山田章博のレビュー一覧

  • 火狩りの王 〈一〉春ノ火
    煌四と、灯子が出会う前のまだまだ序章。
    最終戦争後の世界では、神族が人を自然の火に触れると、発火するように作り変え、戦争はないが、炎魔を狩って、火を得ながら、神族に
    管理されながら生きていた。
    しかし、炎魔が増えたり、畑など各地に異常が出たりしだす。これは、神族に対する蜘蛛のせいだという…
    一方首都...続きを読む
  • 火狩りの王 〈一〉春ノ火
    アニメを見てるような感覚。
    面白くてすらすら読めてしまった!

    個人的には灯子の話が好き。竜が出てきて戦ったところは鳥肌が立った!火穂が一緒に首都に行こうとなったのもとても良かった!

    ただ、人がいきなり死んでしまう、、
    すごく気になる終わり方をしたので早く続きが読みたい!!

    今後、2人がどのよう...続きを読む
  • 火狩りの王 〈三〉牙ノ火
    挿絵の緋名子ちゃん可愛い、と暢気なことを言っている場合ではない。

    本当に見た目も大ごとに、そして様々な存在の様々な思惑が絡まり合って混沌としている首都。
    それでいて絶対的強者もいないという。
    神族ですら一枚岩ではなく、帰ってきた「揺るる火」すら迷える小さな少女だった。
    この「揺るる火」の姿には本当...続きを読む
  • 火狩りの王 〈二〉影ノ火
    ついに首都に到着した灯子が
    まずは綺羅と出会い、煌四と出会う。
    この微妙なすれ違いにドキドキしたわ。

    妹の緋名子が治療と称して
    何らかの実験台にされてたっぽいことを
    知った煌四の心情を思うと(/ _ ; )
    そもそも緋名子を守るために
    熾火家を頼ったのに。

    他にも〈蜘蛛〉の子なのに
    群れから捨て...続きを読む
  • 火狩りの王 〈四〉星ノ火
    思ったよりあっさりした幕引き。ただ、灯子も煌四も、明楽も、皆それぞれに新しい世界の中で生きていくことができるのは何より。
    灯子があっさりの村に帰って行ったのは意外だったが、旅を通して強くなって帰って行き、祖母の最期に間に合ったことも、厳しいようで少し不器用で優しいおばさんと再会できたことも含めての大...続きを読む
  • 火狩りの王 〈三〉牙ノ火
    揺るる火が帰還して物語が更に勢いづく。
    読み進めるにつれて激化する争いにハラハラしながらもページをめくる手を止められない。
    まだまだ謎めいた部分も多いけど、作り込まれた世界観に何度も魅せられる。

    クンがひたすら可愛い!
    可愛すぎて、修羅場でも、ホワッと癒しを感じてほのぼのしてしまう!!!
    あの水の...続きを読む
  • 火狩りの王 〈一〉春ノ火
    児童文学からの文庫化ですが
    単行本だと手に取らなかったかも。
    文庫にしてくれて良かった。

    火に近寄ると
    人体が発火するようになった世界。
    炎魔という獣から採れる火だけは別で
    それを狩る〈火狩り〉が重要な存在だった。

    自らの命を救ってくれた火狩りの
    遺品を届けるため首都に旅立つ少女・灯子。
    母を亡...続きを読む
  • 火狩りの王 〈二〉影ノ火
    灯子と煌四の出会いはもう少し先になるのかなと思っていたら、予想よりさくっと邂逅して驚いた。
    驚いたと言えば、緋名子の件。
    まさかそんなことになろうとは!
    主人公たち周辺の人たちに本当に容赦のない世界である。

    しかも解説にもあった通り、絶対的に強い人もいない。
    主人公サイドにも、この人に任せておけば...続きを読む
  • 火狩りの王 〈二〉影ノ火
    面白くなってきた。
    灯子と煌四が出逢い、物語が廻り始めて、光明が見えてくるかと思いきや寧ろ苦難。
    緋名子は体調が悪くなっていくか、回復するのか、と思っていたら思わぬことが裏で起こっていた。
    煌四の先生もただ出てきただけでなさそうなことは明らかだし、この後の展開が読めずハラハラする。誰が火狩の王なのか...続きを読む
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(下)
    なるほど、こう描き繋げたか。
    面白い、本編を更に盛り上げる。でも個人的にはちょっと人が亡くなりすぎかな。
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(上)
    ハゲタカシリーズのスピンオフ。本編シリーズと当たり前だけどリンクしながら、謎であった部分が見えたりして軽快に読める。後は下巻に期待。
  • 火狩りの王 〈一〉春ノ火
    世界観にどっぷり浸かれる物語。現実から切り離されたい時に読むには最適。まだ灯子と煌四の運命がどう交錯して、世界を動かしていくのか、本当に対峙するものは何なのか、全体像に辿り着いていないが、それだけに先が気になる。
    久々に読み応えのあるファンタジー、という感じ。2人が出逢って、それぞれの目的を達成でき...続きを読む
  • 火狩りの王 〈一〉春ノ火
    一見、過去を舞台に描かれたファンタジーかと思いきや未来という意外性や"火"を重要視したファンタジーというこれまでにないタイプの設定が斬新で面白い。5作全てを読むのが楽しみになるスタートだった。

    ☆4.3
  • 火狩りの王 〈二〉影ノ火
    一冊目では完全にバラバラだった灯子と煌四の物語が交差して新たな流れが生まれるが、まだ多くの点は暗く闇に包まれたまま。そこがこれからどう展開していくのかに期待が高まる。

    ☆4.3
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(下)
    ハゲタカシリーズのスピンオフ作品。
    上巻ではバラバラと思われたストーリーも1つに最終的にはまとまっていた。
    しかし、その分、話があっちこっちにいくので、整理が大変だった。
    アランの死の真相も分かったが、他の人も含め、無理やり死の描写を描いているように思えた。
    サスペンスの部分はかなり強引だったと思う...続きを読む
  • 火狩りの王 〈二〉影ノ火
    ほとんど一気読みでした。いろいろ出てきたし3巻で終わっても良さそうだけど…まだ解明はされない感じか。
  • 火狩りの王 〈一〉春ノ火
    冒頭から屈強なキャラがお亡くなりになるため、これは生半可な世界ではないなと覚悟を決めた。
    事実、一緒に旅した仲間たちが容赦なく、それでいて実に呆気なく命を落としていく展開が。
    しかも、きっちり弔う暇もなく駆け抜けていかなくてはいけなかったのが、また辛い。
    生存組も命が掛かっていますので。
    割と強そう...続きを読む
  • 火狩りの王 〈一〉春ノ火
     やっと文庫に落ちた!と思ったらアニメ化?たしかにナウシカだけどね。アポカリプスで、人体が変化していて、使命感を持った少女と、研究肌の少年が主人公で…。おかげで、連続刊行するみたいなので良しとするか。
     
  • 屋久島トワイライト
    屋久島に行ったことがあるからなお面白く読めた。具体的に情景が鮮明に浮かぶ。私
    はこの世のものでないものは見えないが、屋久島の神秘的な場所には神々や怖いものやらが沢山いそう。
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(下)
    ハゲタカシリーズのスピンオフ。
    日光のホテルオーナー松平貴子、鷲津の腹心の部下アランの元恋人美麗の2人が中心の話。
    ネタバレになるので詳細は控えますが、
    ラストが普通ではありえない終わり方で、
    めちゃくちゃ印象的でした。
    ある人物の卑劣さ、意外な人物の暖かさが心に残りました。
    早く続編が読みたい。。