滑川海彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
Facebookの創業者が、これほど大きなビジョンをもっているとは考えてもみませんでした。
動機が金ではないというのは素晴らしいことですが、目の前に大金を積まれれば、誰だって気持ちが動くものです。彼は違いました。
普通私たちは、自分のプライバシーがさらされることを嫌います。しかし彼は、「多くのことを共有するほうが世界が良くなる」という考えをもっているようです。確かに、インターネットのもっている匿名性は、様々な混乱を引き起こしています。
現代社会は、今後ますます透明性が求めらるのかもしれません。最近の芸能人や政治家のスキャンダルを見ると、その可能性は大きいと言えるでしょう。そういう -
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赤貧の幼少時代をすごしたイスラエルから米国に移民してアメリカンドリームを体現しているジーン・シモンズ氏のビジネス啓蒙書。とにかく氏が勤勉な努力家で手堅くお金を大切にする姿勢には感心する。「政治的には正しくないが」と前置きしてのビジネスの心得はビジネスマンとしては綺麗ごとではなく本音全開ではあるものの至極全うなことばかり。ステージで火を噴くロッカーとの二面性には驚かされ、商売上手なユダヤ人の資質が米国流エンターティメントに上手くマッチしたのかなどとステレオタイプな反応をしてしまいましたが、ビジネスエンターテーメント書籍としては楽しく読み進めることができ、とても面白かった。
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カリフォルニア、シリコンバレーにあるシード投資集団Yコンビネーター(以下YC)。ITベンチャーに関わる人であれば一度くらいは名前を聞いた事のある有名な投資集団、その創設者は、IT業界関係者であれば名前を知らない事が恥ずかしいとも言える有名人、「ハッカーと画家」の著者ポール・グレアムだ。
そのYCだが、実態は秘密にされる事が多く、具体的にどこに投資されたのかすら明かされない場合も多かった。しかし本書では実際にYCの1スパンに密着し、多くのインタビューやミートアップへの参加により細かい描写がされ自分もそこにいるかのような臨場感に溢れる一冊となっている。既にITスタートアップに勤務しているのなら必 -
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■ジェフ・ベゾス
A.ジョブズと同じようにベゾスも現実歪曲フィールドをまとっており、思わず納得させられてしまうが、冷静に考えると得心のいかないプロパガンダを展開する。
B.クリティカルシンキングを育むには散文形式のほうがいいとベゾスは信じている。新製品ならプレスリース形式で文章を作る。つまり、その提案をどのような形で顧客に提示するのかを形にするわけだ。
C.我々はモノを売って儲けているんじゃない。買い物についてお客さんが判断するとき、その判断を助けることで儲けてるんだ。
D.賢くあるより優しくあるほうがむずかしい。
E.緊密で有機的につながる仕事ができていないから、関係者のコミュニケ -
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【本日の一冊(^O^)】
Yコンビネーター シリコンバレー 最強のスタートアップ養成スクール
これは、スタートアップを目指す方は必読ですね!
シリコンバレーの生の姿が読み取れます。
シリコンバレーが優れているところ、そのは起業家精神が他の国や地域よりも秀でているわけではなく、多くの創業者の集中だという。
「スタートアップが集積していない場所にいることは、スタートアップにとって害になる」
「他の地域では、人が大胆さに欠けるなどということではなく、手本に欠けていることが問題なのだ」
スタートアップの最終的な成功率は、0.3%くらいかもしれないと言う、創業者のグレアム氏。
ここ本を読ん -
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Dropboxがこの世に生まれることを助けたことで世界的に著名なスタートアップ・ファンド、Yコンビネーターを描いたノンフィクション。
これまであまり知られることがなかったYコンビネーターの内幕を、2011年夏期を軸にした長期取材で明らかにしている。
Yコンビネーターのメンバーの中でも、やはりポール・グレアムのキャラの強さは飛び抜けていて、読めば、ポール・グレアムのファンになること間違いなし(笑)。
2011年夏期のYコンビネーター参加スタートアップには、今をときめくCode AcademyやMongoHQ、Parseなどがあって、おぉと思わせられた。オススメ。 -
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ビジネスの本なのですが、日々の生活や、人生についても参考になる本です。
いきなり大きな一歩を踏み出すんじゃなくて、ほんの少しの一歩からでもチャレンジし、そこで得た反省から次の一歩へつないでいく、そういうことの大切さを再認識しました。
最初の挫折や失敗でやめてしまったりすることあるけど、その根本にある、人のマインドセットの違いとして、固定思考と成長思考が紹介されています。
固定思考はジョン・マッケンローのように、試合の流れが悪くなると、他責にしてしまいがちになり、自分の可能性にリミットをかけてしまう人。一方、成長思考はマイケル・ジョーダンのように、どんなにすごいプレーヤーになっても、練習を -
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ネタバレfacebook の成り立ちから破竹の勢いで成長していく過程、そしてマーク・ザッカーバーグの考えなどが見れて面白かった。前半半分は面白くてどんどん読み進めれるが、後半半分は似たような話の繰り返しで大分だれてきたので蛇足に感じた。調べた情報を全部詰め込んでいるように見えたので後半部分はもう少しコンパクトにして欲しかった。
全ページを通じて見えるザッカーバーグのお金のためにやってるんじゃないんだという姿勢、世の中をオープンにつなげるという強い信念に感銘をうけた。
その他メモ:
* 今では受け入れられている facebook の news feed 機能でさえリリース時は大反発があった。ストーカ -
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「人は見たことのないものを欲しいかどうかわからない」
スティーブ・ジョブズの言葉です。
前例のない商品を投入するとき、いくら精緻な推定を行い、数字をこねくり回したところでヒットするかどうかなんてわかりません。
そんなときどうすればいいか?
その答えの一つが本書のタイトル「小さく賭けろ」です。
小さく賭けて素早く失敗する。最近話題になっているリーンスタートアップと通じる部分があります。
本書ではコメディアンから大企業まで様々な事例が載っており、必要となるマインドセットやアクティブユーザーの重要性などにも触れています。
教育の重要性にも言及していますが、既に大人になってしまった私には読んでいてちょ