伊兼源太郎のレビュー一覧
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僕は何冊か併読しているタイプなのですが、現在紙の本で伊兼源太郎さんの『巨悪』を読んでいます。まだ、前半から中盤なんですが、「これは面白い」
と他の著作を探していたところ、こちらが無料版であったのを見つけて読了。これはしばらく伊兼さんづくしになりそうです。 -
面白かったです!
シリーズの前作を読んでから、この本を読むことをおすすめします。
最後の一行で、ゾワっと冷えました。
見事でした!
次回作も楽しみです。Posted by ブクログ -
シリーズ最終巻。ついに最終決戦の時が来た。母、妹一家、同僚の仇を、吉村のバッジをとれるのか。次々と伏線が回収されていくおもしろさ。スパイが暗躍する中の黒幕との駆け引き。これでいいのか?という少々呆気ない幕引きだが、最後の伊勢の告白で、自分はまだ彼の強かさを理解できてなかったのだと痛感した。Posted by ブクログ
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ラスボスが幽白の仙水忍みたいでめちゃくちゃ強い。
須賀、皆口、毛利とキャラの色が濃くなってきて嬉しい。
チームプレーで激アツ。
最後のページでニヤリ。Posted by ブクログ -
やっぱり伊兼源太郎はほんまもんだった。今まで読んだ警察ミステリー小説でベスト5には入る大傑作。濃厚で芳醇で青春をも感じさせる若きキャリアの活躍と挫折を神戸を舞台に描く。見事なプロットと煌めくような会話の数々、過不足ない主人公の心理描写、「だから、僕は人を殺した」に込められた心情投影、どこを切り取って...続きを読むPosted by ブクログ
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オーディブルで。警察官の行動を確認する話。
始めて触れたテーマなので、興味深い。やや地味な印象もあるが、
警察内の人事や思惑が複雑に、絡みあったストーリー。
主人公の刑事は、頭も良く精神的にもものすごくタフ。
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Audible
重いものを背負いながらも、ぶれない主人公にしびれました。10時間以上という再生時間があっという間。
暴力シーンが迫真に迫りすぎていて辛かったけど、他は全部おもしろかった。Posted by ブクログ -
「とても面白かった」というのが率直な感想です。
警察小説の魅力がつまっていたと感じました。
若手キャリアにスポットをあてている小説は、今まであまり読んだことがなく新鮮であったことも影響していると思います。
誰が裏切りなのか?どうなるのか?
ワクワクしながら読めました!Posted by ブクログ -
警察小説というよりも今までにはないエンタメ要素を含んでいる。
若きキャリア警察官である甲斐が、クールでスマートである。
だが内には熱いものを秘めているようで気になる存在。
バーでドイツ小説を読むくだりもあり、描写が美しい。
成海とのやりとりも会うたびに深みを増してくるのも楽しめるところである。
警察...続きを読むPosted by ブクログ -
152だんだん良い作品が増えてくる。これまでで一番良かった。抑制とウィットも残っていて、単なる深読みの言葉遊びにならないセンスが心地よい。大作家の単発でがっかりした後だったので、余計に。たくさん人が亡くなったのでマイナス星一つなり。Posted by ブクログ
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行間を流れる何とも不穏な空気に急かされ、次はどう展開?マグマはいつ噴き出すのとゾクゾクしながら読み進む。一人語りが昔のハードボイルド小説ポクって新鮮なのか?「物事の良し悪しは時代で変わる。けど好き嫌いは己で決められる」「性愚説」「清流に煙草を弾き飛ばして平然とする男」「役職や階級、肩書きはただの記号...続きを読むPosted by ブクログ
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初めて読んだ作家さん。正直に言うと読み始めは少し侮っていました。主人公の凄さを周りが「凄い」と言って「凄く」なる話なのかと。ただ登場人物が増えるに連れて、出てきたキーワードの点を繋げて導き出されたものと、話の残り4分の1からの答え合わせがとても楽しかったです。
また日本が舞台の警察ものとしては珍しく...続きを読むPosted by ブクログ