辻堂魁のレビュー一覧

  • 遠き潮騒 風の市兵衛[19]

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    悪が滅ぶ様があっさりしすぎる。
    もっとこうじっくり苦しめと思ったりして。
    見合いの話がすげー気になる。

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    2024年06月14日
  • 風の市兵衛[1]

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    ラジオで高田純二さんが一番楽しみにしている作家と紹介されてたので、手に取りました。そういうこともなければ、きっと読むこともなかっただろう一遍。
    そんなに面白い?と最初は否定的でしたが、真ん中過ぎたあたりからグイグイときて、結局一日で読み切ってしまいました。

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    2024年05月23日
  • 雇足軽 八州御用

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    上役の藩札乱発の罪に連座し失職した越後宇潟藩の竹本長吉は文政12年(1829年)、故郷に妻子を残し、仕事を求めて江戸に出てきた。請人宿で斡旋された勤務先に溶け込めなかった長吉は、翌年から、新たに紹介された「雇足軽」の職に就く。
    「雇足軽」は、関八州取締出役・蕪木鉄之助の元、数名で一年をかけて関東八州(上総、下総、安房、常陸、下野、上野、武蔵、相模)の農村を巡回し治安を維持する幕府勘定所の臨時雇である。
    わずかな日当だが、旅費などは勘定所持ち、仕事の内容としては、無宿者の改め、博奕や喧嘩、風俗の取り締まり、農間渡世の実情調査や指導など地道なものだった。
    物語では、八州を回る鉄之助一行の旅先での取

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    2024年01月28日
  • 母子草 風の市兵衛 弐[32]

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     旗本の家柄ながら、元服後すぐに江戸を出奔。大坂で商売と算術を、奈良の興福寺で剣術を学び、江戸に戻って臨時雇いの用人稼業で生計を立てる唐木市兵衛の活躍を描く、時代サスペンス。
     シリーズ32作目。第弐部12巻。
              ◇
     市兵衛と矢藤太は両替商近江屋刀自の季枝の仲介で、下り酒問屋の摂津屋主人からの依頼を引き受けることになった。
     摂津屋の主は里右衛門といい、還暦を迎えて大病をしたことで、この世での心残りを清算するための人探しをしようとしていた。

     探すのは3人の女で、里右衛門によると時期は異なるがいずれも自分の女房にと思ったものの身分違いで叶わず、知らぬうちに女の方から姿を消

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    2024年01月05日
  • 銀花 風の市兵衛 弐[23]

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    まだまだ、北最上との因縁は終わりそうにないな。しかし、最近は、どんなに窮地に陥っても、全然心配しないのは、若干マンネリなのかな?

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    2023年12月18日
  • 修羅の契り 風の市兵衛 弐[22]

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    人間を善人と悪人にすっぱり分けられたら、話は早いのだろうけど、世の中、そんなに単純じゃない。今回の敵役も、ある意味、非常に天晴れな人間で、他の作品では主役になってもおかしくないキャラクターだったのに、殺してしまうのは惜しい。

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    2023年12月12日
  • 山桜花 大岡裁き再吟味

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    楽しく読めた。ちょっと話が飛びすぎてたけど、まぁ、いつも通りの感じでした。
    そこまで登場人物を多くする必要があったかどうか・・・?な気もしました。

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    2023年12月05日
  • 架け橋 風の市兵衛[20]

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    やっぱり、市兵衛の婿入りは破談になったか!纏まっちまったら、話が終わって仕舞うもんな。でも、今回は、あまりにもハッピーエンド過ぎて、何か、逆に、落ち着かない。

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    2023年11月24日
  • 風の市兵衛[1]

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    この手の時代劇物で長年疑問だった 悪役が何故か殺さなくてもいい人を殺しそれが事件発覚のきっかけになる、ってのがキチンと理由付けしてあって
    そこがすこぶる気に入った。

    他にも敵っぽく現れた二人組が実は
    って展開も良かったし
    何より冒頭から出てくる重要な脇キャラになるであろう鬼しぶが良いキャラしている。

    主人公の職業設定もこれなら毎回新たな事件に絡められそうで次回作も楽しみ。

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    2023年10月25日
  • 母子草 風の市兵衛 弐[32]

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    内容(ブックデータベースより)

    命あるうちに、おのれの心残りに始末をつけたい。
    遠い昔、別れの言葉もなく消えた女に、
    市兵衛は初老の豪商の真心を届けられるのか!? 
    大人気!感涙の時代小説

