小倉広のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
見開きの前側にアドラーやアドラーの高弟による言葉を提示し,後側にはその言葉に対する解説者による見解,考察を記した本。
このような記述方式のため,実質的な内容はページ数の半分程度と考えても良いと思う。
アドラー自身の考えがどうだったのかは,完全には知ることができないので,さて置くとしても,少なくともアドラーの信奉者である解説者の言葉は少々極端なところが多いので,あまり鵜呑みにし過ぎない方が良いのかもしれないなと感じさせる。
たとえば「目的論」について,フロイトによる「原因論」を否定し,もはや過去の遺物となったとまで記しているが,少なくとも現在の精神医学においては「原因」が完全に否定されてい -
Posted by ブクログ
読みやすい。名言があって、説明がある形式になっている。
だからか、あまりまとまって頭には入ってこなかった。ゆっくり読むことが必要な作品だと思います。
◎アルフレッド・アドラーはフロイトやユングとも並び称される心理学の巨人でありながら、日本での知名度は低い。しかしながら『7つの習慣』や『人を動かす』をはじめコーチングやNLPの源流でもあり、いわば「自己啓発の父」とも呼べる存在だ。
◎本書はそんなアドラー心理学を「超訳」し、名言集としてまとめ、わかりやすく具体的な例とともに解説する。
【アルフレッド・アドラー(Alfred Adler)とは?】
1870年オーストリア出身の精神科医、心理学 -
Posted by ブクログ
著者の経験より「30代で変えるべき考え方」が書かれている。
個人的に心に刺った言葉は下記。
・他人の為は自分のため
→情けをかけた瞬間にらかけた分の何倍ものことが瞬時にかえってくる
→「他人のため」へと思考と行動を変換
・期待を超える
→相手の期待値をはるかに超えるレベルで裏切る
・緊急でない重要事項で人生が変わる
→これをどれだけやったかで人生が決まる
→将来への投資活動や、問題を未然に防ぐ予防
→学習、自己啓発、運動、戦略立案や共有
→永遠にゆとりある理想の毎日はこない
・ウルトラCはない
→小さな積み重ねが大きな力に
・上司のせいにしない
→成長したければ