あらすじ
山形の田舎町発で、全国の大都市の百貨店の“デパ地下”に大躍進する食品メーカー、セゾンファクトリーの齋藤社長による初の著書。「想像を超えたおいしさ」は人づくりからはじまる――。本書は以下について記しています。
1 「クールなブランド」を支える「超体育会主義」の人材育成法
2 なぜ1本4000円を超えるジャムやジュースが売れるのか
3 挫折も修羅場も越えて進む「創業ストーリー」の説得力
4 グラビアを多用した誌面で熱狂、ノリを体感
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
素材の本来の良さを活かした想像を超えた商品を提供するセゾンファクトリーについて今までの道のりとこだわりや社内の施策について書いた一冊。
超体育会主義を掲げ、様々な社内イベントを実施するなか、事業では商品開発、製造、販売において妥協することなく製品を届けられている姿を本書を通じて知ることができました。
また、製品はもちろんですが、パッケージのデザインや容器であるガラス瓶までにこだわりをもっていることには非常に感嘆しました。
今ではデパ地下で確固たる地位を築いた同社ですが、創業時から現在に至るまでは紆余曲折があったことや創業時のメンバーのやんちゃさがいい意味で今に受け継がれていることも感じました。
本書では非常にグラビアも多く掲載されており、同社のある山形県の自然の素晴らしさや同社の社内の環境も感じることができ、非常にイメージが膨らみました。
本書を読んで、妥協しない商品の開発と商品を伝えるために人材教育に力を入れてこられた同社の製品、そして同社が製品を通じてこれから山形県や日本の農業に新たな付加価値をもたらしてくれるだろうと期待が膨らむ一冊だと感じました。
Posted by ブクログ
お客様が本当に美味しいと思う加工食品を生み出し、世界に通用するスーパーブランドを目指す「セゾンファクトリー」。その強さの秘密を社長自らが赤裸々に語った一冊。キーワードは『超体育会系の人材育成』。強い会社になるためには、日々の自己研鑽を絶えず重ね、チーム一丸となって勝利を目指す状態、すなわち強い体育会チームが持つような組織風土を創り上げること、と喝破する。仕事の中に遊びを見つけ、遊びの中に仕事を見つける、というスタンスは共感。何事も本気でやるから、楽しい。