    還暦を前に大店下り酒屋の主・里右衛門が病に倒れた。店の前途もさることながら、 里右衛門の脳裡を掠めたのは、若き日に真心を通わせた三人の女性だった。唐木市兵衛は、里右衛門から数十年も前の想い人を捜し出し、現在の気持ちを伝えてほしいと頼まれる。一方、店では跡とりとなる養子が、隠居しない義父への鬱憤を、遠島帰りの破落戸にうっかり漏らしてしまい……。

    令和5年10月4日~7日

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    2023年10月07日
  • 秋しぐれ 風の市兵衛[16]

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    今回は、派手な立ち回りはなかったけど、相撲の取り組みの場面は、手に汗握る臨場感があって凄かった。全てハッピーエンドではなかったけど、何となく、最後はホッとした。

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    2023年10月03日
  • 夕影 風の市兵衛[15]

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    やっぱり出てきたか、青、今後も、何度も、至るところに出没するのだろう?いろんな意味で面白いキャラクター!非常に楽しみだ。

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    2023年09月28日
  • 寒月に立つ 風の市兵衛 弐[29]

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    今回は密偵中に大怪我をした弥陀ノ介の代役として市兵衛が越後 津坂藩の後継ぎ問題を調査する。
    清々しい武士道を持つ忠臣の活躍もあって問題は解決したものの、まさか市兵衛が将軍から扶持を貰うとは、見合いの気配もあるし、これまでのように自由に生きられなくなれば、そろそろシリーズも終わりを迎えそうな予感です。

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    2023年09月25日
  • 夜叉萬同心 本所の女

    ネタバレ 購入済み

    小太刀遣いの女剣士

    大川のお厩の渡しは浅草と本所を結ぶ船渡しである。
    本所側の河岸通りを少々北に行った大川端に、萱葺屋根の出茶屋が、《お休み処 やき餅くさ餅》の幟を出している。その店の女将は、おはやと言い、嘗て松江藩、松平家の勘定方下役を務めた田部権之助の娘であった。父が勤め先で不正の疑いを掛けられて訴えられ、家は改易にあった。この娘は父譲りの小太刀の遣い手、武士にも劣らぬ強い女剣士だ。父の務めの上役組頭の二人を斬って殺し、仇討ちを果たした。娘は郷里を離れて、父の友が住む江戸へと向かったが、路銀も少なく、旅籠の下働きなど雑用をしながらようやく食いつなぎ、2年の放浪を経て何とか江戸にたどり着いた。しかしすでに父の友

    #ドキドキハラハラ #怖い

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    2023年09月18日
  • 遠雷 風の市兵衛[13]

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    読んでる途中から、「もしかしたら?」と思っていたけれど、最後は、「やっぱり!」。でも、封建時代の江戸の世では、好きあっていても結ばれないんだなあ。切ない物語!

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    2023年09月09日
  • 乱雲の城 風の市兵衛[12]

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    今回は、展開にハラハラさせられたけど、チャンバラのシーンは迫力があって、一気に読み終わった。でも、敵方の動機には、「たったそのくらいのことで、ここまでやるか?」という疑問もあるけど。

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    2023年08月31日
  • 風塵(下)風の市兵衛[10]

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    これも何ともスケールの大きな話だよな。20数年間に及ぶ因縁に、アムール川まで出てきて、話がまとまるのかと、余計な心配をしてしまった。でも、今回は、敵味方共に、天晴れな人物ばかりで、敵役に本懐を果たさせてやりたかった、という気がした。(結果的には、本懐を果たしてんだけど)

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    2023年08月11日
  • 五分の魂 風の市兵衛[8]

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    やっぱり、面白い。取り上げる内容も、現代的だ。でも、江戸時代から、投資話がらみの詐欺ってのがあったのかな?

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    2023年08月04日
  • 残照の剣 風の市兵衛 弐[27]

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    今回のメインは川越藩 松平家の内紛に絡む話。
    市兵衛と矢藤太が連れ立って向かった割には悪役陣は悪知恵も剣の腕も大した事なくて、割とあっさり片付いた印象です。
    早菜は近江屋に嫁ぐのか、はたまたまさかの市兵衛に嫁ぐのか。良一郎と早苗の青臭い恋愛より、こっちの方が遥かに気になる。

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    2023年07月30日
  • 風立ちぬ(下)風の市兵衛[7]

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    難しい!悟りの境地には程遠い人間からしたら、市兵衛は、出来すぎていると思うけど。でも、作品としては、やっぱり、面白い!

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    2023年07月30日