山田章博のレビュー一覧
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「ロードス島戦記」が先に描かれていたので、30年前の時代を描く「ロードス島伝説」の結末はあらかじめ決まっていた。作者は書いているうちに違う展開になることもありうるとは言っていた。しかし本筋は変わらず、そのままで決着。その結末への展開も、これなら納得というもの。そういう展開で結実させたのかと、最初に読...続きを読むPosted by ブクログ
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久しぶりに本棚から取り出して読み出した。僕が読んだ中では日本のファンタジーでは最高傑作と思っている。異世界で英雄たちが集結し、邪悪な魔神の軍勢を倒して行くというもの。
英雄たちがとてつもない能力を発揮するのだが、それと同時に亡国の王子の悲劇もしっかりと描かれる。
第1巻の本書は戦記の始まり。これから...続きを読むPosted by ブクログ -
最終巻です。ここまでジェットコースターに乗っているような展開が続き、最終巻はやや、まとめ的なちょっとスピードが落ちた感がある展開です。
いやぁ、おもしろかった。
久しぶりに開始から終了まで、いっさいダレることなく、読み応えある物語でした。
登場人物にスーパーマンが誰もいないというのがいいですね。書い...続きを読むPosted by ブクログ -
ファンタジーは鹿の王以来で、ちょっと苦手意識があったが、すらすら読めて内容も面白かった。世界観がユニークだけど、説明の密度が自分の好みと合ったので読みやすかったのだと思う。
どうなっていくのか気になるので、今夜二巻を買いに行きます。Posted by ブクログ -
最初は暗くて重い話と思ったけれど、3分の1過ぎたあたりからずんずん引き込まれた。灯子ちゃんや花嫁さんたちみんな応援したくなる。Posted by ブクログ
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第一話はいかにも村の話という感じで読むのが辛いところがあったけど、気付いたら引き込まれていた。後日談の第五話、第六話は必読。Posted by ブクログ
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ファンタジーを読むことは少ないのですが、話題作なので
とても読みやすい作品です
世界観はよく練られたもののようですね
すぐに入り込めました
上橋菜穂子さんの「鹿の王」のように、あちら側とこちら側から物語が展開していく構成です
いつどこで交わるのだろうかPosted by ブクログ -
灯子と煌四が出会う巻。
とにかく作中の表現と展開が綺麗で残酷で良い。
次巻は戦闘が多くなるのかなと思うので楽しみ。
瀧井朝世さんの解説が良かったのでぜひ読んでほしい。Posted by ブクログ -
まあ続編といえば続編の短編集でした
でも前作よりは熱感があってよかった!
一癖も二癖もある寮の住民たちのエピソードが絡んだ話だったので、かなり楽しめました❗️ -
火を使えなくなった人類が生きている世界。
結界に守られた村で暮らす灯子と両親を亡くし首都でくらす煌四の物語。まだ2人は出会ってませんが…コレから出会うのかな?出会ってらどうなるのかな?と、ドキドキしています。早く続き読まなければ!!Posted by ブクログ -
火を自由に扱うことができなくなった世界という設定が面白い。「凍る草原に鐘は鳴る」を読んだ時に、動くものが見えなくなるという現象化で生きる人々を描いていて、ミステリ同様、特殊設定化で展開させる話って想像力が問われる。もしかしたらミステリの特殊設定という流行りは、ミステリ×ファンタジーという形態が結実し...続きを読むPosted by ブクログ
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やっと出会った灯子と煌四
またもや全員ズタボロだし
緋名子までもが参戦とは!
唯一ほっこりするのは
火穂と昭三のカップル誕生
「ひがり」じゃなくて「ひかり」だって気づいた。Posted by ブクログ -
単行本の時から気になっていたもので、文庫版で読みました。
これは先が早く読みたくなるファンタジー。
一巻は火狩りと火について。灯子と煌四。
展開が早い、まさかの、が多くてさくさく読めました。
手元に次巻準備必須。Posted by ブクログ -
まず、世界観がすごく好み!!近未来なのに、時代に逆行してる感じが好き。
たまらない!
これからの展開が楽しみで仕方ない!Posted by ブクログ -
問いかけられる。
今の危うさをそのまま描いていないからこそ、その奥の真実が迫ってくる。
ほら、形を変えても同じでしょう、本質はここでしょう、人として、今の在り方を是とするの?
ほんの少し、針路をずらすだけでも、変えられるものがあるんじゃないの?あなたにも。
考えないことにしているものを考えやすいか...続きを読むPosted by ブクログ -
ハゲタカシリーズのスピンオフ上巻。
シリーズファンにとっては重要なキャラクターの一人である、松平貴子を取り巻くストーリー。
鷲津が登場しないにも関わらずやっぱり面白い!
下巻に期待。Posted by ブクログ -
見開き推奨。
絵は上手いけど、漫画としては難解だと思う。
アメコミ風のコマ割りはセリフをどの順番に読めばいいかよくわからなかなかった。 -
人魚回と言いますか、そのシーンの水しぶきの表現は浮世絵の様な見ごたえがありました。
そして今更ですが、台詞までも世界観(平安時代)に溶け込んだ言い回しに大河ドラマを観ている感覚にもさせられます。色んなキャラが対峙して活躍しているので見ごたえありました。冒頭の玉藻の鬼王丸との幼少期の回想シーンは、き...続きを読む -
鬼王丸×藻、晴明×鈴鹿御前、小次郎×桔梗・・・好きですこの人たち。そして鬼王丸の周りに仲間が集まってきて、わちゃわちゃな感じが楽しい。
しかし、鬼王丸と藻は切ないですね。彼女を取り戻す一心で歩んでいる道がしっかり報われて欲しいけど、まだまだ先ですよね(単行本のペースも絶望的なので・・・新刊出た...続きを読む