【感想・ネタバレ】パパイアから人生のレビュー

あらすじ

大人気番組『プレバト!!』でお馴染みの俳人・夏井いつきさんが綴った、愉快痛快にして心に沁みる最新エッセイ集!

夏井さんは本書について「あとがき」でこう綴っています。
≪「日常のどうでもいいようなこと、三日もたてば忘れてしまうようなことを、ヘラヘラ綴っていく」という臍曲がりな己のコンセプトで書き始めた。/が、考えてみると、「日常のどうでもいいようなこと」とか「三日もたてば忘れてしまうようなこと」は、当に「俳句のタネ」というべきもの。期せずして、俳句のアンテナと、『パパイアから人生』連載のアンテナは全く同じ種類のものであった≫

夏井さんが全国各地で行う句会ライブや俳句甲子園で出会った人たちとの交流や心動かされた出来事から、はたまた家族との日常のよしなしごと、大切な人との別れまで、時にユーモアたっぷりに、時には痛切な思いをまっすぐに、俳句とともに、変幻自在に綴ったエッセイをたっぷり109編収録。

前著『瓢箪から人生』以上に、自作の俳句をはじめ、佳句、笑句も多数紹介していますので、気がついたら俳句が作りたくなっていること請け合いです。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

プレバトの夏井いつきさんの的確で説得力ある添削が好きです。週刊誌に連載されていたエッセイをまとめた2冊目の本。俳句を交えながらの日常の出来事を飄々と綴ったエッセイは、ところどころでふき出してしまうほど楽しませてもらいました。俳句の漢字が難しく、読めない字がたくさんありました。もっと勉強せよと宿題を出されたような気分です。

0
2025年07月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

俳句とは奥が深いなと思った。
今まで難しい言葉や昔の言葉を使い堅い印象だったけど、この本を読んで考え方が変わった。
「俳句の種蒔き」を続けている限り、これからも色んな場所から芽が出るに違いない。

俳句は、子供たちの言葉を育てる力を持っている。言葉には、心を育てる力がある。
荒れていく言葉は、心の荒野をさらに空虚にする。言葉と心が育ちきらない子供が増えている現状。その子供たちが大人となり、未発達の言葉と心をもって子育てを始める近未来。
俳句の種を蒔く活動は、百年をかけて豊かな言葉の森を造っていく志でもあるのだ。

俳句は自分のために作るものだ。そこに人生の豊かさがあり、心の実りがある。

昨今は生成AIの存在が色んな所で目にするが、例え生成AIが上手な句を作れたとしてもそれはちょっと違うように思う。
それは自分のために自分の力で自分を表現する。こんな楽しい事を生成AIにやらせるなんて勿体無いといつき先生は言っている。

それは愛鳥家の皆さんからすると鳥の名が瞬時に分かる双眼鏡は便利な物ではあるが、楽しいかと言われれば「否」かもしれない。双眼鏡の中の鳥を調べ、一つ一つ覚えていく行為こそが「楽しい」し、そこに愛鳥家の「愛」があるのだろうとも言っていて深く納得した。

0
2025年12月07日

「ノンフィクション」ランキング