日経トップリーダーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
成功しているケースの書籍って、ほとんどが「後だしじゃんけん」みたいなところがある。
サンプルとしての価値はあるけれど、メソッドというほどの再現性がないものがほとんどであったりする。
なかには、成功体験に酔っていて、「後乗せサクサク」よろしく事実すら刷り変わっていることもある。
ただ、本書に登場する失敗サンプルは、セオリー通り?に失敗している。
ここに登場する中小企業は一度は成功している。そこからドメイン(企業の生存領域)の再設定を誤ったために倒産してしまった。
差別化戦略を描けなかった
成長戦略を描けなかった
投資戦略を誤った
マーケティング戦略を誤った
人事戦略を誤った
企業文化の変革ができなかった
変革のジレンマにはまった
組織構造を変革できなかった
自社・市場・競合
強み・弱み、機会・脅威
5フォース
キャシュフロー経営
もう、当たり前すぎて手垢にまみれてそうな分析手法だけど、失敗しないためにはやっぱりセオリーって大事だと思った。 -
Posted by ブクログ
素材の本来の良さを活かした想像を超えた商品を提供するセゾンファクトリーについて今までの道のりとこだわりや社内の施策について書いた一冊。
超体育会主義を掲げ、様々な社内イベントを実施するなか、事業では商品開発、製造、販売において妥協することなく製品を届けられている姿を本書を通じて知ることができました。
また、製品はもちろんですが、パッケージのデザインや容器であるガラス瓶までにこだわりをもっていることには非常に感嘆しました。
今ではデパ地下で確固たる地位を築いた同社ですが、創業時から現在に至るまでは紆余曲折があったことや創業時のメンバーのやんちゃさがいい意味で今に受け継がれていることも感じました。
本書では非常にグラビアも多く掲載されており、同社のある山形県の自然の素晴らしさや同社の社内の環境も感じることができ、非常にイメージが膨らみました。
本書を読んで、妥協しない商品の開発と商品を伝えるために人材教育に力を入れてこられた同社の製品、そして同社が製品を通じてこれから山形県や日本の農業に新たな付加価値をもたらしてくれるだろうと期待が膨らむ一冊だと感じました。 -
Posted by ブクログ
「スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営」 山井太
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永久保証、安売りナシ、熱狂的ファン。アップルも見学にくるアウトドア世界企業。カリスマ社長、初めての著書。
「BOOK」データベースより
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アウトドアに興味ありな人なら知らない人はいない、スノーピークというアウトドアブランドの社長が書いた経営本です。
他のアウトドアブランドと比較すると値段がすごく高いので、うちが持ってるのはイスとテーブルくらいですが、やっぱりスノーピーク製品はいい。椅子の座り心地とかとても良い。日常に使いたいくらい。
スノーピークのブランディングはホントすごいと思うんですよね。
カタログとか見てるだけで、「あー、キャンプっていいなぁ」とか「カッコいいなぁ」とか「この会社入りたいなー」って思ってしまう。
まぁこっちがキャンプにハマってるからっていうのもあるけど、そこまでアウトドア用品に興味あるわけでもない私が、用もないのにカタログを眺めてますからね。そのくらいカタログがステキ。
スノーピークが2014年から使っているキャッチコピーは
「人生に野遊びを」
です。
いやーこれもさ、ホント、その通りなんだよ。キャンプ行くたびに私も思う。
日本人全員に、私も言いたい。
「人生に野遊びを」だよ。
全員野遊び、足りなさ過ぎなんだよ。
だからちっちゃいことでキーキーなっちゃうんだよ。
アウトドア好きなら読んでみてもいいかも。私はこれを読んでからスノーピーク製品が気になってまたカタログを眺めました。こだわりがわかるとまたカタログみるのも面白い。
アウトドア興味なくても経営本としても面白いし、会社の制度とか人事に興味ある人にもオススメ。
わたくし的名文
