【感想・ネタバレ】スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営のレビュー

あらすじ

熱狂的なファンのいるアウトドア用品メーカー、スノーピークの山井太社長による初の著書です。
スノーピークは世界に先駆け、SUVで自然の中に出かける「オートキャンプ」のスタイルを生んだ会社として知られます。
「自分たちが本当にほしい製品」だけを作ることで、それまでなかった「自然の中で豊かで贅沢な時間をすごすアウトドアの楽しみ方」を確立してきました。
山井社長は年間30~60泊をキャンプのテントですごし、星空の下で五感を研ぎ澄ませながら、スノーピークのビジネスモデルを磨きます。
燕三条発で世界ブランドとなった今も、キャンプ場でユーザーと焚火を囲んで語り合います。
本書はスノーピークが培ってきた開発から販売までの具体的な手法とそれを支える考え方、ブランドづくりの歩みまでを一気に公開。
「新しい会社の姿やワークスタイル」が浮かび上がります。

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Posted by ブクログ

スノーピークの会員で
プラチナ以上が6%くらいしかいないが、
売り上げの25%を担っている。
要は熱狂的なファンの存在が大きい。

どうやってファンを作ってるのか??

①2泊3日のお客さんとのキャンプを毎年6回、17年以上やってる
⇒この時点で他のお店と比べて、鈴木さんが言ってたこれの方がいい!ってなるに決まってる

②売り場には社員がメイン
⇒直接お客さんと話すところにはアルバイトよりも社員を配置するみたい

③競合がいない=ラグジュアリー
⇒ブランドができてる。市場調査もせずに自分たちが欲しいものを圧倒的なクオリティでつくるから競合がいない。これは社員が優秀なのは絶対にあって、職場環境もめちゃくちゃ良くて唯一無二だし、採用も厳しい

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2023年04月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

●組織が同じ方向を向くことの大切さを伝えてくれる一冊


・経営の真北を決める、目指す
 スノーピークらしさ、スノーピークのコミュニティ経営の真髄を知ることができる良著。尖った経営されてます。かっこいい。
会社が目指すべき方向を全員が共有できていれば、共感できる人間が集まってくる。
一方、向かうべき方向に沿わない(ブランドにぶら下がるなど)人は、去っていく。

・採用判断軸のひとつ
「アクシデントがあって、一晩空港のベンチでともにすることになって、この人と過ごすことができるか?」
⇒スキルも重要な一方、ベースになる人間性を見る。

・会社が提供しているサービス。本日は何か?
⇨アウトドアの会社ではなく、人間の本質を取り戻す会社。 

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2019年11月14日

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新しい分野を自ら切り開くパイオニア。
スペシャルティコーヒーという分野を作り上げたスターバックスに通ずるところがあるか。

確かにこうかに感じる商品もあるが、スノーピーク製品を購入したくなった。

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2016年03月16日

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ハイエンドに集中する、だから顧客の喜びに集中できる、結果ファンが増え関係が深まる。ブランドが強くなる。

いい戦略。

そしてそれを担う分野は自分と仲間がが好きなところ。

いい会社。

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2022年09月26日

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コンパスが指す北の方角。
経営のコンパス。
ミッションステートメント。

企業理念がブレない。社員全員に浸透していることが大切だと思う。迷った時の判断材料はコンパスが指す北の方角(ミッションステートメント)って中々言えないし、こういう企業は本当に凄いと思う。

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2022年01月26日

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「好きを仕事に」などのコピーは、正直捻くれた解釈をいつもしてしまう。しかし、この書籍を通して、好きなことを突き詰めるための社長の熱意・絶えない努力・試行錯誤が綴られていた。
マーケティングをしない、と言い切るほど自分たちの製品だけを見ている。クリエイティブ、ものづくりの本来あるべき姿なのではないか。
競合との差別化、そのための後付けのオリジナリティではなく、誠実な思い・熱意が込められたプロダクトはユーザーから見ても何か伝わるものがある。

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2021年10月09日

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コロナ禍のキャンプブームでスノーピークというブランドに興味を持った。
アウトドアブランドではハイブランドにあたるが、この本を読むと山井社長のブランドに対する熱意が伝わってくる。
やはりこれだけのブレないでブランド力を維持している会社は、社員教育から顧客アプローチまで、社長の熱意が浸透していないと続かないと感じるし、そこに自分のような顧客が着いてくるのだろう。

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2021年09月25日

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2014年の本なのに、コロナ禍にある2021年の現在読んでも内容が全く古くなく、学びも多いです。

ビジネス本によくある、内容を強調するための太字または色による強調や、内容をまとめたイラストがないのも良い!

