滑川海彦のレビュー一覧

  • ジェフ・ベゾス 果てなき野望 アマゾンを創った無敵の奇才経営者

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    起業家としてベゾスの凄味を感じさせられる。狂気といってもいいかもしれない。極めてビジョナリーで次から次に施策を打ち出すベゾスは、ジョブズに並ぶ一流の革新者といえよう。絶対に下では働きたくないが(笑)

    「エブリシング・ストア」を標榜しながらもドットコムバブル崩壊の傷も癒えぬままAWSやキンドルなど別基軸の戦略を展開できるベゾスの先見性(鈍感さ?)に只々驚かされる。

    「オバマの賢人」のような品格や愛情には欠けるものの、ジョブズしかりペイジ&ブリンしかりこうしたイノベーターが世の中をよくしていくのだろう。

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    2014年07月15日
  • Yコンビネーター シリコンバレー最強のスタートアップ養成スクール

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    Dropboxとairbnbを産んだスタートアップのアクセラレータとして有名なYコンビネータが、有望なチームを集めて開催する三ヶ月間の「学期」に著者が密着して取材を行ったドキュメント。著者が付いた学期からも先日Googleに買収されたTwitch.tvが出ている。

    内容は、著者が取材した学期に参加した2011年の64のスタートアップのチームが成功を求めて奮闘する様子を描いたもの。核になるようなストーリー持つ企業がいくつかできればよかったのかなとも思うし、Yコンビネータを興したポール・グレアムにフォーカスを当ててももっと面白いものにできたのかなとも思う。ただ、少し面白くなくても(これは翻訳のせ

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    2015年09月13日
  • Yコンビネーター シリコンバレー最強のスタートアップ養成スクール

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    たくさんのスタートアップ企業が登場し、その様子を窺い知ることができ、その活力によって元気がもらえる一冊。

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    2014年05月23日
  • ジェフ・ベゾス 果てなき野望 アマゾンを創った無敵の奇才経営者

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    TOP経営者の資質を述べた本ではないが、皆同様な部分が多い。質素倹約、夢を創る、妥協しない、顧客第一、セッカチ、決断力が早い、愛妻家、だろうか。他にも幾つかはあるだろうが、この条件は必須だ。(笑)

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    2014年04月29日
  • ジェフ・ベゾス 果てなき野望 アマゾンを創った無敵の奇才経営者

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    ネタバレ

    スティーブジョブスと何かと比較される理由がよくわかるくらい共通点がある二人だなと。
    スゴイけと、下では働きたくない織田信長タイプ。

    スティーブジョブスと同じ失敗を、したくないというところが印象的。現時点ではそれは失敗か?!と思うけど、ベゾスのいう長期的視点で見れば失敗と判断されるのかも。利益率を、あえて高めないという。

    顧客第一主義で競争相手に見向きもしないと聞いていたが、顧客主義はそうとしても競争相手をめったくそにする手法は相当なえげつなさだった。

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    2014年04月02日
  • ジェフ・ベゾス 果てなき野望 アマゾンを創った無敵の奇才経営者

    購入済み

    う~む、黒い。

    Amazonのタコ社長じゃなかった、カリスマCEOであるジェフ・ベゾスの評伝。

    ヘッジファンドから独立して、
    自転車操業のような黎明期からあっというまに世界市場を席捲して行くスピード感は圧巻です。
    でも、当然ながら急成長する企業にありがちなブラックぶりも余すところなく描かれています。
    ベゾスの強烈な個性についていければよし、ついて行けないものは自ら去り、無能と見なされたものは情け容赦なく切り捨てる。ワークライフバランスは禁句....
    とりあえず、働きたくない企業No.1決定です!

    市場を取りに行くときのライバル企業への攻撃もタブーなき焦土作戦のオンパレード。法務部門は大変そ

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    2014年02月28日
  • Yコンビネーター シリコンバレー最強のスタートアップ養成スクール

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    具体例がふんだんに書かれていて参考になりました!例えば、Day1からDemo Dayまでのダイナミックな日々の出来ごとや、Demo Day後の陥りやすいポイント、投資家との付き合い方等。

    以下、個人的に気になったフレーズ等のメモ
    ・5年後にこのサービスが巨大化しているとしたら、それはなぜか。
    ・その準備はいつ始めるのか。
    ・山ほどの資金があったとして、どのくらい早く成長出来るか?
    ・投資判断の基準は、「私はこの創業者の下で働きたいと思うか?」
    ・常に成長率に目を光らせる。

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    2014年01月02日
  • 小さく賭けろ! 世界を変えた人と組織の成功の秘密

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    いつまでも考えこねくり回してないでとっとと始める!
    そして失敗は新しい気付きのチャンス!どんどん失敗しよう!

