有川真由美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「顔見知りができる人の一番の特徴は自分から声を掛けていること」ということを核にして、声を掛けるコツ、話す内容などを書いている。
見開き2ページで1コンテンツという構成と、エッセイの様なやわらかい文章で、とにかく読みやすいのが本書の特徴。
人間関係の本を何冊か読んだことがある人なら一度は目にしたことのある内容ばかりかもしれないが、「知っていることばかりだ」と思わずに、本書に書いてあることで実行出来ていないことを一つでもいいから実行してみることが大切である。
気軽に実行するために必要なこと、考え方や具体的方法は懇切丁寧に書いてある。人間関係の幅を広げたい人にはお勧めである。 -
Posted by ブクログ
■覚えておきたいこと
・歳を重ねるごとに新しいことや困難から避ける保守的な姿勢になるが、本当の幸福感は、自分の命を燃焼した先にあるので、無難にまとまらない方がいい。
・人はわからない世界に恐れを感じますが、すぐに慣れる生き物です。
・ちょっとやってみたいな。これ、面白そう!と気になるものから実験のつもりで気軽に手をつけてみよう。中高年は失敗は許されないと肩に力を入れがち。
・やりたいことを見つけるには、とにかく動いてみること。
・自分の夢にどれだけ挑んだかが、本当の満足になる。
・目的地には、なりゆきで人に連れていってもらおう。そのための条件は、専門性を磨いているが大風呂敷を広げない。こうなり -
Posted by ブクログ
自分の生活や人との関わり方を見直すきっかけになりました。
特に響いたもの、取り入れたいものは、人への感謝の仕方。
物やアドバイスなどを人から受け取った時。
「ありがとう」という言葉に加えて、実際にそれを使ってみてどうだったか、その通りに行動してみてどんな変化があったかなど、感想をきちんと後日伝える。
これは今後習慣にしていきたいです。
ただ、別のところでふと感じた違和感がひとつ。
この本を通して、“幸せ”とは、なるものではなく、気づくもの、味わうものだと。
私も同意です。
自分が今生きていることがとても有難いことだと気付き、感謝ができれば、幸福度はかなり上がると思います。
実際に私は今、 -
Posted by ブクログ
先月から部署異動やら出張やらで、なかなか読書ができなかった。少し軽めの物を読もうと思い、本書を選択。
全体的に優しい印象が残った本だった。
特に気に入った部分が「批判や愚痴はほどほどに」ということ。完全にゼロにしてしまうと、本音を隠しているようでネガティブなことが言えなくなる。代わりに、言いたいことの半分以下で否定する、明るい表情と笑顔で愚痴る。部分的に、「私は〜と思う」意見にする。その方が話しかけられやすい。
このようにさほど驚きはなくとも、共感が持てる内容がたくさんあった。
犬の散歩や家事をしながらAudibleで聴くのにちょうどいい。