マーク・トウェインのレビュー一覧

  • ハックルベリー・フィンの冒険 上

    Posted by ブクログ

     小学生のときに読んだ。大学生になって再読。昔と比べて、今のほうがはるかに冒険心に満ちている気がする、というのは余談だが(笑)
     冒頭の「この物語に主題を見出さんとする者は告訴さるべし。そこに教訓を見出さんとする者は追放さるべし。そこに筋書を見出さんとする者は射殺さるべし。」という"警告"が印象的。
     自由人ハックと黒人ジムの旅物語。

    0
    2012年01月29日
  • ハックルベリー・フィンの冒険 下

    Posted by ブクログ

    上下巻一気に読めた。方言というのか、べらんめえ口調が分かりづらかったが、リアリティーがあって良かった。

    0
    2012年01月01日
  • ハックルベリー・フィンの冒険 上

    Posted by ブクログ

    ミシシッピー川を舞台にした冒険小説。ダイナミックで自由な旅をそのまま読んだ気分で残酷な部分も含まれるが、当時のアメリカの様子が想像出来た。また当時のアメリカ社会の奴隷に対する考え方を垣間見た気がする。

    0
    2012年01月01日
  • トウェイン完訳コレクション 不思議な少年44号

    Posted by ブクログ

    序盤はぐいぐい読ませる。特に少年が登場して、名前を名乗る辺りまではもうこれは今年読んだ中ではベストか!と思ったが、中盤で失速した。ティムバートンのダメなときの映画に近く、描かれているイメージが共有できないため、ついていけなくなった。全く予測のたたない筋というのはある意味苦痛。

    ラストの独白は素晴らしかったので、やはりこれは未完成作なのかもしれない。

    0
    2011年12月16日
  • ハックルベリー・フィンの冒険 上

    Posted by ブクログ

    なるほど、発禁などの経緯があるだけに、当時の社会や宗教観への風刺が強く描出されている。トムソーヤの冒険とは異なり小学生が読むには少々暗い側面が強いので、読み手の対象となるのは中学生以上であろうか。一般的にハックの冒険ではトムは邪魔者という風説が強いが、トムソーヤの冒険よりもより"現実的"な本作の冒険においても、その存在感を浮き立たせているトムという人間の強さに私的には非常に魅力を感じていたりする。

    0
    2011年11月21日
  • トム・ソーヤーの冒険 下

    Posted by ブクログ

    下巻ではベッキーといっしょにトムが洞窟で迷子になったりする
    悪者は餓死する
    トムとハックは悪者のお金を見つけてお金持ちに!!!
    ハックはきちんとした生活に嫌気がさすけど、
    トムといっしょに山賊ごっこをするためにもうちょっと我慢してみると決意する

    0
    2011年11月06日
  • トム・ソーヤーの冒険 上

    Posted by ブクログ

    割と最近(4年以内くらい)に
    トム・ソーヤ読んだ気がしたけどあんまり覚えてないから読んでみた。

    イライジャ・ウッドがやったハックルベリー・フィンは
    天使だったなぁ〜

    悪ガキっぷりがすごい
    でも憎めない
    子どもたちのヒーロー

    宝物(猫の死体・ビー玉・ガラガラヘビの皮‥)の物々交換超してる
    やたら迷信深くて
    信心深い
    当然のように黒人差別(まあそういう時代だから・・)

    19世紀半ばのアメリカの子どもたちの日常

    0
    2011年11月03日
  • 不思議な少年

    Posted by ブクログ

    それぞれの価値観というか常識が違うってこわい。こんなにも必死なのに伝わらない。
    作者は人間に絶望していたのかしら?人間なんて生まれなくても良かった

    「『いかにも君たち人間という卑しい連中のやりそうなことなんだな。嘘ばかりついて、ありもしない道徳なんてものをふりかざしたがる。そして、実際はほんとうに道徳をわきまえている、人間以上の動物に対して、道徳知らずなどとけなしつけているんだな。第一、獣はけっして残忍なことなどしやしない。残忍なことをやるのは、良心なんてものを持っている人間だけなんだ。そりゃ獣も他を傷つけることはあるよ。だが、それは無心でやっているんであって、したがって、けっしてそれは悪じ

    0
    2013年02月07日
  • 不思議な少年

    Posted by ブクログ

    ある村の少年たちの目の前に不思議な少年が現れ、いかに人間が愚かな生き物なのかを示す。それだけの話だと思っていたら、最後にどんでん返しが待っている。長くない話だから読みやすい。

    0
    2010年11月18日
  • ハックルベリー・フィンの冒険 下

    Posted by ブクログ

     (上巻のレビューからの続き)
     さらに冒険や南部の様子以外に、ハックの内面の葛藤なども描かれていて、微妙な心理の揺れ動きなんかが分かって面白かった。また、文学が専門の人は、この作品における川の持つ意味、とかを考えたりするんだろうか、とか思ったりした。
     トムソーヤーは読んだことがなく、解説にも書いてあったが、はじめはトムソーヤーの続編として書かれたそうだ。でもやっぱり下巻でトムソーヤーが登場してからは、多少退屈だった。ハックとジム二人のときは、二人が現実の差し迫っている危機を何とか打開しようとして、ハラハラさせられる部分も多かったが、トムが出てきてからは、現実の危機は前と同じように差し迫って

