吉村萬壱のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この作者の書いた文章を読んでいると、自分が一週間以上風呂に入っていないような、垢と泥で皮膚がべたべたとしていて頭からは皮脂の臭いがいるような感覚を味わうことができて、シャワーを浴びたくなる。
どの作品も面白いから皆に薦めたいけれど、村八分にあうかもしれないので職場の人とかには言えない。
表題作の『ヤイトスエッド』は、これまで読んできた吉村萬壱作品とは毛色が違って面白かった。少し、町田康を思わせる。
『B39-Ⅱ』のラストが衝撃的だったが、『ボラード病』と通じるところがある。
「坂下宙ぅ吉」を描いた作品があるそうだが、単行本は絶版になっており、文庫化もされていないとのこと。残念。