辻堂魁のレビュー一覧

  • 神の子 花川戸町自身番日記

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    読む本を決める動機はさまざま。これは家人のおすすめ。本文もさることながら、解説がいいと言う。

    初、辻堂魁だが、なるほど人気TVドラマ『風の市兵衛』作者、その「人情物」もなかなかのよさです。

    回し役は自身番に書き役で勤めている戯作作家の卵「可一」、江戸時代の花川戸町の人間模様オムニバスです。

    帯の惹句「人の本心は誰にも分らない。だから思い遣る・・・。」が胸にささるのですが、解説の

    「・・・いや、人は誰しも、他人にはわからない思いを抱えている。明るい人も穏やかな人も、大人も子どもも、身分のある人も庶民も、武士も町民も、悪人ですら、何かしらの思いを抱えて今日を生きている。そして互いに、

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    2020年09月30日
  • 不義 刃鉄の人

    購入済み

    赤穂浪士事件のもう一つ顛末

    こんな「赤穂浪士討ち入り事件」の顛末があるのかと感じさせられた作品である。
    主人公は一戸舞国包󠄃で、彼の縁筋から人の始末を依頼される。これは前作と同じ流れである。
    討ち入り事件で犯した二人の不忠者がいる。一人は吉良方の家臣、山陰甚左。もう一人は赤穂浪士の河井太助である。彼を探して郷里赤穂から江戸に来た内儀の由良との悲しく切ない物語だ。
    しかし、この物語を読んでいると、一見ありそうに無いと考えてしまうのだが、いや有るかもしれないと思わさせる不思議な物語である。そもそも主人公の国包󠄃は市中の刀鍛冶であり、その人がなぜ人の始末を依頼されなければならないのかが、どうしても腑に落ちない。赤穂浪士の

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    2020年05月14日
  • 希みの文 風の市兵衛 弐[26]

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    「風の市兵衛 弐」(第二期)第六弾。(通算・二十六作目)

    まだ大坂にいる市兵衛さん達。今回は百姓の女房が辻斬りに遭った件の真相調査を依頼されます。
    犯人の侍は本当にクズで、被害者のお橘さんに土下座で謝罪してほしいくらいでしたが、現実的な示談になった感じです。
    そして、いよいよ江戸に戻る旅路で、前回市兵衛さんに闘いを挑んできて破れた室生さん関係の方々が、また一方的に決闘を申し込んできます。
    それにしても決闘を申し込む理由が「そっちの都合でしょ!」と言いたくなってしまう程一方的なのに、受けてあげる市兵衛さんへの態度が良くないですよね~。
    市兵衛さん、今回もお疲れ様でした。次巻はやっと江戸ですかね

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    2020年02月22日
  • 天満橋まで 風の市兵衛 弐[25]

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    「風の市兵衛 弐」(第二期)第五弾。(通算だと二十五作目)

    前巻に引き続き、大坂が舞台です。
    市兵衛たちと同じ長屋に住む、お恒の息子豊一が米取引の不正に絡む件で殺されてしまいます。
    一方、市兵衛に闘いを挑む凄腕の剣士の存在も・・。
    相変わらず、めっちゃ強い市兵衛さんですが、ラストの室生斎士郎との勝負はちょっぴりヒヤヒヤしました。市兵衛さんも、まあまあな年齢ですからね。
    江戸にはいつ戻るのでしょうか、“鬼しぶ”の旦那が待ち焦がれている模様です。

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    2019年11月10日
  • 刃鉄の人

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    江戸時代(元禄)の武士から刀鍛冶になった一戸前国包が本家から人切りの依頼を受け、お家のために使命をはたす。槍使いの斑目新左衛門との対決がストーリーに緊張感をもたせ、話しをもりあげる。馴染みのない刀鍛冶の厳しい生活が詳しく描かれている。

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    2019年04月27日
  • 縁の川 風の市兵衛 弐[24]

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    「風の市兵衛 弐」(第二期)第四弾。

    市兵衛の友人で、“鬼しぶ”こと渋井鬼三次の息子、良一郎が幼馴染みの小春と突然大坂へ旅立ってしまいます。
    小春の姉の死と、過去の悲惨な事件との関わりとは・・・。
    今回の舞台は大坂。若き日を過ごした町で、市兵衛さんが安定の活躍を見せてくれます。

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    2019年04月19日
  • 遠き潮騒 風の市兵衛[19]

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    久しぶりの市兵衛シリーズ。
    市兵衛が用人として働くほうが好きなので、いまいち物足りなかったかなあ。

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    2018年11月03日
  • 銀花 風の市兵衛 弐[23]