会社や商品の写真などが多く、魅力がよく伝わってきます。
地方にある会社でも、魅力的であれば働きたい人も集まるんですね。
そして繰り返し出てくる「財務体質が強い」というフレーズ。無借金経営、ブランドイメージを損なう安売りをしない、など、凄い会社だなと。
現在は三代目の社長になりましたが、ここまで健全で、うまくいっている会社を継ぐというのは、私だったら逆にプレッシャーだろうな…。
これからもsnow peak社には注目していきたいと思います。

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2021年08月10日

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オートキャンプというカテゴリーを作り出し、なお提供価値を抽象化して人間性の回復と捉え、「人生に、野遊びを。」というミッションのもと、アウトドアはもちろんアーバンアウトドアという新たなカテゴリー創出をしようとしている。

傑出したブランドはやはりカテゴリー創造とそこで1番になることが大事だと思った。

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2021年05月10日

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キャンプ好きが自らが惚れ込むキャンプ道具を作り客に勧める。そして積極的に関係構築を図り店員と客、客と客のネットワークの輪を拡げていく。非常にシンプルであるが、人間の本質に焦点を当てた素晴らしい戦略。良品の価値を余す所なくユーザーに提供しファンを増やしていくというホント理想的な運営。
キャンプしないけど興味持たされる

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2020年12月06日

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情熱を持って仕事をすることの大切さを改めて気づかせてくれた。

情熱を持てることばがんばれる、そのためには好きなことをとことん突き詰めて仕事にすれば良い。
結局好きでない仕事は顧客にメンドクサイこと言われたり、売り上げが落ちたりというチャレンジングな局面を乗り切れないのではないのかな。
とても勇気がわく内容であった。

批判するとすれば彼がスタートした会社では無く後継ぎであることと、自分の仕事内容のすばらしをアピールしすぎているところであろうか。

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2020年01月22日

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ネタバレ

ちょうどスノーピークもイベントを行うキャンプ場のsweet grassに滞在する間、夜の静けさの中で読んだ本。
北を目指すコンパス、スノーピークが目指す方向性があったからいまの成長があると確信する社長。会社の存在意義をどこに見出すか、磨くべき価値観は何か、それを真剣に従業員と向き合って考えた結果とも言えるだろう。経営理念ではなく、その上段にある概念の大切さだ。

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2019年08月10日

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こちらの社長さんの考え方は、Appleとよく似ている。良いものつくりと、キャンパーみんなの幸せを一番に考えている。これこそが会社の強み

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2019年06月12日

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スノーピークの山井社長の熱意
製品にかける思い
社員の意識の高さが分かる。
ここの会社を応援したいと思うし
こんな会社に出会えて働いてる人が素敵だと思った。

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2019年03月02日

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2018年12月31日

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ユーザーを幸せにしている実感を直接持つことができるビジネスができ、社会的に意義がある
ビジネスをしている。それを社員と共有し高いモチベーションの維持につなげている。

厳しい声への対話
値上げを余儀なくされ、SNSが炎上した時も社長は意見が出尽くした後で、「選択権はユーザーにあります。消費者としての選択権を正しく行使してください」と毅然とした態度をとる

