山田章博のレビュー一覧
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平安時代のようで、違う日本。
鬼王丸は幼馴染の藻と共に貧しいながらも幸せに暮していた。しかしその昔妲妃・華陽夫人と呼ばれ王を操り悪政をしいた妖弧は藻の体をのっとり、天皇の寵妃になってしまう。
鬼王丸の闘い始まる…
安部清明、賀茂光栄、平将門、藤原純友らも出てきます。
絵のクオリティがありえ...続きを読むPosted by ブクログ -
ファンタジーの王道、ロードス島戦記の過去の物語。異世界から放たれた魔神との死闘を六英雄と歴史に名を残さない勇者との視線で紡がれる物語の序章。Posted by ブクログ
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1巻でおさなじみの藻(みくず)が帝のもとに行ってから4年後、鬼王丸も傀儡小屋の主となっていた。そこいら近辺の世話役?のようにもなっていて頼もしい感じ。夜は宮中向けの荷の盗賊となり藻奪回に向けて虎視眈々と力を付けていきます。続巻が待ち遠しい…Posted by ブクログ
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人を中心に描いてくれていて、外伝が一番面白かった
まだ世界に明らかな救いは無いけれど、なんとなく、どの話も光明が見える
そんな短編集Posted by ブクログ -
大団円。異能もない少年少女の活躍がまぶしい。破壊を免れ、神族の支配から解き放たれた人間の世界を、これから火狩りたちと少年少女たちがどう育んでいくのか、思いは未来を馳せる。Posted by ブクログ
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神族が出て来たりと先が気になる展開に目が離せなかった。綺羅の家族の関係性や、灯子が火狩りになるのか、どんなキーパーソンになるのかが気になった。ただ主人公の灯子がどんな力があるのか、どんな子になるのか分からなくてもどかしい。これから面白い展開になるのを期待する。Posted by ブクログ
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人、神族、蜘蛛による死闘が始まり、目が離せない。それぞれが正義を掲げながら、世界の滅びに向かっている感がある。頭でっかちだけど、自分がしたことの大きさを理解した、煌四の言葉が印象的「この先の世界が、生きるのに値するものか、見てみたい。そんな世界が、もしほんとうにあるなら-ぼくも、見てみたい」。炉六の...続きを読むPosted by ブクログ
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頭の中のイメージが追いつかない。後半から始まる、炎魔との死闘。明楽や灯子らの戦いが圧倒的な筆力で描かれる。目が離せない、すぐさま3巻へ。一息つけない。
炉六のセリフ
✔︎おれは親しい者をみな失ったが、お前たちがこの先も生きる世界を、見てみたいのだPosted by ブクログ -
アニメから入って読み始めたが、原作を読む方が情報量も多く面白い。ファンタジーノベルは、上橋菜穂子の守り人シリーズが最高だと思っているが、本作の世界もなかなか面白い。まだ1作目だか、こらからどんな世界が展開されていくのか、興味深く楽しみ。少年少女が頑張る姿を描かれていると、やはり応援したくなる。Posted by ブクログ
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本編読見終わった後、気になっていたことがちらほらと短編になっています。
旧世界の物語が1冊を通して4回に分けて書かれ、その中に短編が混じってます。
第一話 光る虫
ほたるちゃん、幸せに暮らしてるかな?
と気になっていたけど、そうだよね、甘くない。
そんな中ほたるちゃん自身は「友達ができて幸せ」...続きを読むPosted by ブクログ -
個人的日本三大ファンタジーは
上橋菜穂子先生の守り人シリーズ
荻原規子先生の勾玉三部作
小野不由美先生の十二国記シリーズ
(異論は認める)
なのだが、このシリーズもキャラや世界設定などそれらに匹敵する可能性を感じる。
最後まで早く読み進めよう。Posted by ブクログ -
明楽の表紙!
赤い髪の毛をひとくくりにして、戦う女性の姿は、なんとなく十二国記の陽子っぽさあるよね。
外伝を残して本編はこの4巻目で終了ですが、1巻からずっと思っていたことがある。
世界観がだいぶ違う世界のこと書かれているから馴染むことから始まるけど、馴染んだ後でも戦いのシーンなんかは、結構置...続きを読むPosted by ブクログ -
第二巻の勢いそのままに、炎魔との戦いから始まる第三巻。
↓ネタバレ↓
炎魔と戦うために集まってきた首都の火狩りたちが、クンが蜘蛛の子だとわかると途端に矛先をクンに向けて、炎魔をほったらかしにクンへ攻撃する様というのは「人間だなあ」と顔を顰めて思います。
善と悪・正と偽、状況や背景を考えずにどち...続きを読むPosted by ブクログ -
魔神との戦いの決着を描く。ただし、前の巻で主人公が退場しているので、蛇足感は否めず。設定の顛末を描いたような感想を持ってしまう。ラスボス魔神王との戦いも、前巻の方が迫力があった。
ただ、話の決着を描き切った点は評価する。Posted by ブクログ -
ついに首都に着く!
ついに灯子と煌四が出会う!
高揚感が貫くように始まる第二巻は、怒涛の展開であれやこれやといろんなことが巻き起こって、読み終わって「ふぅ」と一息をつくほど。
神族に対しての猜疑心、燠火家の違和感、一巻目でジワジワと感じていたことが、第二巻で物語が進みながら、灯子や煌四の行動の中...続きを読むPosted by ブクログ -
十二国記好きとしてはテンション上がざるを得ない、山田章博さんイラスト!
山田さんがイラスト描かれてるってだけで、面白いって確信して読み始めるわ。
がっつりファンタジーは、その世界観に慣れるまでは読みづらいよね。
火狩りの王は、日本の名前・日本的な雰囲気の世界だから、文字が受け入れやすく読みやすいと...続きを読むPosted by ブクログ