    0
    2010年11月02日
  • トウェイン完訳コレクション 不思議な少年44号

    Posted by ブクログ

     前半はかなりおもしろい。印刷技術の黎明期の姿が興味深かった。活版印刷は当時の最先端の技術だったけれど、それに従事しているのは素朴なカトリック教徒、というのが、当たり前だけれどおもしろい前提。考えてみればグーテンベルクが印刷したのは聖書だし。
     天使のようにも悪魔のようにも見える超能力者44号のカリスマには魅力を感じる。こいつは人間ではないな…というか、根本的に話が通じない感じが実に気持ち悪くて恐ろしくて、おもしろい。
     おそらく完成稿ではないということもあって、散漫なところがあるのがやはり残念。後半の妙なラヴロマンスなんて、前半にそんな気配がないものだから唐突に感じるし。ただ、印刷機はすなわ

    0
    2010年10月24日
  • 不思議な少年

    Posted by ブクログ

    良心って、良心ってなんなんでしょうね?
    持ってた方がいいの?悪いの?
    子供にかえって、聞いてみたい。




    山下和美さんの漫画の方を先に読んじゃったんだなぁ。

    マークさんには悪いが、アタシはあちらの方が好き

    0
    2010年10月14日
  • トウェイン完訳コレクション アーサー王宮廷のヤンキー

    Posted by ブクログ

     ハラハラしてワクワクして、そしてラストにちょっとウルウルした。中学時分に読んでそんな印象を持った思い出の一冊。改訂版ということで久しぶりに読んでみた。
     こんな理屈っぽい話だったか。もっと、、、こう、、、何というか、タイムトラベルもの、そんな楽しさに満ちてたんじゃなかったか。
     同窓会なんか出なきゃよかった。そんな気分を味わいました。

    0
    2010年08月28日
  • トウェイン完訳コレクション アーサー王宮廷のヤンキー

    Posted by ブクログ

    19世紀の人間が、6世紀のアーサー王時代にタイムスリップする話。
    手に職ある大人がタイムスリップすると、いろんなことができるんだなあと。
    普通、時代に干渉しない方向に行くのがセオリーなのに、コネチカットヤンキーは違うよ。
    積極的に変えたろう、政治ぎゅうじったろうという志だよ。
    さすがアメリカ人は考えることが違うよ。

    0
    2010年06月16日
  • トウェイン完訳コレクション アーサー王宮廷のヤンキー

    Posted by ブクログ

    未来人が過去にいったら?的な中世?ファンタジー
    第二次世界大戦前?くらい?の技術者がアーサー王の時代にタイムスリップ!未来の技術をつかって大活躍!?てきなかんじ

    普通に楽しく読める読みもの。
    主人公も普通の人っぽい設定だけど、実はかなりすごい人なきがする。

    0
    2010年03月06日
  • ハックルベリー・フィンの冒険 上

    Posted by ブクログ

    やっと上巻読破。

    トムを読んだときより、トムとハックの間に深い溝を感じるなぁ。トムの冒険は空想だけど、帰る場所の無いハックの冒険はシビアな現実。トムって実はお坊ちゃんなんだな。

    味のある原作の挿絵や題字が可愛くて好きです。

    0
    2009年10月09日
  • 不思議な少年

    Posted by ブクログ

    キリスト教的にやばいところを取り除いて出版された と 後書きに書いてあったけど これで 取り除いているんなら 相当きてたんだと思う・・

    0
    2011年09月20日
  • ハックルベリー・フィンの冒険 下

    Posted by ブクログ

    大学のマーク・トウェインを扱った講義で、資料として読みました。
    作品背景の事など、難しい事を考えずに読めば楽しい作品だと思います。
    途中登場するトムソーヤが自由人すぎて、軽く引きました。

    0
    2009年10月04日
  • トム・ソーヤーの冒険 上

    Posted by ブクログ

    ミシシッピ川沿いの小さな村を舞台に,わんぱくな少年トムが浮浪児ハックを相棒に大活躍するゆかいな冒険物語.因習にとらわれがちな大人たちの思惑をよそに,自然の中で自由にのびのびと生きる子どもたちを描く少年文学の名作.

    0
    2009年10月07日
  • トム・ソーヤーの冒険 下

    Posted by ブクログ

    ピクニックの途中、トムは仲よしの女の子ベッキーと二人で、奥深いまっくらな洞穴で迷子になり、三日三晩とじこめられてしまいます…。自然の中で生きる子どもたちの夢と冒険を描き、世界中の人々から愛されてきた少年文学の傑作

    0
    2009年10月07日