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◆最悪の失敗を避ける方法を学ぶ最高の1冊 ◆ 潰れる会社は驚くほど似ていて、会社が駄目になるときには、お決まりのパターンがあります。幸運なヒットで実力を過信する。リサーチが甘くて暴走を止められない。失敗を隠ぺいする。苦し紛れに打った一手が、裏目に出る ―― 倒産した有力企業18社の実例に、失敗の法則を学びます。
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Posted by ブクログ
成功した会社でも まず取り上げられている会社は、いずれも創業10年以上をほこる優良企業であり、経営している中での浮き沈みを疑似体験できる書籍でした。 先行者だから、安泰ということではない、競合を見て、戦略を選んでいくことが、事業継続に寄与する。 勉強になった箇所 ・大手 取り返せる程度の 粉飾...続きを読む であれば 企業として生き残りをかけたり 成長したりするためには やむを得ない。 これが経営者としての私も本音です ・粉飾に手を染めるのは業績不振の企業ばかりではありません。急成長中のベンチャーが投資家からのプレッシャーに耐えかねて一線を超えるケースも多くあります。 ・金融機関から業績 停滞だと警戒されたら 資金調達が困難になると見て 踏み切れなかった。ここ数年に10億円前後の在庫を常に抱えていたと言う ・一方 創業者の 山本氏 以来 シベールの経営陣は先駆者としてのブランド力を過信し 都市部の消費者の購買意欲を継続的に換気するような 策を打つことはできなかった
今が当たり前ではないと思うことは難しいのでしょう。経営に限らず「諸行無常」を理解し生きていくことが大事なのだと思います。色んな倒産事例を読むにつけ経営者の人間性が垣間見れることも面白いと思いました。生き方そのものですね。
どの企業も古くからの優良企業で、でもコロナ・震災・円安・天候不順の影響を受けて倒産してしまったそう。 もちろんそれだけで倒産するわけではなく、その前から少しずつ歪みはあったらしいです。粉飾となると話はまた違いますが、それを一時的なものと捉えるか悪化すると捉えるか、その辺りは運要素も多分にあるんだろう...続きを読むなと思いました。 最後の元経営者のコラムは、読んでて泣きそうになりました…
他人事ではない
同じく会社を潰した側の人間として身につまされる内容でした。
こういう逆転の発想的知識も必要ですね。どういう状態が会社が潰れることなのか、意外と知らない。 それから読んでいて、人にもよるけど経営者によっては粉骨砕身ソフトランディングを試みた人もいる。一概に失敗と言うのは寂寥な気がする。
粉食決算は論外にしても、早期事業拡大による資金繰り難、自転車操業などが主な要因。 そんな中、「破綻の先に夢は描ける」 この言葉の重さは江戸時代操業の企業からの発言だからの重みかもしれません。
18の倒産事例を紹介。一つ一つは短くてサッと読める。最後に出てくる事例以外は、身の丈に合っていない投資や事業規模の拡大からキャッシュフローが悪化し倒産に至る、という展開で共通するものがあると思った。最後のは、売上が右肩下がりで新規事業に打って出れなかったのが原因のようだった。
倒産する理由には大きく4つの理由があると感じました。 1.今のままでいけると過信した時 勢いに乗ってきて急成長した会社は人の成長が伴ってないことが多く、出店しすぎや取引先を拡大させすぎて資金がショートする可能性が高くなります。 2.派閥争いが激化した時 経営陣で兄弟、親子でよく衝突します。その時に決...続きを読むまって片方が会社を去っていくときが1番危険な時です。これは経営と営業がバランス良く保ててた状態でいるんだなと感じました。 3.リスク分散をしてない時 下請けはメイン取引先から切られたら他の取引先を探すことはよっぽどの奇跡がないと難しいです。 4.無駄なことに手を出した時 本書では「金融商品」に手を出した時には必ず失敗しています。投資することは大事ですし、私自身もしてるので否定はする気はないのですが、本業がキツくなって逃げるように金融派生商品に手を出したら破滅の道への片道切符です。
倒産した企業の事例を、いくつかのパターンに分類して紹介。 粉飾、大規模な設備投資など、後から振り返るとわかるのですが、当事者のときって、判断が本当に難しいです。
エンゼルホームの事例で「21年はじめに、外注先が工事を大幅に遅らせた」話、この頃もう建築部材が仕入れにくくなり始めたとかなかったんかなとか思いながら読んだ。
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