商品はすべて永久保証、メーカーであれば当然
自らもユーザーであるという立場で考えるミッションステートメントを貫く

地場産業の強さをアウトドアで世界に展開
自社ではなく、地場のモノづくりの会社に仕事をだし、最高の製品を求め、お客様に提供する

同じ担当者が企画からデザイン量産までを担当
ハイエンド商品であるため、この方法が価格帯にあった最良の開発方法


新しい価値観のある製品を作るときは、売れるまでに時間がかかる。
売れない商品も、あえて残しておく、それがヒット商品やロングセラー商品につながる

新規顧客獲得を重視


ノウハウの横展開
優秀な店長の取り組みを掘り下げていく
工夫を積み上げ仕組みまで仕上げていく

アフターサービスへのこだわり
年間6000件の修理、そのうちサービス部門に停留している時間は1日
これを0.5日まで引き上げをもくろむ

問屋取引から直接取引に転換
高い、そろっていないにこたえるための大改革

新入社員は入社前の2月に2泊3日のキャンプ研修を行い、スノーピーク流のキャンプを叩き込む

社長朝礼
2月は新しい期がスタートして1か月が過ぎた時期にあたる。
最初の1か月で何もできていなければ、その年は何もできないまま終わる可能性がある。
前年から何も変化していなければすぐに変化させる必要がある

自分が情報発信をすると必要な情報がいつか入ってくる

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2018年10月28日

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ビジネス書としては特別学びがあるというわけではないが、スノーピーカーとしては歴史、思想に触れられて大変興味深い内容だった。

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2018年01月30日

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モノづくりへのこだわりを感じられた。アウトドアが趣味でこの会社で働いている人はすごく幸せなんじゃないかと思えた。プロダクトアウトになってうまくいかない企業も多いと思うけど、ユーザーとキャンプする活動などを通してユーザー目線という大事な視点を大事にしている会社。すばらしい企業。

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2016年06月18日

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・掲げた目標以上に会社がなることはないから、経営者はできる限り高い目標を掲げた方が良い
・能力があるだけではなく、「温かい人」「いいやつ」など、周りにプラスになるような人間性がある人、というのも大事。
・経営とは「常識の集積と創造」→ セオリーは大事。

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2016年03月31日

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コミュニティやブランドづくりという観点から、とても参考になった。

逆風吹く時期は大きな苦労があっただろうが、こんな風に、こだわりや好きなことだけを追い続けることを目指した経営をする会社、カッコいいなぁ。

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2025年05月29日

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山井社長の強い拘りと思いを感じられた。ただコロナ禍でのキャンプブームが去り、大きく営業利益を落とした決算発表後に読んでしまったため悪い先入観が入ってしまい、読んだタイミングが良くなかったかもしれない。会社の向かう方向性や経営者の信念が揺るがなければ、いつか復活し、さらに良い製品を市場に届けてくれることを期待したい。

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2024年03月21日

Posted by ブクログ

スノーピーク社長山井太さんの著書

とにかく"良い意味で)こだわりが凄く強く、徹底した経営戦略で事業拡大してきてる、ことがわかる本。

何個か紹介すると、

①マーケティングはしない。
→業界のリーディングカンパニーや何かうまく行ってる会社をベンチマークにすると途端にアイデアが生まれてこなくなるという考え方。
よってマーケティングはせずに、山井さん自ら年間50回弱キャンプに行くキャンパーだからこそ、1ユーザーとして商品企画や各種販売戦略を取っている。
ここにウルトラCはない感じ。

②製品は永久保証
→①の結果、自社商品には圧倒的な自信があるため、製品は永久保証。
まさに考え方としては高い(良い)物を長く使ってもらう、ということ。
キャンプ自体がそもそも多くても週1回くらいが現実的に行ける頻度(しかもシーズン考えると冬は多くの人が行かない)なので、数年単位で使われ続ける設計(子供の成長などを織り込んで)

