あらすじ
今あなたは大切にすべきことのために、力を注ぐことができていますか? 「あれこれやることがあって手が回らない」「自信がなくて消極的になってしまう」「なにをするのも億劫」ということはありませんか? もし、あなたの心がずっしり重い状態であれば、不要な心の荷物があなたのエネルギーを奪ってしまっているということ。この心の荷物を片づけて、あなたのもつエネルギーをストレートに発揮できれば、成果や自信を得られるだけでなく、夢中になったり楽しんだり心から笑ったりしながら、目の前のことに向き合えるようになるのです。いままでなにかをすることに消極的だった人も積極的になったり、続かなかったことが続けられるようになったりします。この本には、私たちがどんなふうに心の荷物を片づけていけばいいのか? 心のエネルギーを取り戻すために、どう心の荷物と付き合っていけばいいのか? いっしょに考えていくための74のヒントが収録されています。
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Posted by ブクログ
有川真由美さんの本は心に寄り添って描かれているものが多く、こちらもあっという間に読み終わってしまいました。
読む前までは
歳を重ねて涙もろくなっている理由は感情を司る前頭葉が衰えてきてしまったのではと悲しくなっている部分もありましたが、
いろんな人生経験を積んでその方の背景などを想像できるようになったことからと描かれている部分を読んでそういう考えもあるのだと気持ちが軽くなりました。
歳を重ねていくことで心の荷物を解けていき、も自分に正直になり良いこともあると感じました。
Posted by ブクログ
有川さんの本はいつもとても前向きになれます。
今回はココロの感情をうまく整理できる内容
誰もが感じる悩み、嫌なこと、苦しみ不安怒りなどの感情へ対処の仕方が書かれており、手元に置いておきたい本。
このような感情はだれもがマイナスにとらえがちだがそれをうまくプラスにしていけるように書かれている
・心の荷物はすべて自分が作り出している。それならその荷物はさっさと自分で片付けてしまおう
・~ねばならないという思い込みをすてる
・大変なことも、その裏には喜びが必ずある
・できないと思わない。ひょっとしたらできるかもでやってみる
・他人に期待しない
・人と比較しても幸せになれない。今自分があるものに自分の価値と幸せに気づいて幸せをみるける
・わからない将来に不安を抱えるより、毎日できることを一歩ずつ
・みんなに合わせてもだめ。自分の頭で考えて自分が求めることできることを優先
・自分はどこにエネルギーがわくか知っておく
・目標は遠くに求めず近くにリアルに求める
・幸せになるには自分から愛を発信していく
・認めてほしい、愛されたいと思うなら、人に対してよいことをしたりほめたりして、自分で自分を認めていく。
・自分を変えるには、次の行動を変える。あのひとだったらどうするかどう考えるかと行動を変える。
・欠点、挫折、失敗、障害も自分の資源、財産。これも強い武器になることもある。どうするかは自分次第。
容姿端麗金持ちが幸せとは限らない。
・人の幸せ=自分の幸せ
・私はまだまだと常に謙虚に
・自分の正しさを疑う。私にはできない・・自分の思い込みで損してないか
・他人に依存しない。責任は自分にある
・自分は運がいいと思うと運がついてくる
・嫌なこと怒りがあったときも否定ではなく肯定してみる。おかげさまでいいこともあったと
・減点主義ではなくプラス主義
・何かを得るときは失うこともある
・真似や比較ではなく自分の足で立ち自由に
・罪悪感、これでいいのだと思う。完璧でなくてもいい
・虚栄心ではなく自分にできること得意なことをみつけて自尊心に
・プライドをして敵対心を捨てる
・マイナスの感情はすべておかげさまで、と感謝を考えてみる
・やった後悔よりやらなかった後悔が大きい
・自分の喜びにフォーカス
・エネルギーはもらおうとすると減る。与えるとわいてくる。
Posted by ブクログ
イライラの矛先が…
相手→他人が思い通りにならないのは当たり前。不満と向き合って、簡単な対策を探す。
悪口→敵対心を捨てて、合わないことは山ほどある。
不安→迷ったら、まずは小さくシンプルにして、的を絞る
ネイルデザイン一つでも迷ってしまう。最初から頑張るんじゃなくて、シンプルから始めてみようと思ったらスッキリした。
Posted by ブクログ
心の荷物は「捨てるもの」と「残すもの」に分け、必要でない考えや感情、行動を潔く手放していくと、すっきり片付く。あいた心のスペースに、本当に必要なもの、欲しいものを入れながら、自分の世界を作っていくと、本来大切にするべきものを大切にできる。「いま」をできるだけご機嫌に過ごせるはず。
まずは、自分自身の心に素直になって、「本当に欲しいもの」をわかっておくこと、その道のうえにない不必要なものは「捨てる」と決めることが、心の荷物を片付ける第1歩。
大切なのは、自分のしたいことを、自分で知っていること。