辻堂魁のレビュー一覧

  • うつけ者の値打ち 風の市兵衛[17]

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    今回も、途中から何となく、あまり明るくない結末が見えていたけれど、最後に、一抹の救いがあって、安心した。ただ、派手な立ち回りがないのは、ちょっと、もの足りない。

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    2023年10月12日
  • 科野秘帖 風の市兵衛[14]

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    今回は、何となく、ほのぼのとした終わり方だった。まあ、たまには、こういう終わり方もあっていいかな、とは思う。宗秀先生の素性も分かったし、今後の展開が、益々、楽しみだ。

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    2023年09月17日
  • 乱菊

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    主人公の設定が秀逸!
    この手の時代物を読むとこの時代の人間の価値観というものにいつも感銘を受ける。
    ただ風景や描写が余りにも細か過ぎて物語から少し意識が遠のく感じが残念。
    作品としてはとても面白かった。

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    2023年09月17日
  • 乱れ雲 風の市兵衛 弐[28]

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    前半はオランダ先生が流行病対策で大活躍し、彼の人脈から市兵衛が大身旗本の仕事を得る。並行して鬼渋の息子さん良一郎が未熟さから騒動に巻き込まれるものの、意外な成長振りを見せる。というように、市兵衛の仲間達の出番が多い内容だったのでシリーズのファンとしては楽しめたものの、悪役が小物だったのでイマイチ盛り上がりに欠けたかな。
    最後の思わせぶりなくだりは、早菜と市兵衛の将来を暗示しているのだろうか。

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    2023年08月24日
  • 無縁坂~介錯人別所龍玄始末~

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    【内容紹介】

    牢屋敷の首打役を務める別所龍玄二十二歳。
    介錯人・別所一門の名を背負い、切腹する侍の介錯を頼まれることもある。
    小柄で物静かな姿は童子のようでありながら、その介錯を知る者の間では凄腕と囁かれる。
    斬る者と斬られる者、その一瞬に生まれる心の働きだけが、ただそこにある――。
    不浄と呼ばれ、恐れられる首斬人の生き様と矜持。涙溢れるシリーズ第一作。

    令和5年8月16日~18日

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    2023年08月22日
  • 春雷抄 風の市兵衛[11]

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    今作は、今までの作品に比べると、今一つ納得いかない、というか、敵役に物足りなさを感じた。まあ、毎回、ドロドロとした業の深い人間を登場させるのは、しんどいのかな?

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    2023年08月19日
  • 夕影 風の市兵衛[15]

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    今回の場所は葛飾。十人目付である兄の依頼とその部下で市兵衛の友でもある返弥陀乃介の依頼が交錯する。弥陀乃介がかつて敵であった唐の女剣士に惚れて助けたいという、らしからぬ想いが新鮮。ただこのシリーズもちょっと飽きてきたかな。

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    2023年07月04日
  • 風立ちぬ(下)風の市兵衛[7]

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    うーん
    上巻からの期待は悪い意味で裏切られた。
    悪い旗本への始末
    行方不明のヒロインとの結末
    要らないと思えるライバルとの決闘

    期待以下でした

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    2023年06月09日
  • 夜叉萬同心 一輪の花

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    夜叉萬シリーズは、読み終わった後どこかやるせなさが好きですが、今回はなにかいつもと違い個人的には少し残念でした。

    それでも物語としては、良かったです。
    旅籠の女将として、母としてキリッと振る舞う女性の姿はかっこいい。

    今回の悪党の往生際の悪さ。イライラしましたけどね。 早いとこやられてしまえ!と思いましたよ。

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    2023年06月05日
  • 希みの文 風の市兵衛 弐[26]

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    大坂シリーズ最後は卑劣な馬鹿息子へのお仕置きに、平行して江戸で起こっていた両替屋 堀井問題なのでさが、どちらも大人の解決っほくて爽やかではない。
    また、彦根藩保科家のパートは必要だったかな?た思わせる後味の悪さ。
    これらのモヤモヤを最後のお茂さんの手紙が一気に解消してくれました。

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    2023年05月20日
  • 天満橋まで 風の市兵衛 弐[25]

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    市兵衛が推理といい乱闘といい、かなりアグレッシブな面を見せた大坂シリーズ。
    鬼渋が寂しがっているので、早く江戸に帰ってあげなきゃ。

