山田章博のレビュー一覧
-
-
-
-
Posted by ブクログ
児童文学からの文庫化ですが
単行本だと手に取らなかったかも。
文庫にしてくれて良かった。
火に近寄ると
人体が発火するようになった世界。
炎魔という獣から採れる火だけは別で
それを狩る〈火狩り〉が重要な存在だった。
自らの命を救ってくれた火狩りの
遺品を届けるため首都に旅立つ少女・灯子。
母を亡くし、妹とふたり路頭に迷うところを
名家にひきとられた火狩りの息子・煌四。
ふたりの視点で交互に話は進む。
その道がやがて交わることは
読んでいるこっちにはわかっているのですが
なかなか遠くて厳しい道のりで…。
世界の謎がいろいろあって
これから解けていくのが楽しみです。 -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ灯子と煌四の出会いはもう少し先になるのかなと思っていたら、予想よりさくっと邂逅して驚いた。
驚いたと言えば、緋名子の件。
まさかそんなことになろうとは!
主人公たち周辺の人たちに本当に容赦のない世界である。
しかも解説にもあった通り、絶対的に強い人もいない。
主人公サイドにも、この人に任せておけば安心という人物がいない。
神族にも果たしてそんな強キャラがいるのかどうか。
ただそれぞれの人物たちが、それぞれの思惑で、意志で、この終わりそうな世界を生き抜こうとしている。
それが、他の人や神族から見て許容できるのかできないのかはさておき。
そんな中「この世界がいかにあるのか、ただそれだけを知ろう -
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ハーディ ハゲタカ2.5
日光・金谷ホテルをモデルとしたミカドホテルの松平貴子を主人公とする、ミカドホテル奪還劇。前作で世界的リゾートホテルグループの傘下となったミカドホテルを奪還するまでの話。先日、日光・金谷ホテルを訪れたこともあり、描写がありありと想像できたことで非常に面白かったが、今回はどちらかと言えばビジネスというよりスパイ小説のようなイメージであった。ラストも、ハゲタカ1.5のスパイラルのような「この手があったか!」というような鮮やかな展開ではなく、かなりあっさりしていた印象。また、本作では全くと言うほど鷲津は現れない、完全に映画でいうマクガフィンとなっている。