【感想・ネタバレ】遠雷 風の市兵衛[13]のレビュー

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Posted by ブクログ 2017年06月09日

内容(「BOOK」データベースより)

「市兵衛さんにしか頼めねえんだ」夏の日、渡り用人・唐木市兵衛の許を、請け人宿の主・矢藤太が訪れた。依頼は攫われた元京都町奉行・垣谷貢の幼い倅の奪還。拒む市兵衛に矢藤太は、倅の母親はお吹だと告げる。お吹こそ、青春の日、京で仕えた公家の娘で初恋の相手だった。奪還を...続きを読む誓う市兵衛。だが、賊との激闘の中、市兵衛は垣谷家の大罪と衝撃の事実を知ることに…。

平成29年6月6日~9日

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Posted by ブクログ 2023年09月09日

読んでる途中から、「もしかしたら?」と思っていたけれど、最後は、「やっぱり!」。でも、封建時代の江戸の世では、好きあっていても結ばれないんだなあ。切ない物語!

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Posted by ブクログ 2022年08月09日

市兵衛の京都時代の悪友で今では江戸の宰領屋(口入屋)の主に納まっている矢藤太の頼みで誘拐事件に巻き込まれる。誘拐されたのは元京都町奉行の旗本 垣谷貢の末息子 勝之助で身代金三千両を要求されていた。垣谷は、幼い息子の命には代えられないと三千両を払う前提で、市兵衛に賊のねぐらを探り出すことを依頼する。誘...続きを読む拐された勝之助は、垣谷はと後妻との間にできた子で、その後妻は、市兵衛が京都時代に仕えた九条篤重の娘、お吹だった。そして、誘拐事件の背景が明らかになるにつれ、垣谷家の闇の部分も露わになってくる。
市兵衛の京都時代と初恋も背景に描かれていて、シリーズの中でも異色な作品になっている。

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Posted by ブクログ 2019年01月10日

風の市兵衛シリーズは少し難解なので、地名や熟語の意味を調べながら読み進めるのが楽しみ。そして市兵衛を始めとする登場人物の過去や人物像が徐々に明らかになってきて、1話完結するストーリーに深みを加えている。市兵衛さんはいつ伴侶を得られるのだろうか。続編を読みたくなる。

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Posted by ブクログ 2021年09月27日

またしても上流武家の不祥事の尻拭いに巻き込まれる市兵衛。
すっかり単なる腕の立つ用心棒になってしまった印象です。そろばん侍らしく、初期のように頑張っているのに知識がなくて報われない人を助けるような活躍をして欲しいな。
最後に娘の存在が暗示されているので、今後のシリーズでいつか成長した姿が見られるかも...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年07月14日

第十三弾
市兵衛の京での公家の娘お吹の息子-父親は元京都町奉行、京での悪行の付けが?
好くに扱われながらも最後まで
嫡男に代わって気丈な娘は市兵衛の?
最後は京の実家へ

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