あらすじ
人生の課題は、すべて対人関係の課題である――。
こう語ったアルフレッド・アドラーの心理学を、ビジネスでのコミュニケーションに応用する手法をわかりやすく、具体的に解説します。
どうすれば、上司、同僚、部下と良好な人間関係を築き、仕事の成果を継続して高めていくことができるのか。
そのキーワードは「距離感」。アドラー心理学を長年研究し、日々の仕事に生かす道を模索してきた筆者は、
「近づきすぎず、遠ざけすぎない」「押しつけず、遠慮しない」コミュニケーションこそが、理想の関係を創り出すと説きます。
悩みを抱える多くのビジネスパーソンに読んでいただきたい1冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
勝ち負けや優劣に拘る縦のコミュニケーションを取り入れると間違いなく人間関係を損ねます。相手の学歴や職歴が優れていようが、劣っていようが、それとは無条件で相手を受け入れ、相手を篩に掛けず、横のコミュニケーションをとっていくことが大事なんだと勉強になりました。
吸血鬼ではなく、献血家になれ。のセリフは感動。
Posted by ブクログ
職場の人間関係を改善していくにあたり、
とても勇気をもらえた!
・今まで自分に染み込んでいた上下優劣の考えを変える
・自分は不完全な人間であると許し受け入れる。→他人も受け入れられるようになる
・自分の課題なのか、相手の課題なのかを考える。相手の課題には土足で踏み込まない。
・行為と人格は別物。行為を指摘しても人格は否定しない。
今日この瞬間から、他人とのコミュニケーションの意識を変えていきたいと思いました。
Posted by ブクログ
やらせて頂く幸せを感じながら、生活していきたい。
ついつい、やらされてると思ってしまうから。
自分の課題と相手の課題を分けることも気を付けたい。
Posted by ブクログ
結構具体的なので、仕事の場で使うイメージがつけやすいです。
「DESC 法」は無意識でやっている部分がありましたが、知識として見える化されたので良かった。他にも意識しておくと良さそうな内容は多々。
Posted by ブクログ
謙虚に、ってのがまじ体得できてないが故に大変想像しづらい部分もあったけど、晴れて昇進、リーダーになった自分にとってやってみようと思えるものが色々あった、テクニカルすぎるな、と思うところもあったけどね。もっと拳で勝負的な気持ちだな、私は。
Posted by ブクログ
ざっと見た感じ、吸収しやすそうなシンプル感。買ってアンダーラインとかしながら読んでもいいかも。
→買って読んでみた。
シンプルでスルスル読めるのはいいことだけど、大事なことが沢山あったのに残らない感じがした。
買ったので、また折に触れ開いてみると評価がいい方に変わる気がする。
・課題の分離 ・客観と主観双方を述べる方法 ・士気の高いチームを導く先輩の話 が残った。
また読もう。
Posted by ブクログ
普段、職場でああしなきゃ、こうしなきゃと頭で思っていたり、反省していたりしていたことを体系的に整理してくてている一冊。頭の整理がつきました。
一方で、距離感の大切さを強調されてましたが、なかなかこの距離感を保つアプローチは、わたしにはできそうもありません。昭和の人間なんですかね⁈
Posted by ブクログ
「本書は良好なコミュニケーションの鍵は「距離感」である、と定義しています。その論理的な背景にあるのが「課題の分離」です。」のくだりから入る第1章1⃣が最も感銘を受けた。
○背負わない、気にかけない
叱った後輩が落ち込むことは、後輩の課題。後輩が落ち込んでいることを「背負う」のは、課題の分離ができていないことになる。言い方がキツ過ぎたと思うなら、そこを改めるのが適切な対応。
課題の分離が重要と分かっていながらも、確かにこういうケースで実践できているか、怪しい部分があると感じた。