日経トップリーダーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
23社の失敗事例が掲載されていて、1事例につき10ページ程度でまとめられているため、とても読みやすい。サクッと多くの失敗事例を知りたい方にはオススメの1冊。
23社を読んで、感じたことは当たり前かもしれないけど経営で失敗する主たる原因は、
①手元のキャッシュの管理が出来ていない。
(売上拡大だけに奔走、過剰投資)
②収益の柱が1つ。
③技術者の頑固なこだわり(買い手を無視し、自分の感情を入れてしまう)
この辺りかなと感じた。
この本は、主に2015年以降に倒産した企業が特集されているが、令和版もあるらしいので、令和の倒産企業にも共通点があるのかどうかがとても気になる。 -
Posted by ブクログ
このての本は、定期的に読みたくなる。会社勤めの性なのだろうか。
この書籍は、会社のドキュメンタリー。帝国データバンクと東京商工リサーチの協力のもと、日経がまとめ上げている。
サブタイトルに「平成倒産史編」とあるように、バブルとともに始まった平成に倒産していった会社の内実が、赤裸々に書かれている。まだまだ経済は成長すると思われていた矢先のバブル崩壊と、未曾有の長期に渡る経済低迷。この経済状況はそれまでの会社の経営方針を根本から覆さざるを得なくなった。
高成長から低成長を前提とし、想定外、人口減、コストカットに対応できなかった会社は退場を余儀なくされた。
そんな会社、20社につい -
Posted by ブクログ
中小企業が倒産するまでの話が23個も紹介されていて、生々しい内容だった。自社の売上を超える無理な設備投資や時代の流れについていけないこと、内部分裂などが倒産に至る主な原因だと感じた。今まで就活で大手企業ばかり見ておりJR北海道が年に500億円の赤字、経営安定基金を利用して年に50億の赤字に対して、これくらいの赤字でもなんとかなるのかと思っていたが、この本では負債が1億程度で倒産に至るケースも多く、お金のスケールの違いを感じた。成功話は自分にそのまま取り込めないけど、失敗話は再現性が高くて反面教師となるので、失敗の定石を示す本書は興味深かった。
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Posted by ブクログ
以前、おなじ趣旨の本を読んでいる。今回はそれと別の案件を扱っている。20の企業が倒産に至った経緯を簡潔に解説している。「他山の石」としてこれらの事例を参考にできる、興味深い内容だった。
故・野村克也氏に「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」とかいう名言がある。本書もタイトルは「なぜ倒産」だが、各社とも倒産に至った必然の経緯がある。カリスマ創業者の突然の死去など突発的要因があっても、そこから一気に崩れる経営というのはいずれは破綻する運命にあったと思われる。
まさに「他山の石」。自分は直接経営にまで関わる立場ではないが、日々の自分の業務内にも「積み重ねれば倒産に至る」判断ミスや売上 -
Posted by ブクログ
2014年の本なのに、コロナ禍にある2021年の現在読んでも内容が全く古くなく、学びも多いです。
ビジネス本によくある、内容を強調するための太字または色による強調や、内容をまとめたイラストがないのも良い!
会社や商品の写真などが多く、魅力がよく伝わってきます。
地方にある会社でも、魅力的であれば働きたい人も集まるんですね。
そして繰り返し出てくる「財務体質が強い」というフレーズ。無借金経営、ブランドイメージを損なう安売りをしない、など、凄い会社だなと。
現在は三代目の社長になりましたが、ここまで健全で、うまくいっている会社を継ぐというのは、私だったら逆にプレッシャーだろうな…。
これからも