③値引きは一切しない
→ここもこだわりがあり自信がある商品だからこそ。
仮に売れ残り続けても廃棄するという徹底ぶり。

などなど。

学べる点としてはとにかくこだわりを持って、それを実行していくことに対する熱い想いが同社をここまで大きくできたのだなぁ、と。

3代目が色々あり再度現場に戻ってきたので、さらなる拡大に今後注目したい。

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2023年03月20日

Posted by ブクログ

アウトドア業界で破竹の勢いを見せるスノーピーク社長の本。

2台目としてオートキャンプに目をつけ、事業を拡大した立役者だが、彼は年間50日ほど実際にキャンプを行う、根っからのキャンプ好き。

社員にも徹底したキャンプ愛を求めており、「好きを仕事に」を体現している企業である。

新潟県に本社を置き、会社内でもキャンプを行えるほどの徹底ぶりはとても参考になる。

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2021年07月17日

Posted by ブクログ

新潟の燕三条から世界に通じるアウトドアブランド「スノーピーク」を育て上げた山井太社長の経営哲学が語られた一冊。オートキャンプやグランピングという新たなカルチャーを切り拓くと共に、キャンプのハイエンド市場を創り上げたパイオニアである。その一方で、スタイリッシュだがとにかく高い、信者が熱狂的で宗教っぽい、といったアンチの声も多い。アウトドア界のAppleと例えると解りやすい。本書は2014年に出版されたものだが、同年のマザーズ上場、翌年の東証一部上場を目前に控えた頃の同社の勢いや空気感を感じとることができる。

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2020年02月23日

Posted by ブクログ

スノーピークのものづくりのストーリー。燕三条での地場ならではの産業おこしのくだりは面白かった。
ただ、思ったより家族経営の会社であり、硬直化してしまうことが懸念されるなと思った。

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2018年03月12日

Posted by ブクログ

スノーピークの考え方について語られている。
アウトドアがとても好きな社長。自分たちの好きなもの、使いたいものを作っていくというコンセプト。
販売方法を直営にすることで、商品価格を大幅に下げた。
キャンプは3日目で自然のリズムになるのが感じられる。

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2018年01月23日

Posted by ブクログ

製造小売の強みを活かした経営。顧客とのタッチポイントをきちんとつくって商品開発にフィードバックする、社員は企画・開発・製造まで一人で行う、マーケティングは行わずブランドを育てる、地場産業とのコネクションを活かす、どれもこれも徹底されている。

新潟が地元なだけに、このように世界的に活躍するブランドが燕三条から生まれたのがうれしい。

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2017年08月17日

Posted by ブクログ

まぁ、どうやって経営してるかをつらつらかいてる感じです。アウトラインや体験談を元にした内容なので細かい部分での落とし込みはしていないです。
スノピは値段が高いけど、買っておくと買い直しの必要が減ったり耐久性もいいので後のことを考えて買うならコスパもいいでしょう。
キャンプが好きになると最後はペグあたりにまでこだわりはじめてしまうのだけどスノピのソリッドステークという製品はとても気に入っていて、都内だと売り切れたりしてるときがあります。

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2017年07月02日

Posted by ブクログ

誠実でやり手な経営者だと感じた。
ぶれない会社、唯一無二のブランドでカッコいい。
僕自身はスノーピークの製品はソリッドステークしか持っていないですけど…

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2016年09月21日

Posted by ブクログ

「スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営」 山井太

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永久保証、安売りナシ、熱狂的ファン。アップルも見学にくるアウトドア世界企業。カリスマ社長、初めての著書。
「BOOK」データベースより
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アウトドアに興味ありな人なら知らない人はいない、スノーピークというアウトドアブランドの社長が書いた経営本です。
他のアウトドアブランドと比較すると値段がすごく高いので、うちが持ってるのはイスとテーブルくらいですが、やっぱりスノーピーク製品はいい。椅子の座り心地とかとても良い。日常に使いたいくらい。

スノーピークのブランディングはホントすごいと思うんですよね。
カタログとか見てるだけで、「あー、キャンプっていいなぁ」とか「カッコいいなぁ」とか「この会社入りたいなー」って思ってしまう。
まぁこっちがキャンプにハマってるからっていうのもあるけど、そこまでアウトドア用品に興味あるわけでもない私が、用もないのにカタログを眺めてますからね。そのくらいカタログがステキ。

スノーピークが2014年から使っているキャッチコピーは
「人生に野遊びを」
です。

いやーこれもさ、ホント、その通りなんだよ。キャンプ行くたびに私も思う。
日本人全員に、私も言いたい。
「人生に野遊びを」だよ。
全員野遊び、足りなさ過ぎなんだよ。
だからちっちゃいことでキーキーなっちゃうんだよ。