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    「風の市兵衛 弐」(第二期)第三弾。

    以前に市兵衛と暮らした、幼い兄妹の親戚にあたる若侍が襲われたことがきっかけで、北最上藩の権力争いに関わっていくことになります。
    相変わらず頼れる男・市兵衛。小弥太と織江も北最上で元気に暮らしている感じで何よりでした。
    最近、弥陀ノ介や渋井さんの出番が少ないのが、ちょいと寂しいかも。

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    2018年09月30日
  • 修羅の契り 風の市兵衛 弐[22]

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    第二十二弾、新シリーズ二弾
    故有って打ち取った男の兄妹を育てることになった市兵衛、
    前巻の殺しの元締めと男の情?
    岡っ引き文六夫婦が襲われたことから事件の真相が

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    2018年08月23日
  • 遠き潮騒 風の市兵衛[19]

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    第十九弾
    大店の主が暗殺された蔭に隠れた陰謀、弥陀ノ介の過去の友の行方不明の訳は
    何か悪事が暴かれても最後にほろ苦い結末が

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    2018年08月02日
  • 待つ春や 風の市兵衛[18]

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    第十八弾
    藩の家老と用人の悪を取り繕うため無実の罪で投獄され自白を迫られる旧友を救うため救出に俳人、
    風雲急をつげる中、一気に市兵衛の剣が窮地を救う

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    2018年07月23日
  • うつけ者の値打ち 風の市兵衛[17]

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    第十七弾
    岡場所を巡る諍いから知り合った浪人、心ならずも悪事に
    一人罪をかぶり脱藩、当然ながら裏切られ親妹は?
    今度は新しく生まれた息子の為に自分を犠牲に
    しかし、最終的には元藩は無難に事を治めることを!

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    2018年07月23日
  • 秋しぐれ 風の市兵衛[16]

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    第十六弾
    旗本やくざと元力士、因縁後対決の背後には娘との確執、そして力士時代の若手のライバルとの再対決と豊富

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    2018年07月23日
  • 夕影 風の市兵衛[15]

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    第十五弾
    怪我をしたお青、匿ってくれた貸元は暗殺、残された三姉妹は
    当然ながらやくざで入りの決闘に、策をめぐらし勝利へ
    初めて仇と狙われるお青に雇われる市兵衛

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    2018年07月23日
  • 科野秘帖 風の市兵衛[14]

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    第十四弾
    親友の医師宗秀を仇と狙う女郎
    宗秀の旧藩の巨悪と翻弄された姉弟、人のいい者が一時は不利益を、やはり最後は救われる勧善懲悪が

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    2018年07月23日
  • 遠雷 風の市兵衛[13]

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    第十三弾
    市兵衛の京での公家の娘お吹の息子-父親は元京都町奉行、京での悪行の付けが?
    好くに扱われながらも最後まで
    嫡男に代わって気丈な娘は市兵衛の?
    最後は京の実家へ

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    2018年07月14日
  • 曉天の志 風の市兵衛 弐[21]

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    第二十一弾
    チェックし忘れ、今はランダムに読んでいる
    今回は行きつけの居酒屋「気楽亭」のおやじが無くなり、更には市兵衛と処に吉野から使いが、祖父母の原点への旅、そして出会った幼い兄妹を連れた労咳病みの浪人は
    それぞれの事情から故郷を捨てた男女は?

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    2018年07月12日
  • 架け橋 風の市兵衛[20]

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    第二十巻
    すっかり忘れていたら続きが結構出版されていた
    NHKでのドラマが無いと全く忘れていたかも
    途中から適当に読んでいくので変だが、いつの間にか女刺客の青と返弥陀ノ介が子供をなす関係に
    お青が助けられた廻船問屋の苦難に市兵衛と一緒に女海賊退治、そして婚礼

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    2018年07月09日
  • 月夜行 風の市兵衛[4]

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    内容(「BOOK」データベースより)

    お家騒動で揺れる出石藩の姫君が江戸市中で命を狙われた。武蔵国等々力村に身を潜めた姫の護衛に選ばれたのが、算盤侍の唐木市兵衛。美貌の上に天衣無縫な姫君、初めての市井の暮らしに目を輝かせるが、農民の困窮に心を痛める。そして無謀な行動に出たことから敵方に知られることに。月光の下、殺到する刺客に“風の剣”を振るい立ち向かう市兵衛と姫の運命は。

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    2018年06月12日
  • 帰り船 風の市兵衛[3]

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    内容(「BOOK」データベースより)

    日本橋小網町の醤油酢問屋「広国屋」に風のように一人の男が現われた。“算盤侍”の唐木市兵衛である。使用人の不正を明らかにしてほしいということだったが、折しも広国屋で使う艀に直買い(密輸)の嫌疑がかかっていた。市兵衛は店を牛耳る番頭の背後にいる、古河藩の存在を知る。その側用人と番頭の企みとは?風の剣を揮う市兵衛の活躍やいかに。

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    2018年05月31日