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夏井いつき(なつい いつき)
1957年、愛媛県生まれ。8年間の中学校国語教諭経験を経て俳人に転身。俳句集団「いつき組」組長。創作執筆に加え、句会ライブなど「俳句のタネまき」活動を積極的に行なう。また、全国高等学校俳句選手権大会「俳句甲子園」の創設に関わる。「プレバト!!」(MBS/TBS系)をはじめ、テレビ・ラジオ・雑誌・新聞・webなどの各メディアで活躍。2015年から俳都松山大使を務める。
瓢箪から人生
by 夏井いつき
いや、そもそも「花鳥風月」の意味するものとはなんでしょうか。 考えたことがありますか。
喉頭癌で闘病中だった句友鯛飯さんの訃報だ。調律師であった鯛飯さんは、バードウォッチングの楽しさを教えてくれた句友でもある。俳句と音楽と鳥を愛した男は、正義の人でもあった。「組長、ここは 挫けるとこやないから」と、私は何度も何度も励まされた。美しいものを美しいと讃え、正しいものを正しいと明言する。敬愛してきた句友の死が、ズシリと堪えた。
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夏井いつき先生の凛とした雰囲気と愛嬌がめいっぱい感じられるエッセイ。先生のやさしい俳句も身に染みる。
文体はどこか芸人さんが書くエッセイみたいだと思った。多分、不必要な部分はそいであるのに、情感を得るのに十分必要な分だけある口語体から感じるのだと思う。「結婚」にまつわる様々なエピソードが良かった。
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人生とは、はひふへほ~んとに、と、深い深い物語であることよ。何年ぶりに深夜まで読んでしまったのか。まあ自分が知らない人々が沢山登場されてきて、夏井いつきさんの前に不思議と寄って酔って来られるのですよね。夢枕獏さんの「仰天俳句噺」に夏井いつきさんとのことが書かれていましたが、不思議に寄せられて来るものなのでしょうかね。まあ瓢箪から駒の人生なのでしょうか。いい本に出会いました。
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プレパトで有名な夏井先生のエッセイ。
俳句の裾野を広げようとする奮闘ぶり、一期一会の出会いが取り持つ不思議な縁を大切に人生を切り開いている。
いやぁ!電車の中で人目も憚らず、泪してしまうほど濃いエピソードが盛りだくさん。いっそ「いつき組」に入ろうかな。そう思えるほど素敵なエッセイだった。
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今勢いのある夏井いつき先生の人生記。とても興味深く読んだ。
俳句に魅せられ、草の根の活動をして生きてきた人。心の複雑骨折を繰り返しながら、自然治癒力を身につけて行くのが、人生というものなのかもしれない。この文章は奥が深い。
掲載されている子どもの俳句も凄い。
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読んでいて元気が出たり、毎日が違った景色に見えてくる本は5つ星をつけることにしている。
最初、テレビで見る夏井さんにきては硬い書き方?と思ったが、すぐにいつもの夏井さんの勢い。
俳句甲子園の現場でお話ししてるのを身近に見たことがあるが、ホッントウに、この人、愛があるのだ。
じわーっとこころがあっかくなって、なんかいい人に自分もなるのだなあ。すごい人だと思う。
この本を読んでいる間、私はとってもいい人になれた。機嫌良くもなれた。この気分を続けていけたらなと思う。
人には、「親切」でいることだなと思う。
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句集を読むにはまだまだと思ったのでエッセイを読んでみた
ラジオに寄せられた子供の何気ないひと言の句が全部素敵だった ほかの俳句もみんな良いし家族の話でホロリとさせられて読んでよかった
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俳句番組でお馴染みの夏井先生。
俳句の種をまく活動をされているのは知っていたけれど、思った以上にエネルギッシュで驚く。本当に俳句に人生を捧げているのだなぁ。ご本人は「捧げている」と思っていないのかもしれないけれど。これだけ打ち込めるというのはすごいと思う。
番組からもうかがえるきっぷの良さ、回転の良さ、歯に衣着せぬ感じが文章からも伝わってきて楽しくなる。
かと思うと、ご両親のことなどのところではぐっときたり…
これからも元気に活動を続けていって欲しい。
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TV番組のプレバトの俳句の先生、夏井氏の俳句にまつわるエッセイ。17音を生業にしているだけに言葉に無駄がない、しかもその奥に背景をも描いている。取り上げられた俳句に涙した章もある。
俳句だけではなく、ヒトとしての重さも感じた。
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全国各地の句会ライブ、ラジオ「一句一遊」、TV「プレバト」等々、30年に及ぶ種蒔き活動の末に今まさに芽吹いて結実している絶頂期にある俳人のざっくばらんな語り口による振り返り記。亡き父親や廃墟になった実家のことまで包み隠さず書き綴る著者だが、「俳句甲子園」のことだけはいわれなき誹謗中傷を受けたことを繰り返すだけで内実を語ることがないのはよほどのことがあったのだろうか。
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プレバトでおなじみの俳句の先生です。ちゃんと見た事ないのに姿も声も知っているってすごい浸透度ですね。
ちょっと内輪ネタ的なところもありますが、俳句の裾野を広げようと奮闘してきた人なんですね。それは本当にすごい。
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プレバトで見てるまんまに切れ味最高。
面白いねいつきさん。
そして俳句にとって、何と大きな存在なんだろう。
ずいぶん前だけれど、私の投句に対しペンネームの読み方を聞いて下さったことが嬉しかったです。