小倉広のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書が紹介するのは『カウンセリング型コミュニケーション』、会社員が職場で使いこなすように簡便に組み合わせなオリジナル技法となる。
難しいこの本。漫画でわかりやすいが、理論出されると理解してるのかどうか、どこが重要なのかわからなくなる。個人的に一番致命的なのは漫画と文章が独立していること。漫画のどの部分でどの理論を用いたかそのマッピングか、フロー図など体系的に理解したかった。理論を紹介してるに留まっている章目が多かった。
この本を読むと、ティーチング、コーチング、カウンセリングについての違いが理解できる。ただし、本書の対象読者は心理学やカウンセリングに少しでも齧ってる人だろう、わたしはまった -
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企業では1on1などの中でコーチングの手法を使うことが増えてきていますが、カウンセリング的なアプローチも時には大切。とはいえカウンセリングをちゃんと学ぶには時間も費用も情熱も必要です。
ビジネスの中で使えるカウンセリングスキルを切り抜いて解説してくれている貴重な本です。
・カウンセリングはとは心の病を抱える人の治療を行うだけが目的ではなく、ちょっとした生きづらさを抱える健常者に人生の穏やかさと全人格的な成長をもたらすものなのです
・カウンセリングとコーチングで一番大きな違いはゴールです
・コーチングだけでは現代の職場におけるコミュニケーションの機能不全を解決できるとは思いません
・カウンセ -
Posted by ブクログ
物々しい題名なのでちょっと中身が負けてる感じ。
もちろん、いいところもあります。
人間は自分の人生を描く画家である。あなたを作ったのはあなた。
これからの人生を決めるのもあなた。
健全な人は、相手を変えようとせず自分が変わる。
不健全な人は、相手を操作し、変えようとする。
あなたが劣っているから劣等感があるのではない。
どんなに優秀に見える人にも劣等感は存在する。
目標がある限り、劣等感があるのは当然なのだ。
「自分は役立っている」と実感するのに、相手から感謝されることや、
ほめられることは不要である。貢献感は「自己満足」でいいのだ。
間違いを指摘せず、原因究明と -
Posted by ブクログ
部下のマネジメントの本
良いことは言ってるんだけど、例がどれもできてない例ばかりである。
なぜできないかの深堀りもないしで説得力が薄い。
別な章で同じこと言うなど構成が下手なので本としての質は低くなってしまっている。
考え方は良いのでもう少し上手く書いた本に出会いたい。
①無理を承知で任せる:失敗する権利、既に課長の仕事の人を課長にする、
②任せる仕事を見極める:責任を任せる、リーダー適正
③任せると伝える:ビジョンを合わせる、結果を求める、やり方は任せる
④ギリギリまで力を発揮させる:仕事のレベル・影響力・自己成長を求める、敬意を払う
⑤口出しを我慢する:事実・主観・評価・提案・命令のフィ -
Posted by ブクログ
「ヤフーの1on1」を読んだのがすでに3年前。
自分でも実践していなかったし、その間に職場が2回も変更になったために、記憶にはあったが、重要度は低くなっていた。
1on1は全社的導入ということになれば、非常に意味があるだろう。
トップの明確な意志がないと、制度が形骸化してしまう可能性があるからだ。
しかし部署単位でも個別に熱意を持って続けることは意味があるかもしれない。
そこから全社に広がってもいいし、そうでなくとも部内の課題が解決されていくならば、それはそれは意味があるだろう。
もうすでに平成も終わって令和の時代。
昭和時代の呑みニケーションも遥か昔。
確かにかつては呑みニケーションが機能し