小倉広のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小倉さんの本は、あまり内容を確認せずに
本を買ってしまう著者の一人です。
この本は、「目標を目指して頑張る必要性」と
「その中で生じる悪の心(自己中心的な考え・
他人を疎かにする行為)」の間で生じる矛盾を
どう解消していくかをわかりやすく解消してくれる本。
簡単に言うと本書では、目標に向って頑張る必要性は認めながら、
その結果にはこだわらず、失敗を繰り返しても
諦めないでチャレンジすることを勧めています。
当たり前と言えば当たり前の結論なのですが、
上記の矛盾をコンパクトにまとめてくれているのが
とても読みやすく参考になりました。
一時期、カツマー(勝間和代を目指す人)v.s.アンチカツ -
Posted by ブクログ
小倉さんの本は好きでちょくちょく読ませて頂いてます。
何がいいって、具体例とその真理(言いたいこと)のバランス感、
表現の上手さ・人をひきつける文章力・構成力
といったところでしょうか。
言っていることは結構一貫しているので、
重複していることも多いのですが、
それでも大事なことは何度も何度も
刷り込み反復が大切ってことで、
読んでしまいます。
この本は今まで20代系の本を読むことが多かった自分が、
20代ももう後1年足らずだし…といことで、
実りある30代を満喫するためにまず読んだ本。
仕事だけでなく、家族とかお金まで
幅広くカバーされているタメになる本でした。 -
Posted by ブクログ
今の若い世代に生き方を教える、というのがなかなか難しい。。
結構、みな、なんとかなる、と思っている者たちが多い・・自分が若い時は、良い意味でぶっ飛ばされてでも親見になって指導してくれたのことが、今になって非常にありがたいと思っている。その時は、本当に嫌でしたが(笑) 同じようにやる時代ではないので、(やる方もできればこのようなやり方は避けたい)この手の本を読ませてはみるのですが。。いまいち反応がよくわからない・・こういうルールというか、数年後の自分へと向かって頑張ってもらいたいなあ。。もちろんそう言って、自分にも言い聞かせているのですが。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・両親と過ごす正月
・杭につながれた”サーカスの象”
・20代は”肉” 30代は”魚” 40代は”野菜”の時代
・過去を100%肯定する
・「”カッコ悪い”がっこいい」「”カッコつける”がカッコ悪い」
・「受けるもの」ではなく「与えるもの」になろう
・真の達成感や充実感は多大なコストやリスクと危機感を伴った作業の中にあり、常に失意や絶望と隣り合わせに存在している
・泣けるくらい心が動く仕事をする
・自分一人でやる仕事は常に後回しだ
・「緊急ではない重要事項」に時間を割かない限り、永遠にゆとりのある理想の毎日はやってこない
・君は何をする為に生まれてきたのか?
・ファーストペンギンになる
・スト -
Posted by ブクログ
普段はこの手のビジネス書は読まない。
今回は偶然読んだメルマガで小倉社長の言葉が心に残り、さらにTwitterでもフォローさせて頂いた。
そんな小倉社長の執筆された本のタイトルが『33歳からのルール』。
ちょうど自分の年齢が33歳という偶然。
これはきっと何かの縁だと思い購入。
本書の正式タイトルは『"あたりまえだけどなかなかできない"33歳からのルール』。
まさにその"あたりまえだけどなかなかできない"が当てはまる項目がズラリとならんでいる。
「そうそう、そうなんだよなあ...」と頷きながらあっと言う間に読んでしまいました。
新鮮だったのは、時には -
Posted by ブクログ
アドラー心理学の代表著書の嫌われる勇気を読んでいたこともあり、本書を読みました。ストーリー仕立てになっていることでさらっと楽しく読める点が良いと思います。
内容的には初めてアドラー心理学に触れるにはちょうど良いと思いました。アドラー心理学の本を何冊か学んでいますが、課題を分離すること、機能的価値と存在価値を理解することなどが良い学びとして残りました。
迷った時には永遠の視点で考えると正しい選択ができるという話はグッときました。確かに近視眼的な考えではなく、どちらの考えが持続可能なのかで考えると本質的に正しい答えに行き着くなと思いました。 -
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audible81冊目。
自己啓発本や学術書は何となくとっつきにくいし、勇気を出して手に取ってみたものの、難しくて結局よくわからず、挫折…
なんてパターンを経験したことがあるひとでも、気軽に入っていけるアドラー入門書かなと思います。
昨今このテの、「ちょっと不思議なキーマンが現れて、主人公にさわやかに訓示し、主人公の生き方や人生が変わってゆく」パターンの本、よく見られる気がします。
この本のように、もしアドラーが上司だったら、なんとなく職場でもっとうまく立ち振る舞えたり、自分を追い込みすぎず、かつ、伸ばしていけそうな気がするものの、
一方で、自分はアドラーのような上司にはなかなかなれそうも -
Posted by ブクログ
漫画で分かりやすいけれど、細かい所は奥深い。相談を聞いているとつい自分の意見やアドバイスを被せがちだが、それは滑る傾聴。
①いい人ぶらず素のままの自分で聞く。
②言葉を聞くな、追体験せよ
③思考を追うな、感情だけを追え。
⭐︎自分の理解が合っているか、「合っていますか?間違っていたら教えてください」と伝え変え返しで確認する。
★パターンに当てはめて決めると滑る傾聴になる
⭐︎上司が部下に「解決策」を示すことはできない。そうではなく「私は部下のことを何も知らない」という姿勢を貫きながら、部下と一緒に考えることが「傾聴」。
⭐︎相談の内容がレポート(要約)ではなく「セリフ」を正確に再現するように