山田章博のレビュー一覧

  • ロードス島伝説5 至高神の聖女

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    ネタバレ

    年を取ったせいか、妙に涙脆い。ロードス島伝説の完結編となる本書を読み終えた今、本編のロードス島戦記とは打って変わって、ペシミズムが全体を覆っているかのようだ。
    魔神王を倒した六英雄たちのその後に輝かしい未来はなく、隠棲を遂げる者や再び合い見え、討ち死にする者、自らを犠牲にする者、各登場人物全てに諦観が漂う。
    事を成し終えた後に何が残る?
    常にその疑問を孕んで生きていくのだ。
    前4巻までは悲劇の英雄ナシェルの物語だったが、今回は添えられた短編も含め、悲劇の聖女フラウスの物語となっている。しかし、フラウスの設定は本シリーズ当初に比べ、かなり変わった。
    当初は勝ち気な聖女という設定で神話のヴァルキリ

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    2020年08月03日
  • ロードス島伝説 永遠の帰還者

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    中学・高校の頃、『ロードス島シリーズ』はもう純粋に面白く、RPGの世界を独力で何か形として残したいという願望を理想的に具現化したものとしてワクワクしながら読んでいた。
    しかし大学、そしてつい最近になっては読書遍歴を重ねて目が肥えたせいか、過去の遺産にしがみついて書かれた付録として捉えていた。

    しかし、今回、そういった自分の不明を恥じる。
    一見、竜騎士、魔神、魔法など、典型的なモチーフを取り扱った作品と思われていたこのシリーズは、実は単なるファンタジー物ではなく、作者なりに、濃度はどうあれ、リアリティー、根拠付け、動機付けを持たせようと腐心していることがわかった。
    というのも、この『ロードス島

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    2019年01月27日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(下)

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    最初の130ページを読む限りは、貴子がビーナスの役員としての成長物語、金色屋の女将を解任したあたりまでは完全な旅館再生物語かと思いきや、一気にスパイ小説っぽくなっていった。
    特に下巻になると、ますます加速する。迫る中国共産党の不気味な影。
    あっさり人が死にすぎ。
    モニカの最初の威勢の良さはどこへやらで、しだいにキャラが落ちぶれていく。
    美麗が記憶を取り戻すたびに冷酷になるのだけど、最後のオチはやっぱり意味不明。
    将陽明はなぜ消されたのか、どのようにして捕まったのか、なぜ鷲津にこだわっていたのかは謎のままで、他のハゲタカシリーズに比べるとなんともすっきりしない終わりかた。

    でも読んでる間ページ

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    2018年08月13日
  • ロードス島伝説4 伝説の英雄

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    ロードスを描く時の水野良氏の筆致は、クリスタニアを描いた時のそれとは全く以って異なる。後者のそれは暗中を模索しているような危なげな様子であるのに対し、前者のそれは、湧き出る物語を紙面へと落としていくようで淀みが無い。

    今回の結末に是非はあろう。密を省き、抄に徹したその物語は読者を満ち足りた気分にさせるとは思えないからだ。
    だからこそ私はこの物語の続きを渇望する。ロードスは今なお息づいている。

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    2018年06月07日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(下)

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    相変わらず面白い。
    鷲巣はほぼ登場しないが登場人物に微妙な影響を及ぼしている。日本、フランス、中国の3つの国の人間たち思惑が交錯する。
    フランスのホテル経営と日本の旅館業の考えの違いが浮き彫りに。
    日光の美しさにあらためてシーズンオフに行ってみたくなった。

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    2018年05月27日
  • ロードス島戦記 ファリスの聖女 電子版(上)

    購入済み

    スマホだと見にくい

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    2018年04月23日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(下)

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    下巻はテーマが一変してスパイ小説になりました。アランの死の真相もわかりました。面白かったのですが、中国の恐ろしさを感じました。さすがにノンフィクションではないですが、本気の中国(アメリカもそうでしょうが)は何でもありで、なきにしもあらずと思わされます。

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    2018年02月07日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(上)

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    ここまで相手と自分のことを俯瞰して商談するのってすごいよなと毎度思う小説。このくらいの余裕と熱量持っていたい。

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    2018年01月03日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(上)

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    ミカドホテルを元オーナー松平貴子がとり戻そうと奮闘、記憶を失った中国人の女スパイ美麗の復讐と交錯、そして、ちらつく鷲津政彦の影…。誰が見方でだれが敵なのか、陰謀渦巻く国際的な謀略の中、彼女はどう切り抜けていくのか。題名の通り「我慢強い」彼女を応援しながら下巻へ。

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    2018年01月03日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(下)

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    サムライキャピタル ゴールデンイーグル鷲津が、
    いつ登場するのか 期待していたら、ふーむ。
    現れなかった。
    それが、この物語のおもしろさかもしれない。
    ミカドホテルグループ 松平貴子の活躍が見もの。
    将陽明の 若い頃の初恋が 巨万の富を得ても、
    結局忘れられないと言う 『未練』がテーマなんだね。
    しかし、将陽明は何故執拗に 鷲津にあいたかったのだろうか?
    貴子をメッセンジャーにする必要がないのだが。
    中国での権力と日本の警察などにもにらみを利かすことができる。
    そんなことが、できないと思うが、しちゃう。