アウトドア好きなら読んでみてもいいかも。私はこれを読んでからスノーピーク製品が気になってまたカタログを眺めました。こだわりがわかるとまたカタログみるのも面白い。
アウトドア興味なくても経営本としても面白いし、会社の制度とか人事に興味ある人にもオススメ。

わたくし的名文
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しかし 、最初のテントで分かるようにスノーピークはこうしたマーケティングを一切行ってこなかったし 、これからもそのつもりはない 。他社の製品をベンチマークして研究したところで新しい製品は生まれない以上 、スノーピークがそんなことをする必要はないからだ 。マーケットの状況から判断するのではなく 、自社のミッション ・ステートメントから考えていき 、それを具体的な戦略に落とし込む形でビジネスを展開している 。
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うーん。すごい勇気。
でもマーケティングしないからこそ貫ける意思があるというか、他と比べないならこそ飛び抜けたことができるっていうのがあるんだろうな。
ほぼ日で糸井さんとバルミューダの社長さんの対談記事を読んだけど、共通してるな、と思いました。マーケティングよりまず強い思い、みたいなの。

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ただし 、どれだけオフィス環境がよくても 、ずっと集中して働いていると 、ときには気分転換が必要になってくる 。スノ ーピ ークの場合にはオフィスから一歩踏み出せば 、自然豊かな世界が広がっているが 、私はさらに働きやすさを高めようと考えた 。その結果 、オフィスに最近 、ストレッチマシンを導入した 。社員は毎日 、勤務時間中の 3 0分間 、自分の好きな時間にマシンを使うことができる 。
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スノーピークの会社は新潟の燕三条市にあって、会社の目の前はキャンプ場です。
社員の人も頻繁にそのキャンプ場を使っていて、考えに煮詰まったら外出てキャンプしながら企画考えたり、仕事帰りにキャンプして次の日そこから出勤したり、かなり自由な働き方をしているみたい。
オフィスにはフィットネスマシンがあって、勤務時間中も30分は使っていいし、勤務時間外にいたっては完全に自由に使っていいというすごい羨ましい環境!

こういうのって、モノが置かれてるのは勿論だけど、それだけでもダメで、会社の風土もとても大事。
会社にいる誰かが「業務時間内に使うのって実際どうなの。」みたいに思う人がいて、それを少し口に出したりしてると、『やべ、マシンあるからって調子にのって使ったらアウトかも』と思う人もでてきて、マシンはあるけど実際使えない、みたいなことになりがちだと思う。

常識にとらわれない働き方を実現するには、一人一人が常識にとらわれない考え方を許容していかないといけなくて、それが全社的に周知されないと風土はかわらない。
こういうオンリーワンなモノを作る会社では特に常識に縛られてたらいいものは作れなくなるんだろうなー。
そこらへん、どうなんだろ。実際かなり活用されてるのか、そうでもないのか、知りたい。
モノづくりの会社はいい意味で非常識さに寛容でないとこれからは生き残れないのかもねー。

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それはスマ ートフォンの普及によって加速していて 、放っておくといやおうなしにバ ーチャルに依存してしまうような社会構造がある 。これに対して 、アウトドアはあくまでリアルな出来事に満ちている 。キャンプでは誰もが自然と向き合うことができる 。テントの中に寝ていると夜 、獣の声がする 。星を見たり 、焚火をしたりしながら 、自然の時間をゆったりとすごすことができる 。オ ートキャンプの場合はファミリ ー単位でそんな時間を共有できる 。
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そうなのよね。
実際に体験しないでわかった気になれることが増えてきているぶん、余計に体験してわかる素朴なことを大事にしたいな、と私も思います。
わかった気持ちになったり想像することを否定するわけではなくて、それも勿論大切だけど、実際に体験してわかることはやっぱり多いし、身になる度が違うからね。

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情報とは自分に発信力がないと受信できないものだと思っているからだ 。
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おお。これ、なんかわかる。
発信してると関係する情報がどんどん入ってくる感覚、確かにある。
読書感想文書いてたら、周囲の人も読んでる本を教えてくれるようになったりして、面白げな本の情報が入ってくる、みたいな。

人を惹きつける企業にはやっぱり共通点が多いんだな、と改めて思いました。
いいねー、スノーピーク。

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2016年09月05日

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