    引っ込み思案な考えを勇気付けてくれる、栄養剤な一冊でした(-_-)

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    2013年12月07日
  • Yコンビネーター シリコンバレー最強のスタートアップ養成スクール

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    YC密着ドキュメンタリー作品。日々起こる細かな描写は起業プロセスにおいては法則やティップスなどないと言っているかの様。起業とはいかに無駄な事をやめ、本質的な所に集中させるかが重要であり、かつ何度もそれにチャレンジ出来る土壌あるか。作品全体に"How to"へ否定を感じる事が出来る傑作。

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    2013年10月30日
  • 小さく賭けろ! 世界を変えた人と組織の成功の秘密

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    実験する、遊ぶ、没頭する、明確化する、出直す、繰り返す.....当初のプランに従って工程管理をおこなうウォーターフォール方式に対して、プロトタイプをたたきながら開発をするアジャイル方式のメリットについて学ぶことができた。とくに事例が豊富で、ピクサーの話は興味深かった。また米軍が「ときには失敗をおかすこともクールだと教えねばならない」といっているのは驚きだ。軍隊とアジャイル思考、こんなところでも活かされているのかと驚く。

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    2013年10月05日
  • Yコンビネーター シリコンバレー最強のスタートアップ養成スクール

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    Yコンビネーターの参加者は一つの施設の中で、インキュベーション式に取り組んでいると思っていたのですが、実際は夕食会の時などにしか集合しないのは新しい発見でした。Dropbox, Airbnb, herokuなど活躍中の卒業生が他の卒業生の時価総額の大部分を占めているというのは、興味深かったです。codeacademyは利用しているので、さらに頑張って欲しいです。

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    2013年07月28日
  • Yコンビネーター シリコンバレー最強のスタートアップ養成スクール

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    面白かった。こんな商売の仕方・教え方があるんだなぁ、と。グレアムの発言・視点もスタートアップ達の考えも勉強になる。難点は、自分が年を食ったなぁ、と少し凹む点。

    。。。詳細。。。

    クラウドを活かして即座にビジネスを立ち上げられるリーンスタートアップな時代になった。そんな時代の投資・インキュベーション方法。というか、本のタイトルにある通り、起業家の学校の話。
    ソフトウェアが適用できる分野は、今や数限りなくある。ニーズは多すぎるので、ニーズのある人がサービスを作ればよい。リーンスタートアップなら小額でも商売を始められる。本当に必要かどうかは、ユーザに試させればよい。

    出版社が著者を探して本を出

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    2013年07月14日
  • 小さく賭けろ! 世界を変えた人と組織の成功の秘密

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    イノベーションの起こし方について考察した一冊。イノベーションのDNAと合わせて読むと面白い。

    「何を優れたことをするには最初に優れたアイデアが必要だ」と考え勝ちだが、成功企業の事例を見ると実はそうではない。多くのイノベーションが小さい成功から始まっていると主張する。

    小さな賭けなら、仮に失敗しても致命的な損害を被ることはない。小さな賭けを繰り返すことで、素早く数多くの試行を繰り返すことができ、そこから大きなイノベーションへと発展していく。

    大企業が巨大な構想をし、巨大な投資を行い、巨大な失敗になる、というケースは数多く見られる。実は小さな実験を繰り返していくことこそが大きな成功につながる

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    2013年06月13日
  • 小さく賭けろ! 世界を変えた人と組織の成功の秘密

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    人間は現状維持に傾く傾向があるけど挑戦していかないと、現状維持もできないよ。大きな挑戦よりかは小さな挑戦を積み上げていくほうが軌道修正できたり失敗したとき傷も小さくていいよね。
    失敗したら失敗から何を学ぶかも大事。早めに失敗すると怪我が少なくなる。
    ということかな。
    失敗学にも通じるところがあったり、面白いです。

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    2013年01月18日
  • 小さく賭けろ! 世界を変えた人と組織の成功の秘密

