吉村萬壱のレビュー一覧

  • ハリガネムシ

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    高校の教師である慎一と、子供同然のサチコ。

    とにかく餓鬼に過ぎないサチコを成人として更正させる事と、彼女との関係の目的を定めはじめるのだが、あるとき自分が確実に墜ちていく事に気付く。

    チンピラまがいな事にまで手を染め始めて、物語は暴力と倒錯の色が次第に支配を強めて行く。

    身体の何処かで突如とムシが暴れ始める。ムシの侵入の後、常軌を逸し始め奈落へと転落して行く慎一、果たしてムシのせいか、はたまたムシの所為にして、隠しがたい自身の本性を開けっぴろげにしたのか。

    ともかく、暴力的描写は計算のなせる業ではなさそうだ。

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    2009年10月08日
  • ハリガネムシ

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    狂ってる。感情むき出しの本。
    鮮やかな黄色でシンプルなデザインの表紙に
    惹かれて手にして読んでみたが、内容はドロドロ。
    後味はよくない。むしろ悪い。

    想像の世界を現実の世界に持ち込んでしまったら
    こうなるのか。

    こういう内容でも芥川賞とれるのね。

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    2009年10月04日
  • クチュクチュバーン

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    トラウマになりかけた、ある意味ホラーとしては逸品。
    コレを読んで『純文学』の定義が分からなくなりました。

    実は母と妹は吉村萬一先生ご本人と面識アリ。
    頭のバンダナを取ると地球が爆発するんだとか。。。

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    2009年10月04日
  • ハリガネムシ

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    もう一言でいって不快で気持ち悪い。 金原ひとみのアッシュベイビーに通じるものが。 癖がありすぎて逆に凄い。

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    2009年10月04日
  • ハリガネムシ

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    えげつない描写の数々は、私が今まで
    読んだ本の中で一番かもしれません。
    マイナスのパワーをひしひしと感じます。

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    2009年10月04日
  • ハリガネムシ

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    前歯が取れ「もほもほ」と喋る風俗の女はかわいらしいんだけど、
    後半とっても痛い箇所は一度しか読めなかった。

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    2009年10月04日
  • クチュクチュバーン

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    好き嫌いがはっきり分かれそうな作品。
    これでもかってくらいバイオレンスですが、ぶっとんでるんである意味爽やか。
    宇宙の何を信じればいいのかわからなくなる、素敵なおはなし。

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    2009年10月04日
  • クチュクチュバーン

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     肯定的な意味で無茶苦茶だ。こればかりは流石に筆者の感性を疑った。表題作だけなら分かるが、同収録の2作も同じような世界で、確実に作者がどこかしらこういった世界に興味を持っていることが推測されて好感を持った。面白くはないが、なるほどと思った。

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    2009年10月04日
  • クチュクチュバーン

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    コンプレックスなんか誰も彼もが持っていて、持っていないっていう完璧な人間がいたらあっては見たいけど、そんな人とは友達になんかなってみたいと思うこともないだろう。
    この本がはたしてコンプレックスを、顕在化した全く違った現実を描いているのかはしらないけれど、
    僕にはそう見えて仕方がなかった。
    そんな風にちょっと違った目線で街を見渡してみる。
    狂っている人の姿、今の世の中がチラッと姿を見せる。
    なぜか気分が良い。

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    2009年10月04日