彼の思考を読んでいるだけで、質の高い内省に触れることが出来、そこのみにおいても有益だと思う。

    また、世界の一流選手と比較すると決して身体的な才能に恵まれているわけではなかったからこそ、「努力と限界」との関係性の論にも重みがあるし、その限界を知った上でも尚思考し、努力し、戦い続けるそのプロセスは、ビジネスとフィールドは違えど学びが多い。

    以下、特に印象に残った記述を。先日読んだ「エッセンシャル思考」とも相まって、刺さり

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    2018年01月29日
  • 仕事人生のリセットボタン ──転機のレッスン

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    アスリートのキャリアの考え方と比較して、これからの日本で自分の人生を積み上げていくときに、何を基軸としていくか、考えるきっかけになった。
    ピークの前に、準備して次の階段を登っていく、という考え方はとても参考になった。

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    2017年08月01日
  • 限界の正体 自分の見えない檻から抜け出す法

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    限界とは、人間が作り出した思い込みであり、自分で作りだした思い込みの檻に自ら入ってしまっている。
    という事を、陸上選手として世界と戦っている中で学んだことを実例を含めて書いている。

    彼の本は多分ほぼすべて読んでいるが、自分の実体験を第3者的な視点で冷静に分析をしているのが好きだ。

    自分も経験があるが、練習中にキツイと感じてもう駄目だと思っても、そこで何とか止まらずにやり続ければ意外と最後までできたりする。
    つまり、自分の限界の「もっと手前」を自分の限界だと思い込んでいるためで、そこで止まらずに進められれば本当の限界にはなっていない事を学ぶ事が出来る。

    また本書では目標達成についても触れて

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    2017年01月24日
  • 限界の正体 自分の見えない檻から抜け出す法

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    上手に述べられているが、ネタがセンシティブなので、よーく文脈を見てないと迷子になるかも。
    『努力は好きに勝てない』、その通りですね。
    そういえば、集中は疲れるけど夢中は疲れない、というのがネットに載っていたな…

    『常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションである』
    『自分ではマイナスと思っていたことが、外から見るとプラスに見えることもある』
    『ゼロからまったく新しいことをはじめるよりも、今の自分が持っている本質的な要素を60〜70%引き継ぐほうが、限界から抜け出すのに役立つのだと思います。』
    『努力は好きに勝てない』
    『人はどうしても、自分の過去や、これまでの文脈の影響を受けるので、

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    2016年10月15日
  • 限界の正体 自分の見えない檻から抜け出す法

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    多くの人が、自分の本当の限界の手前に限界を置いてしまっている。

    その原因が思い込みである。

    思い込みを外すには、
    ・積み重ねる
    ・変化や戦術を変えてみる
    の2つ。

    今までに練習を積み重ねることに加えて
    他にもっとよい方法がないかを考えるのもまた重要。
    個人的には積み重ね以外の部分に限界を超える伸び代があると知れたのは大いに勉強になった。

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    2016年08月16日
  • 限界の正体 自分の見えない檻から抜け出す法

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    自分が、どの世界の、どんなルールだったら戦えるのかに気が付いた人ほど限界の檻から脱出できる。横にずれる、別の階段に移ることで限界を突破できる。路線転換をするときは今の自分が持っている本質的な要素を60~70%引き継ぐほうが、限界から抜け出すのに役立つ。
    興味がないことをやってみることで経験の幅を広げる。向いていないのではなく、慣れていない。好きなものが見つかるまで経験の幅を広げる。自信のあるふりをして脳をだます。

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    2016年08月24日
  • 走りながら考える

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    ちきりん氏が薦めていた本。どのように自分と向き合って行くかを自己の経験を元に書かれており、共感がもてる。特に最初の恥と失敗に関しての記述は自分の事を言われているようでガツンときた。がんばるという事を否定している訳ではなく、自己の限界や目標を自らが見出し、それに向かっていく生き方もありだと思う。

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    2015年11月19日