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    従業員の業績評価にあたって、彼らがどんな成功を収めたかというよりも、どんな失敗をしたか、そして、その失敗からどんなことを学んだかを話すように仕向けた。 p107

    「ノー」というかわりに例えばこんなことを言って出発点を築きあげる。「ウッディの目が気に入った。それから、もし彼の目を左に寄せたらどうなるだろう。」p118

    「プライジング」:アイデアを考えるときに批判的な言葉は使わない。

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    2012年09月13日
  • 小さく賭けろ! 世界を変えた人と組織の成功の秘密

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    すごく合理的な考え方である

    と、本書を読んでそう思ってしまいました。
    タイトルのとおり、「小さく賭ける」。

    少額で投資してみて、GO or STOP

    少しの投資額で、このままいけそうなら、より大きく投資してみて、戦ってみる。ダメなら撤退または方向転換。

    この考え方って、今の変化の大きい市場に対してのアプローチとしていいかもって思ってしまいます。
    アジャイル開発のベースと同じものですが、こう考えるとアジャイルの思考は悪くないと思うのです。

    本書では、ピクサーやグーグルなどの実際の小さく賭けるエピソードを通して実感できます。読み物として面白いです。ピクサーの「ファインディング・ニモ」など

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    2012年07月14日
  • 小さく賭けろ! 世界を変えた人と組織の成功の秘密

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    この書籍の肝は「小さな賭けの原則」に言い尽くされています。
    後は、企業とかの事例がたくさん挙がっています。興味があれば、読んでみるのもおもしろいです。「アフガン地域の安定化を担当した将官の話」は、おもしろかったです。

    企業を考えている人は、「小さな賭けの原則」に異論を唱える人は少ないと思います。サラリーマンが、企業を考えるときにも、「小さな賭をする」は重要な要素と思います。

    さあ、頑張ろう!

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    書籍メモ

    ほとんどの成功した起業家は素晴らしいアイディアを発見してから起業したわけではない。

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    2012年07月08日
  • 小さく賭けろ! 世界を変えた人と組織の成功の秘密

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    伝説的なジョブスの第二幕。
    ピクサーをアニメーション会社として軌道に乗せたことは
    多くの人が知っている。
    だが、それがもともとハードの会社でアニメを作る予定はなく
    きっかけとなったアニメはハードを売るためのものであったと
    それを知る人は少ないと思う。

    「成功」というものを、想定したとおりの結果が出るとすると
    ピクサーは失敗だったのかもしれない。
    ただ、ビジネスとしての成果が出ていることを成功とすると
    これは大きな成功だった。

    そのためにも、スモールスタート。試してみること。
    この重要性を説いている1冊。

    いくつかの事例を用いていても
    結論に至る経緯が同じようなので多少飽きを感じる部分もあ

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    2012年07月04日
  • 小さく賭けろ! 世界を変えた人と組織の成功の秘密

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    世界を変えた人と組織の成功の秘密を「みんな小さく儲けて、素早い失敗、素早い学習を繰り返していた!」と分析。マインドセットを「固定的」「成長志向」と対比させ、分析している点も面白い。
    ●固定的なマインドセットを取りがちな人々→知能や才能は生まれながら決まっている、いわば石に刻まれたようなものだと信じる傾向がある。
    ●成長志向のマインドセットの人々→知性や能力は努力によって伸びると信じ、失敗や挫折を成長のための機会と考える。
    成長志向のマインドセットを身に着けたいものですね。

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    2012年06月20日
  • 小さく賭けろ! 世界を変えた人と組織の成功の秘密

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    ネタバレ

    日経BPさんのスタートアップ3部作で、「リーン・スタートアップ」に次ぐ、第2弾。

    ・イノベーターは2種で、概念的イノベーターと実験的イノベーター。後者はやり方次第では、誰でもなることが可能。
    ・「小さな賭け」の原則
     1:実験する、2:遊ぶ、3:没頭する、4:明確化する、5:出直す、6:繰り返す
    ・予測しようとする試みる事柄の多くは、本質的に予測不可能で、変化が常態化している。
    ・不確実性の中で、目標を見出し創造的に活動出来るためには、「小さく賭ける」実験的アプローチが必要。

    そんな内容で序章が始まります。

    当初、「リーン・スタートアップ」の影響なのか、もう少し実践手法に関しての解説が中

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    2012年05月23日