残響 警視庁監察ファイル

伊兼源太郎

“互助会”の黒幕は誰だ――ジンイチ、最大の戦い！

警視庁監察係・佐良は、庁内に存在するという「互助会」の全容を掴むため、同僚の皆口菜子、毛利とともに、本格的な監察を始めた。
しかしその矢先、監察トップの警務部長が狙われた。警察内部の犯行か、犯罪組織による警察への報復なのか。
そして、佐良と皆口の心に傷を与えた、同僚刑事・斎藤殺害事件に関連する大きな手がかりが見つかり…。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内小説
• 出版社: 実業之日本社
• 掲載誌・レーベル: 実業之日本社文庫
• ページ数: 448ページ
• 電子版発売日: 2024年07月12日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[ブクログ · ★★★★★]

audible 。警視庁監察ファイルの３作目。このシリーズは文句なしに面白かったですよ。
社会派ミステリーといっていいと思います。作者の目線が深い。

[ブクログ · ★★★★☆]

著者は元新聞記者（朝日？）察庁内部事情に相当詳しいことがうかがえる
監察官の物語で多少荒唐無稽、ご都合主義的な部分があることは否めないないが面白かった
ほぼ一気読み

[ブクログ · ★★★☆☆]

“互助会”の黒幕は誰だ――ジンイチ、最大の戦い！
警視庁監察係・佐良は、庁内に存在するという「互助会」の全容を摑むため、同僚の皆口菜子、毛利とともに、本格的な監察を始めた。しかしその矢先、監察トップの警務部長が狙われた。警察内部の犯行か、犯罪組織による警察への報復なのか。そして、佐良と皆口の心に傷を与えた、同僚刑事・斎藤殺害事件に関連する大きな手がかりが見つかり…。

[ブクログ · ★★★★☆]

初めての作者だったが「密告は唄う」からの三部作は読み応えがありました。監察という警察小説の中でも重苦しい仕事ながらもダイナミックな展開もありページをめくる手が止まりませんでした。
伊兼さんの他の著作も読んでみようと思います。