脚本力

脚本力

982円 (税込)

4pt

3.9

ドラマ史に残る名作『前略おふくろ様』『北の国から』から、老人のリアルを描く新たな挑戦で大ヒットとなった『やすらぎの郷』まで、倉本聰はなぜ60年にわたり、第一線で書き続けられるのか。「構成はおもてなし精神で」「台詞は論理的であってはいけない」「ピカッと光る『へそ』を必ず入れる」「物書きに必要なのは発信力より受信力」――未発表新作『火曜日のオペラ』の企画書から完成台本までの創作過程とともに、名作を生む「手の内」をすべて明かす。87歳の今なお毎日原稿用紙に向かう巨匠の、創造力の源泉に迫る一冊。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

脚本力 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     倉本聰の脚本の魅力はどこにあるのか、その創作の原点が明らかにされる。本書において、倉本聰は「書くというより、創るということをしている」と述べており、ニンゲンは自らのドラマを創り出していると言える。

     「創るということは遊ぶことであり、創るということは狂うことであり、創るということは生きることであ

    0
    2025年03月22日

    Posted by ブクログ

    『北の国から』の倉本聰さんの脚本力
    一人一人の登場人物の生い立ち、人間関係、住んでいたところまで細かく設定する。だからこそ、登場人物同士が繋がったり、化学反応が起きたりする。
    大きな樹木のねっこの部分が、登場人物だという。
    登場人物の血液型や親子、兄弟関係、通っていた学校や近くのスーパーまで想像上で

    0
    2024年04月04日

    Posted by ブクログ

    ■ Before(本の選定理由)
    倉本聰の仕事術、みたいなものだろうか。
    脚本家という役割も気になる。

    ■ 気づき
    脚本と脚色は全く違う、という言葉に心から共感。ゼロからキャラクターの個人年表・場合によっては家系図まで作成しているのだから、そう思うのも当然。

    ■ Todo
    仕事の進め方として、大

    0
    2023年08月06日

    Posted by ブクログ

    具体的な創作論。
    インプットの重要性や
    構成を観光案内に例えている下りが
    面白い。
    新作脚本は、正直、そんなに
    面白いとは思わなかったが、80過ぎて
    ネット社会や世界的な感染症の
    リアリティに追いついているのは
    すごいと思った。

    0
    2022年11月20日

    Posted by ブクログ

    ワンシーンにしか登場しない人物にもちゃんと背景や歴史を持たせるからこそ、倉本さんのドラマは温かいのだと思われ…。だから、どの作品も何度も見てしまう訳で…。

    0
    2024年01月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『北の国から』などで知られる名脚本家、倉本聰のシナリオ執筆のプロセスがプロットから完成稿まで記されている。

    自分も脚本を書いており、書くたびにシナリオ制作の一連の流れに躓くことが多いので勉強になった。
    キャラクターのバックグラウンドを住んでる町や、そこでの生活まで考えるというやり方は岸川真の『だれ

    0
    2022年12月12日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    倉本聰の創作思想や哲学を新作の創作過程をとおして、碓井が聞き手となり明らかにしていく。本書のための新作「火曜日のオペラ」の企画書、全7話のあらすじ、第一話のシナリオが読める。また、随所に過去作品の創作エピソードもあり倉本聰ファンなら楽しめる一冊。

    以下、ネタバレ。お気に入りの箇所。

    「相手が女優

    0
    2024年06月08日

脚本力 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

幻冬舎新書 の最新刊

無料で読める 雑学・エンタメ

雑学・エンタメ ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す