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    2023年03月04日
  • 希みの文 風の市兵衛 弐[26]

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    第二十六弾
    またしても大阪で世話になった人のために又しても真相究明に
    江戸・大阪に関係する騙りも決着
    しかし因縁の刺客との対決が

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    2023年01月12日
  • 天満橋まで 風の市兵衛 弐[25]

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    第二十五弾
    世話になった長屋のお常の孝行息子が殺され、背後のは米の取り付け騒ぎが
    背後に隠れた悪を引っ張り出せるか

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    2023年01月12日
  • 縁の川 風の市兵衛 弐[24]

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    第二十三弾
    知り合いの若い二人が大阪へ向けて失踪
    若き日に算盤を学んだ大阪へ
    ここで怪しき両替商と姉の自害相手の係わりが、更には姉妹の両親関係が

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    2023年01月12日
  • 銀花 風の市兵衛 弐[23]

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    第二十三弾
    過去に係わりのあった幼き兄妹の親戚にあたる金木が変な襲われ方し、代わりに故郷へ
    改革派を標榜する一派の陰謀が

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    2023年01月12日
  • 春風譜 風の市兵衛 弐[31]

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    新シリーズ11弾、トータル31弾
    久しぶりの再会?
    一冊一話、この程度がやはり読み易い
    若者の暴走を優しく止める?ハッピーな話

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    2022年12月14日
  • 縁の川 風の市兵衛 弐[24]

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    今回は市兵衛がかつて過ごした大坂の町で活躍する話。
    一気に解決を急いだような内容になっていましたが、せっかくなので江戸から大坂への道中や、大坂市中の様子などをもっと描いて欲しかったかな。

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    2022年12月03日
  • 春風譜 風の市兵衛 弐[31]

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     『風の市兵衛』シリーズ弐 - 11巻。
              ◇
     鬼渋の息子・良一郎との縁談の根回しが進み出した小春だったが……。

          * * * * *

     今回は悪役の 牛次郎一味 対 市兵衛 というわかりやすい構図。だがその悪役、市兵衛の敵としては小物すぎました。

     確かに、大男の沼次は迫力満点に見えます。それでも所詮馬鹿力だけの男です。小枝一本で市兵衛に串刺しにされて呆気なく終わり。ましてや牛次郎や他の手下などは我流のヤクザ剣法。市兵衛にとっては取るにたりない相手でした。

     結果、殺陣のシーンの魅力に乏しくなったのが残念です。

     せめて鬼渋や良一郎に大立ち回りを演じさ

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    2022年09月25日
  • 春風譜 風の市兵衛 弐[31]

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    「風の市兵衛 弐」(第二期)第11弾。(通算・31作目)

    小春の血のつながりのない兄・又造が、小春と良一郎との縁談を知り、ゆくゆくは小春と結婚できるものと思い込んでいた事もあって、ショック&激怒で家出してしまいます。
    その又造を連れ戻してほしいと頼まれた市兵衛さんが、彼が頼っていった縁戚・南吉の許を訪問しようと我孫子方面まで出向きますが・・・。

    例によって“困った時の市兵衛さん”という感じで、今回も頼まれごとを請け負う市兵衛さんですが、なかなか又造&南吉の行方がわからず、あちこち彷徨う羽目に。
    地理描写が丁寧なのは良いのですが、詳細すぎて入ってこなかったり、南吉の抱える事情や背景部分の記述

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    2022年09月18日
  • 春雷抄 風の市兵衛[11]

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    風の市兵衛シリーズは、10巻の「風塵」をもって読むのを休止したつもりだったのだが、またぞろまとめ買いして読みふけってしまった。勧善懲悪ものは中毒性がある。

    本作は、市兵衛が友人の蘭医 柳井宋秀の頼みで、葛飾小菅村の代官所の手代をしていた清吉を探すことに。調べていくうちに代官所の元締め、酒問屋、米問屋、酒造元、十手を預かる地元のやくざらが結託した密造酒造り疑惑に発展。市兵衛は清吉の美人女房と愛娘を助け、黒幕との対決に。

    今まで読んだシリーズの中では、平均的な作品かな。

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    2022年08月06日