倉本聰のレビュー一覧
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ドラマをリアルタイムで観ていた人にとっては
涙が止まらない一冊です。
当時、ほとんど一回しか観ていないはずなのに
なぜあんなに鮮明に色々なシーンを思い浮かべ
ることができるのでしょうか。
同じ時代を生きることができた人は本当に幸せ
であったと思います。
本当に本当に黒板家が隣人や、親戚のように...続きを読むPosted by ブクログ -
ドラマを見ていた頃にタイムスリップ。私以上に一生懸命見ていた母の姿が浮かんできました。
倉本聡さんが対談番組でご自身の少年時代の経験がこの作品を書かせた、父親は最高のものをくれたと言われていました。経済的には恵まれなかったけど、お金では買えない宝物をくれたとも。親子関係とはそういうものかもしれません...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルから名言集を想像していたが違っていた。どちらかと言えば名場面集。
読み込む前にパラパラめくってみたが、巻頭と巻末に編者の解説がある以外、本編はスカスカな印象を受けた。
ひたすらセリフのやり取りだけで、シーンが変わるところで2行程度の注釈が入るだけ。
それがずっと続く。
ただ、その間が良いんだ...続きを読むPosted by ブクログ -
純の性の目覚め、こごみにシュウちゃん、その他アレやこれやと五郎さん独走の下ネタ満載、暴力に小学生の五郎さんが中畑さんとみずえちゃん捕まえてがお医者さんごっこにと、さらにはインタビュアーは東大出て大新聞社に勤めるも女性問題でやらかして富良野に飛ばされた設定笑笑。昭和の価値観満載。最初吐き気がしたけど、...続きを読むPosted by ブクログ
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北の国からを全部見た訳では無い。
大学の授業で所々見ただけ。
それでも、北の国からを見て良かったと思えたし、
そのおかげで考え方の幅も広がった気がする。
この本に載っていない場面もあるし言葉や表情、音楽など全てがあるわけじゃないけど、文字で伝わることも確実にある。
1番お気に入りは「石鹸で落ち...続きを読むPosted by ブクログ -
わたしが純と歳が近いせいか、どうしてもこどもの想いで当時の映像は観ていました。この本はわたしが親になったせいか、はじめて父親の五郎の立場で考えることができました。
一番印象的だったのは、純が東京でだれかに危害を与えてしまったことを五郎に伝えるシーン。泥の付いたお札は五郎の血と汗と涙の結晶であり、そん...続きを読むPosted by ブクログ