夏井いつきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「ことはじめ」よりも実際に作りたいと思っている人向けに書いてある。
流れがわかりやすく、俳号をつけてから型で俳句を作っていくのだけど、これがものすごく簡単で、俳句初心者が抵抗なく作っていけるものになっている。
夏井先生の講座を受けているような感覚で読める。
とにかくたくさん詠むこと。
実際に作り始めると、俳句を作っていた以前とは、自分の日常との向き合い方が変わったような気がする。
気だるい朝すらも俳句の題材となり、心の特効薬的な役割を果たしている。
初心者あるあるな失敗からもたくさんのことが学べ、自分の俳句の点検にも応用できる。
なるほど、だからこれがダメなんだなぁと納得できる。
そしてさらにステップアップしたい人向けのステージも紹介されていて至れり尽くせりであった。
俳句を作る視点で理解できると、これまでの俳句作品の楽しみ方も理解できる。
新しい世界が広がっていく楽しみができた。 -
Posted by ブクログ
①季語の六角成分図②似て非なる季語たち③音で楽しむ季語④添削道場⑤類想を超える秘策の5章からなる季語の解説本といっていいかな。
季語の六角成分図というのは、視覚、嗅覚、聴覚、触覚、味覚、連想力の6つの成分で季語を分析して、六角形の図形で表そうというもの。よくスポーツのチームなんかを評価するときにこういうのを使うよね。
似て非なる季語というのは、例えば「陽炎」と「逃水」、「草の芽」と「ものの芽」などのように似た季語を六角成分図や例句をもとに徹底検証するというもの。
どの章も、季語が持っている伝統の奥深さ、イメージ力というものを気づかせてくれて面白かった。例句がたくさんあって、詳しく解説してくれるのもよかった。
季語というものを知って、それを手掛かりに実際の自然や事象に直接向かい合って、しみじみと感じてみたい。