辻堂魁のレビュー一覧

  • 銀花 風の市兵衛 弐[23]
    「風の市兵衛 弐」(第二期)第三弾。

    以前に市兵衛と暮らした、幼い兄妹の親戚にあたる若侍が襲われたことがきっかけで、北最上藩の権力争いに関わっていくことになります。
    相変わらず頼れる男・市兵衛。小弥太と織江も北最上で元気に暮らしている感じで何よりでした。
    最近、弥陀ノ介や渋井さんの出番が少ないのが...続きを読む
  • 修羅の契り 風の市兵衛 弐[22]
    第二十二弾、新シリーズ二弾
    故有って打ち取った男の兄妹を育てることになった市兵衛、
    前巻の殺しの元締めと男の情?
    岡っ引き文六夫婦が襲われたことから事件の真相が
  • 遠き潮騒 風の市兵衛[19]
    第十九弾
    大店の主が暗殺された蔭に隠れた陰謀、弥陀ノ介の過去の友の行方不明の訳は
    何か悪事が暴かれても最後にほろ苦い結末が
  • うつけ者の値打ち 風の市兵衛[17]
    第十七弾
    岡場所を巡る諍いから知り合った浪人、心ならずも悪事に
    一人罪をかぶり脱藩、当然ながら裏切られ親妹は?
    今度は新しく生まれた息子の為に自分を犠牲に
    しかし、最終的には元藩は無難に事を治めることを!
  • 夕影 風の市兵衛[15]
    第十五弾
    怪我をしたお青、匿ってくれた貸元は暗殺、残された三姉妹は
    当然ながらやくざで入りの決闘に、策をめぐらし勝利へ
    初めて仇と狙われるお青に雇われる市兵衛
  • 待つ春や 風の市兵衛[18]
    第十八弾
    藩の家老と用人の悪を取り繕うため無実の罪で投獄され自白を迫られる旧友を救うため救出に俳人、
    風雲急をつげる中、一気に市兵衛の剣が窮地を救う
  • 科野秘帖 風の市兵衛[14]
    第十四弾
    親友の医師宗秀を仇と狙う女郎
    宗秀の旧藩の巨悪と翻弄された姉弟、人のいい者が一時は不利益を、やはり最後は救われる勧善懲悪が
  • 秋しぐれ 風の市兵衛[16]
    第十六弾
    旗本やくざと元力士、因縁後対決の背後には娘との確執、そして力士時代の若手のライバルとの再対決と豊富
  • 遠雷 風の市兵衛[13]
    第十三弾
    市兵衛の京での公家の娘お吹の息子-父親は元京都町奉行、京での悪行の付けが?
    好くに扱われながらも最後まで
    嫡男に代わって気丈な娘は市兵衛の?
    最後は京の実家へ
  • 曉天の志 風の市兵衛 弐[21]
    第二十一弾
    チェックし忘れ、今はランダムに読んでいる
    今回は行きつけの居酒屋「気楽亭」のおやじが無くなり、更には市兵衛と処に吉野から使いが、祖父母の原点への旅、そして出会った幼い兄妹を連れた労咳病みの浪人は
    それぞれの事情から故郷を捨てた男女は?
  • 架け橋 風の市兵衛[20]
    第二十巻
    すっかり忘れていたら続きが結構出版されていた
    NHKでのドラマが無いと全く忘れていたかも
    途中から適当に読んでいくので変だが、いつの間にか女刺客の青と返弥陀ノ介が子供をなす関係に
    お青が助けられた廻船問屋の苦難に市兵衛と一緒に女海賊退治、そして婚礼
  • 月夜行 風の市兵衛[4]
    内容(「BOOK」データベースより)

    お家騒動で揺れる出石藩の姫君が江戸市中で命を狙われた。武蔵国等々力村に身を潜めた姫の護衛に選ばれたのが、算盤侍の唐木市兵衛。美貌の上に天衣無縫な姫君、初めての市井の暮らしに目を輝かせるが、農民の困窮に心を痛める。そして無謀な行動に出たことから敵方に知られること...続きを読む
  • 雷神 風の市兵衛[2]
    内容(「BOOK」データベースより)

    内藤新宿開宿以来の老舗磐栄屋が窮地に陥っていた。不当に立ち退きを命じられた挙句、主天外と跡取り息子が何者かに襲われたのだ。そんな最中、風のように一人の男が現われる。“算盤侍”唐木市兵衛である。つぶさに現状を調べた市兵衛は、新宿進出を狙う豪商と鳴瀬藩の陰謀と看破...続きを読む
  • 風の市兵衛[1]
    内容(「BOOK」データベースより)

    柳原堤下で、武家の心中死体が発見された。旗本にあるまじき不祥事に、遺された妻と幼い息子は窮地に陥る。そこにさすらいの渡り用人唐木市兵衛が雇われた。算盤を片手に家財を調べる飄々とした武士に彼らは不審を抱くが、次第に魅了される。やがて新たな借財が判明するや、市兵衛...続きを読む
  • 帰り船 風の市兵衛[3]
    内容(「BOOK」データベースより)

    日本橋小網町の醤油酢問屋「広国屋」に風のように一人の男が現われた。“算盤侍”の唐木市兵衛である。使用人の不正を明らかにしてほしいということだったが、折しも広国屋で使う艀に直買い(密輸)の嫌疑がかかっていた。市兵衛は店を牛耳る番頭の背後にいる、古河藩の存在を知る...続きを読む
  • 曉天の志 風の市兵衛 弐[21]
    「風の市兵衛 弐」という事で、第二期が始動。

    今回は市兵衛のルーツが明かされる展開。
    例の幼い兄妹は市兵衛に引き取られたようですが、今後どうなるのか、気になります。
  • 架け橋 風の市兵衛[20]
    風の市兵衛シリーズもついに、20作目。

    弥陀ノ介と青は、末永く幸せになってほしいです。
    今回、市兵衛の縁談は流れましたが、彼は家同士で決める縁談ではなく、市兵衛自身が決めた人と結ばれて頂きたい。
    シリーズが今後も続くなら、今回ちょいと出てきた大庭家の娘さんが再登場するかも。と、勝手に思っています。
  • 帰り船 風の市兵衛[3]
    風の市兵衛シリーズ第3弾。
    使用人の不正を明らかにしてほしいと依頼された市兵衛は、老舗の醤油酢問屋「広国屋」に入り込む。店を牛耳っているのは番頭で年若い主人は口を出せず萎縮しているのだが、どうやら密輸の疑いが…
    醤油屋の様子や内情が実に細かいのを深いと感じるか冗長と思うか。悪党はテンプレな組み合わせ...続きを読む
  • 雷神 風の市兵衛[2]
    風の市兵衛シリーズ第2弾。
    今回は内藤新宿の磐栄屋に雇われた市兵衛。不当に立ち退きを迫られて家の者が襲撃されるという窮地の店を助けて陰謀を看破する。
    安定のエンタメだが、市兵衛が算盤より用心棒として目立っているのがちょっと残念。
    磐栄屋主人の天外が市兵衛より存在感があり、この人の一代記だけで一冊書け...続きを読む
  • 風の市兵衛[1]
    シリーズ第1作。
    心中した旗本に借金があることがわかり、遺された家族は窮地に陥る。家計をなんとかするために雇われた渡り用人の市兵衛は算盤を片手に家財や帳面を調べていくが、心中と思われた事件に裏があることがわかり…
    算盤侍という主人公設定が面白い。旗本などの武士が半年や数年雇用の人間に家計を預けていた...続きを読む