【感想・ネタバレ】敗者の錯覚 あなたの努力が実らない40の理由のレビュー

あらすじ

「顧客を囲い込む」「年末に一年を振り返り反省する」──。こんな錯覚をもつビジネスリーダーたちに、勝者になる秘訣を教えます。
「なるべくやれ」という指示では結局、誰も動かない/失敗の報告を聞いて「怒るだけ」は最悪/「時代の先」が読める経営者などいない/経営者は「限界まで挑戦」してはいけない/「けんかの数」を減らすより「仲直りの数」を増やす/目標設定はかえってゴールを遠ざけることもある/心配している時間ほど無駄な時間はない/あれもこれもやると何一つ達成できない/大切なヒントほど石ころのように転がっている/年末に反省をする人は来年も失敗を繰り返す/上司は嫌われてもいいががっかりされたらおしまい/〔ほか〕

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Posted by ブクログ

「敗軍の将、兵を語る」の様な具体的な話が載っているのかと思ったが違った。

ビシッと来るフレーズが多く面白い上に勉強になった。
正直これを読んで自分行動を振り返ると、ちょっと考えなくては思う個所がいくつもあったので今後行動する際に気をつけて行こうと思う。

・「なるべくやれ」と言う指示では誰も動かない。これは部下を信用しているのではなくリーダとしてやるべき仕事を怠っている。
・平凡な経営者の正解率が低いのは往々にして考え始めるのが遅いからだ。期限ギリギリになって検討を開始し、期限ギリギリになって結論を出す。
・トップとして失敗の報告に対する最も正しい行動は”仏の顔”で報告を受け止め”鬼の形相”で再発防止策を練る。
・「時代の先」を読むことは天才か超能力者しかできないが、「時流」を読むことは誰でもできる。
・トップが現場に行く事時代は実は何も価値を生まない。現場に行った結果業績向上に結び付く行動をとって初めて成果が生まれる。
・独創性より、まずは上手にまねできるようになる
・すぐ「検討」しても勝てない。すく「検証」しないとダメ
・上司にとって致命的なのは部下から「嫌われる事」ではなく「がっかりされる事」
・人間は大きなミスを見落としやすく、同時にい小さなミスも見逃すものなのだ。
・「けんかの数」をへらすより、「仲直りの数」を増やす方が相手の距離はずっと縮まる。
・行動しなければ「仮説」はいつまでたっても「仮設」
・平凡な経営者程慎重に決断して雑に検証する。

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2013年11月14日

Posted by ブクログ

敗者(平凡な経営者)について、傾向が示されている
共感できる部分と、心に刺さる部分があり、いまの自分の仕事と重ね合わせて考えさせられる。

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2019年06月12日

Posted by ブクログ

ダメな経営者と良い経営者を対比させ、何が両者を分けるのか?を洗い出した一冊。

経営者の視点で洗い出しているが、これはそのまま個人の行動でも当てはまる事なので、経営本としてではなく、行動のノウハウとして捉えると有益な点が出てくる。

「行動しなければ、仮説はいつまでも仮説」が、一番共感した。

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2012年03月12日

Posted by ブクログ

勝者と敗者、つまりよい経営者と平凡な経営者の考え方の違いを40項目にわたり簡潔に比較した本。経営誌のコラムを単行本化したもののため、それぞれの項目ついての文章が非常にあっさりしている。読みやすく、「なるほど」と思う点はいろいろあるのだが、エピソードが少ないせいかどうも頭に残らない。
全体を通して、項目名1ページ、概念図1ページ、解説2ページという構成になっており、実質的に内容は半分のページ数で収まる。だったら、もう少し単行本化の段階で加筆するなりして解説部分を充実させてほしいと思う。

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2014年11月09日

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