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しかし 、最初のテントで分かるようにスノーピークはこうしたマーケティングを一切行ってこなかったし 、これからもそのつもりはない 。他社の製品をベンチマークして研究したところで新しい製品は生まれない以上 、スノーピークがそんなことをする必要はないからだ 。マーケットの状況から判断するのではなく 、自社のミッション ・ステートメントから考えていき 、それを具体的な戦略に落とし込む形でビジネスを展開している 。
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うーん。すごい勇気。
でもマーケティングしないからこそ貫ける意思があるというか、他と比べないならこそ飛び抜けたことができるっていうのがあるんだろうな。
ほぼ日で糸井さんとバルミューダの社長さんの対談記事を読んだけど、共通してるな、と思いました。マーケティングよりまず強い思い、みたいなの。
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ただし 、どれだけオフィス環境がよくても 、ずっと集中して働いていると 、ときには気分転換が必要になってくる 。スノ ーピ ークの場合にはオフィスから一歩踏み出せば 、自然豊かな世界が広がっているが 、私はさらに働きやすさを高めようと考えた 。その結果 、オフィスに最近 、ストレッチマシンを導入した 。社員は毎日 、勤務時間中の 3 0分間 、自分の好きな時間にマシンを使うことができる 。
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スノーピークの会社は新潟の燕三条市にあって、会社の目の前はキャンプ場です。
社員の人も頻繁にそのキャンプ場を使っていて、考えに煮詰まったら外出てキャンプしながら企画考えたり、仕事帰りにキャンプして次の日そこから出勤したり、かなり自由な働き方をしているみたい。
オフィスにはフィットネスマシンがあって、勤務時間中も30分は使っていいし、勤務時間外にいたっては完全に自由に使っていいというすごい羨ましい環境!
こういうのって、モノが置かれてるのは勿論だけど、それだけでもダメで、会社の風土もとても大事。
会社にいる誰かが「業務時間内に使うのって実際どうなの。」みたいに思う人がいて、それを少し口に出したりしてると、『やべ、マシンあるからって調子にのって使ったらアウトかも』と思う人もでてきて、マシンはあるけど実際使えない、みたいなことになりがちだと思う。
常識にとらわれない働き方を実現するには、一人一人が常識にとらわれない考え方を許容していかないといけなくて、それが全社的に周知されないと風土はかわらない。
こういうオンリーワンなモノを作る会社では特に常識に縛られてたらいいものは作れなくなるんだろうなー。
そこらへん、どうなんだろ。実際かなり活用されてるのか、そうでもないのか、知りたい。
モノづくりの会社はいい意味で非常識さに寛容でないとこれからは生き残れないのかもねー。
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それはスマ ートフォンの普及によって加速していて 、放っておくといやおうなしにバ ーチャルに依存してしまうような社会構造がある 。これに対して 、アウトドアはあくまでリアルな出来事に満ちている 。キャンプでは誰もが自然と向き合うことができる 。テントの中に寝ていると夜 、獣の声がする 。星を見たり 、焚火をしたりしながら 、自然の時間をゆったりとすごすことができる 。オ ートキャンプの場合はファミリ ー単位でそんな時間を共有できる 。
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そうなのよね。
実際に体験しないでわかった気になれることが増えてきているぶん、余計に体験してわかる素朴なことを大事にしたいな、と私も思います。
わかった気持ちになったり想像することを否定するわけではなくて、それも勿論大切だけど、実際に体験してわかることはやっぱり多いし、身になる度が違うからね。
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情報とは自分に発信力がないと受信できないものだと思っているからだ 。
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おお。これ、なんかわかる。
発信してると関係する情報がどんどん入ってくる感覚、確かにある。
読書感想文書いてたら、周囲の人も読んでる本を教えてくれるようになったりして、面白げな本の情報が入ってくる、みたいな。
人を惹きつける企業にはやっぱり共通点が多いんだな、と改めて思いました。
いいねー、スノーピーク。