あらすじ
『夏井いつきの世界一わかりやすい俳句の授業』待望の続編は、世界一わかりやすい俳句鑑賞の授業」です。俳句は、「俳句を作る」力だけではなく、「俳句を読み解く」力をつけることが、上達の2大ポイントだと夏井先生は言います。「俳句を読み解く」ことは「鑑賞」といって、俳句を様々な角度から味わっていく作業です。他の人の俳句を読み解くことが、俳句の型や言葉の使い方、文法など、自分が俳句を作るときの技や知識を増やすことにつながっていきます。名句を解釈してから鑑賞する方法で、季語の豊かさ、助詞や助動詞の働き、「句またがり」、自由律、対比、俳人の人生を知る鑑賞法など、基礎から丁寧に学びます。前作で好評だった、小学生からシニアまで、どんな人でもすぐに一句できる「尻から俳句」や「十二音日記」のおさらいも掲載しています。
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Posted by ブクログ
俳句初心者にわかりやすいし、どんどん俳句を親しむ気持ちが湧いてくる。YOUTUBEもプレバトも見ながら、どんどんハマっていこう!
『なり』についてもっと知りたいと思って、古語辞典を探したら、家にないことに大ショック…
Posted by ブクログ
俳句を作る上で悩む助詞、助動詞の使い方。有名な俳句を使って違いを解説してくれるので、かなりわかりやすい。また、どのような視点で俳句を鑑賞していけばいいのかも分かる。これで「才能アリ」を見極められるようになるかも⁈
Posted by ブクログ
句を読むということを通して、俳句作りも上達する!というお話。
私も国語の先生として、俳句を読ませることがあります。そんなときに参考になる本はないかなぁと探してみますが、作品として鑑賞する目的の本はあまり見つからず…そもそも俳句関連の本が本屋に少なく…という状況だったので、こんな本が読みたかったんだよなぁとありがたく思いました。
特に興味深いのは、助詞の話。
十七音の制約がある俳句だからこそ、助詞一つでこんなに印象が変わるんだなと感動しました。
解釈から鑑賞というのもわかりやすい。
作る楽しみと、読み楽しみを教えられました。
夏井先生の本はいつもわかりやすく、すぐに試したくなることばかり書いてあります。
この本も例に漏れず、俳句を読みたい、覚えたいという気持ちにさせてくれました。