夏井いつきのレビュー一覧
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俳句と短歌の違いを知りたかったので読みました。
俳句は型のとおりに作ると誰にでもできるものだとわかりました。
私は短歌を始めてしまったけど、短歌の型が書いてある本は今のところ見つからないです。
(知っている方がいらしたら教えてほしいです)
あー俳句やっとけばよかったかなあ…とちょっと思いましたが、今、世の中は短歌ブーム。
短歌の本をもっと読んで勉強しなきゃと思いました。
俳句に必要なもの
・ペン
・メモ用紙
・俳号
俳句には二つの技がある
①観察力
➁根気
③描写力が必要
・季語のことだけで俳句を作ることを
「一物仕立て」
・季語以外の要素も入れて作ることを
「取り合わせ」といいます
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夏井いつき(なつい いつき)
1957年、愛媛県生まれ。8年間の中学校国語教諭経験を経て俳人に転身。俳句集団「いつき組」組長。創作執筆に加え、句会ライブなど「俳句のタネまき」活動を積極的に行なう。また、全国高等学校俳句選手権大会「俳句甲子園」の創設に関わる。「プレバト!!」(MBS/TBS系)をはじめ、テレビ・ラジオ・雑誌・新聞・webなどの各メディアで活躍。2015年から俳都松山大使を務める。
瓢箪から人生
by 夏井いつき
いや、そもそも「花鳥風月」の意味するものとはなんでしょうか。 考えたことがありますか。
喉頭癌で闘病中だった句友鯛飯さんの訃報だ。調律師であった鯛 -
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プレバトの俳句の先生、夏井いつきさんの新書、
ということで飛びついた。
俳優の奥田瑛二との共著?
プレバトのように、奥田の俳句を樹さんが添削するのかな、
と読み始めると、全然違った。
タイトルにあるように、正岡子規の俳句、それも艶俳句、
つまり、遊里、遊女を詠んだ俳句について、3回にわたって対談をしている。
第一夜はプレバトが頭に合ってなんとなくなじめなかった。
が、二夜、三夜と読み進めるにつれて、
正岡子規の俳句の力も相まって、引き込まれた。
いやそれ以上に奥田の観察眼かな。
彼は俳優としてではなく、映画監督として、
子規の俳句を映像化していた。
彼が好む子規の句を、彼の解説を通してみる -
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ネタバレ「プレバト!!」は毎週視聴し、夏井いつきさんの書籍も何冊か読んでいます。
季語とともに季節をたどり、俳句を鑑賞する本書。あらためて、四季というもののうつろい、日常の発見について考えました。
私たちは我儘なもので、夏の盛りにはさっさと涼しくなってほしいなあと思い、寒くなったとたんに頼むから早く春がきてほしいと願ってしまいます。つねにないものねだりをしているようで、もったいないことをしているのかもしれません。今日の風、今日の花、今日の自分自身を観察し、鑑賞することがよい俳句を切り出すきっかけを生むのだと感じました。
また、夏井先生の鑑賞の手際、筋道などが垣間見え、今後自力で俳句を鑑賞する際の手助 -
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俳人の夏井いつき先生と、実の妹であるローゼン千津さんの本、第二弾。
この、パンデミックのご時世であり、夏井先生の夫・加根兼光(かね けんこう)さんも交えての、Zoomでの対談となった。
兼光さんはほとんどの場面、黙って見守り(口を出す隙がないとも言う)、なにか訊かれれば即座に回答し、ぱっと資料を取り出すという、完璧なサポートぶりである。
あまり食べ物に興味がない、と冒頭から書いている夏井先生に対し、千津さんの食べ物に対する情熱と知識量、経験値はものすごい。
語彙力表現力、ユーモア力も半端なく、ややもすると、千津さんが滔々と語り、夏井先生が合いの手を入れる、みたいな流れになっている。
食べ物