    将陽明の娘 美麗は、記憶を奪われ手、徐々に回復する中で
    自分の役割を認識することになる。

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    2018年01月04日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(上)

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    ミカドホテルグループのCRO 最高再生担当責任者 
    松平貴子を軸に、物語がすすんでいく。
    リゾルテドゥビーナスの社長 フィリップビーナスに
    評価されて、取締役に。
    アンリドヌーブ社長、モニカバーンスタイン副社長の確執。
    貴子は 熱海の温泉 金色 を立て直すように言われる。
    そんな時に ビーナス会長が 突然 死んでしまう。享年62歳。
    ビーナス会長は モニカに代表取締役をやるようにと言われるが、
    ビーナス会長のヨメ マリーヌビーナスが、大株主となり
    モニカを解任させる。

    香港の富豪 将陽明は、貴子の祖父母も知っている。
    戦争の時に、世話になったと言う。
    そして、ミカドをとりもどすと貴子に言う。

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    2018年01月04日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(下)

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    手に汗握る展開で一気に読んでしまいました。
    とっても面白い。大満足でした。
    1つ残念だったのが、もともと、金融小説の色が濃い一連のハゲタカシリーズ。ただし、今回に関してはそれに、国際謀略の色が加わりました。物語を読み進むにつれ、どんどん国際謀略の色が濃くなり、最後には完全に染まります。
    も少し金融の色を残してほしかったなぁ。
    無い物ねだりの気もしますが。。

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    2017年12月06日
  • 紅色魔術探偵団

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    中華風をベースに中東やらヨーロッパやら日本的なテイストが混ざり合った独特の世界感。たまらないですね。主人公の小悪魔が綺麗。
    王道のショートストーリーで、この独特の世界観故、UFOが出てこようがさまよえるオランダ人が出てこようが違和感なく取り込めてしまうのが凄い。

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    2017年03月11日
  • 紅色魔術探偵団

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    "「道士さま!!」
    「こらこら俺は悪魔だよ」
    「え 悪魔?すると夜眠る時に使う…」
    「そりゃまくらだ」
    「すいません 疲れてるとダジャレしか出なくて…」
    「わかるわかる」"[p.89_悠々飯館の怪・梨華ご乱心!]

    衝動買いだけど面白かった!マッド・サイエンティストと助手の美少女と小悪魔の3人による連作短編集。
    開始4ページ、キリスト教圏生まれじゃない悪魔を十字架で殴る(物理)シーンでもう虜になった。すごく好み。
    言葉のやり取りと平仮名効果音の描き方好き。
    ものぐさな感じの小悪魔がまた……寝起きのシーン最高。

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    2016年03月11日
  • 猫の遊ぶ庭 ~気まぐれ者達の楽園~

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    ネタバレ

    短いけど、いちゃいちゃが見れて良かった。
    前巻より夫婦然としてるところが良い。女の子ライバルも現れ、お互い嫉妬したりで、良い刺激があって面白かった。

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    2015年09月18日
  • 猫の遊ぶ庭 ~気まぐれ者達の楽園~

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    なんだかんだで寮の人間関係は良好なんではないかとwww 
    杜司の最強っぷり納得。最強だけど可愛い!! 二人ずーっと幸せに寄り添って欲しいなぁと。

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    2013年09月04日
  • 猫の遊ぶ庭

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    読み終わって、ほかの人から言われて「あ、挿絵がなかった」と気がついた。
    思い返せばあのシーンもこのシーンも絵として見てみたかった気もするけれど……無くてもとても気持ちよく読めましたよ。
    本当に雰囲気のいいストーリーだった。

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    2013年09月04日
  • BEAST of EAST (4)

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    ネタバレ

    発売をずっとずうっと待っていたけれど、何年も音沙汰がなかったので発売を見逃していました。危ない危ない。

    鬼王丸さんは本当にみんなに好かれていますね。
    桔梗さんの最期が本当にあっけなくて、あの健気な姫が、不憫でなりません。玉藻さん極悪。

    今回、藻さんの影がちらりとも見えませんでしたね。戻って来られるのかしらん。

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    2012年01月01日
  • BEAST of EAST (4)

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    ひ、久々の新刊…!かなりの年数があいているのに、作風がブレないところに、読んでいて凄く安心しました。
    全巻までで出ていた話が繋がって大きく動き出す印象を受けました。

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    2011年10月06日
  • 猫の遊ぶ庭 ~気まぐれ者達の楽園~

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    杜司の可愛さがハンパなかった~!!!!
    織田が夢中になるのも分かります。
    織田が無自覚で杜司を口説くとこも、もう何とも悶えました。
    あとは、杜司の意外な積極性が見れて良かったかな。
    満足の一冊でした。

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    2011年10月04日