夏井いつきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
松山出身なので、今や故郷を代表する名士となった夏井いつきさんの書かれた本は関心が向いてしまう。(プレバトもいつしか毎週見るようになってるし笑)
今回は奥田瑛二との対談。奥田瑛二という人、ダンディさを全面に出してケレン味たっぷり、私の苦手とするタイプなのだが、意外や意外、俳句になかなかどうして造詣が深い。夏井さんと対等に渡り合っているのに驚いた。
でもまあ、子規の俳句が二人の間にあるからこそかもしれない。
改めて子規の句を読んだが、やっぱりよいですね。
俳句、やってみたいといつも思う。
夏井さんが俳句をハリーポッターの少しだけ動く絵に例えていたのが、俳句というものの捉え方としてなるほどと思っ -
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正岡子規の俳句をひねったギャ句゛の句集。
音を近いものに変換し、意味は遠いものになるほどギャ句゛の評価は高くなる。
子規と言えば、横顔の白黒写真と病に臥したこと、「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」くらいしか覚えていなかったが、たった17文字で情景や心の動き、光の差し込みや匂い、音が想像できるような素敵な句と出会うことができた。
日本人で良かったと思える瞬間。
僭越ながらいくつかご紹介!
「水底に魚の影さす春日哉」P96
ギャ句゛は「水底に人の影さす火サス哉 バロンyou」
「世の中の人や案山子の出來不出來」P201
「草の花練兵場は荒れにけり」P214
ギャ句゛は「草の花新 -
Posted by ブクログ
解説の方が書いているように、雑学の本のように楽しく読めました。いくつか気になる箇所があり、そういうのが許せない性分なので、評価も低くなりました。まず、百科事典を足置きにしてるところ。テレビで拝見するお着物姿とのギャップが大きすぎます。書物は踏んではならない、との教えが体に染み付いている自分には許容し難い。あと、ますのすけ。文庫化の時に見直せば良かったのに。マスノスケはキングサーモンの標準和名で、坂東太郎とかとは意味合いが違います。そして、文中で標準和名と学名を混同しているようで、最初にきちんと調べて頂きたい。気付いてない所でも誤った記述があるかも知れない、と思うと非常に残念です。