山田章博のレビュー一覧
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漢中を奪うにいたる戦いが始まる。黄忠・厳顔のじいさんコンビのとこが面白い。
漢中王となった劉備。これで「天下三分の計」がなったことになるのかな。そして関羽、張飛、趙雲、馬超、黄忠の五虎大将軍、漢中太守の魏延が任命される。
背水の陣がここででてきます。水魚の交わりもそうですけど、三国志からはじまった有名なコトバって多いよね。
そんなことよりも、この6巻はなんといっても関羽の最期です。
三国志は、これまでにも何冊か他の作家がまとめたものを読んでるので、近づいてきたーーってわかるよ。
だから読み進めたいような、ここでやめときたいような、ってなります。この巻ではありませんが、秋風五丈原もそ -
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最終巻です。孫権が自分の身かわいさに、劉備の怒りをそらそうと関羽の首が曹操に届けられ、曹操は手厚く葬り。孫権卑怯だ。戦はそんなもんですが。三国志は裏切りの物語でもあるね。
曹操は病で最期をむかえ、張飛は味方にあっさり殺され、皇帝となった劉備も義兄弟達の仇を討ったあと、この世をさり。
そして孔明による「出師の表」がだされる。魏をたおそうとする孔明。のちに孔明の意思を受け継ぐ姜維の登場。
大軍がおしよせてきたが、こちらには文官のみで兵も大将がいない。城の上で琴を弾いて敵を追い返す「空城の計」
こんなことができるなんて、孔明だからこそなんでしょうね。
そして、「泣いて馬謖を斬る」
秋風 -
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め~っちゃくちゃ良かったです!!
98年にショコラノベルズで出版された作品の文庫化
ノベルズの方は未読ですが、描き下ろしありです
京都にあるK大学の吉田寮が舞台の作品
生活能力が皆無の杜司(受け)に年下ワンコの織田(攻め)が世話を焼きまくるお話です
浮世離れした受けと通い妻みたいな攻めって大好きなんだ~(*´∀`*)
こういうCP大っ好き!
こういう場合の受けはツンデレでもおっとりでも良いけれど、杜司はおっとり受けです
京都が舞台なので、おっとり受けが光ります…!
吉田寮の住人は一癖も二癖もある面々ですが、良い具合に作品のスパイスになっていてとても良かったです!! -
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浮世離れした天然誘い受けに禿げ萌え〜!杜司ツボ過ぎてハァハァしまくったwwもっと読みたいっ。セリフが良いっ!絶妙なタイミングで。
寮生活の雑然とスローな空気感も、織田の爽やかさも、全体的にバランスがあってて、いい気分になれて素敵。展開も良かったなぁ。
研究以外、何もかも無頓着なのかと思いきや、びっくりするほどの直球で感情を投げてくる杜司、最高〜♪♪♪ 恋愛に対して子どもみたいというか、混じりっけなし純度100ですみたいな…可愛い…正に愛すべしキャラだった。
自然体のままで静かに人を従わせる感じのところもあったなぁ。それがまたツボでw
何もしないなんて…って、させていただきますよ!!って -