大西康之のレビュー一覧

  • 稲盛和夫 最後の闘い

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    JAL再生のスキームの中で稲盛氏がどのように関わり、そして同時にJALの社員、会社の体質がどう変わっていったのかを記録した書。稲盛氏の話がメインなのでもう少しJAL再生のストーリーを知りたかったので少し消化不良。ただ、旧JALのいわゆる大企業病は自分に置き換えたときに心当たりがある部分がないわけではないので、少し意識していきたいと思った。

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    2017年01月19日
  • 会社が消えた日 三洋電機10万人のそれから

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    僕も倒産を二回も経験している。三洋電機は吸収合併で会社が消えたが、ぼくの場合は突然の閉鎖だった。いつものように会社に出勤すると門が閉鎖されていた。待ち構えられていたバスに乗せられ、会館に集められた社員は会社が自己倒産したのを知らされた。この本を読んで思ったのは、巨大な会社でも会社が無くなる現実の怖さを知った。
    自分の長年勤めた会社が無くなることは胸の中に空洞ができたような寂しさと悲しさがある。

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    2016年05月29日
  • 会社が消えた日 三洋電機10万人のそれから

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    [読んだ理由]==================
    今の勤務先も消えそうな感じなので、先行事例の予習として。


    [読んだ後の感想]==============
    奔放な歴代の経営者のもとに、なぜ多くの個性的でパワフルな社員が集まっていたのか。
    それは給与や会社の安定性ではなく、仕事の自由度と、会社と経営者に対する愛着なのか、と思った。
    仕事の自由度はともかく、愛着はなかなか意図して高めることは難しそうだし、
    三洋という存在は、色々と偶然の産物だったのかなぁ、という気もする。


    [内容纏め]====================


    [メモ]========================

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    2015年08月19日
  • ファースト・ペンギン 楽天・三木谷浩史の挑戦

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    スピード!!スピード!!スピード!!を地で行く三木谷浩史を追った本。

    2014年11月からは、シリコンバレーの別荘で1ヶ月に1週間は過ごし、スペースXのイーロン、フェイスブックのシェリル、オラクルのラリーといったシリコンバレーの大物から、IPOしたばかりのルーキーまで集めてパーティを行っているらしい。パーティを行うことで、人も情報も集まってくる。

    電撃的な買収を繰り返している楽天の秘密を垣間見れる。世界で戦うには常軌を逸するほどの質・量・スピードが必要なのだ。

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    2015年07月05日
  • 会社が消えた日 三洋電機10万人のそれから

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    力作。
    サンヨー幹部の取材とか、生々しい。余り世間に知られていない、実際起こった裏事情など興味深い。
    歴史が示す通り、日本の製造業は、衰退していくのだろう。この状況でどうするかだ。アメリカやイギリスが手本になるのだろうか。

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    2015年02月07日
  • 会社が消えた日 三洋電機10万人のそれから

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    「会社ではなく技術に殉ずるのが第一級の技術者だ。」

    サンヨー崩壊についてと、そこで働いていた社員のその後が書かれている。

    パナソニックによる電機業界再編の一環として、サンヨーは解体された。そこには、サンヨーの慢性的な経営力不足と融資する銀行の思惑が存在していた。

    サンヨーがパナソニックに買収された後、多くの従業員が会社を去った。そして、各分野で活躍している。しかし、本書にも書いてあったが、サンヨーで働いていた時よりも、今の現状に楽観的な姿勢で臨んでいるのは、少数であろう。

    そういった一部の元従業員が新しい事業や分野に挑戦しているのは、胸があつくなる。会社がつぶれても、自分で道を切り開い

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    2015年01月15日
  • ファースト・ペンギン 楽天・三木谷浩史の挑戦

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    三木谷本人が書いているものではないので、非常に明解で自慢めいていないのが良い。会社の多くの役員をそれぞれピックアップして生い立ちが書いてあり、社風が見て取れる。以前読んだソフトバンクについての本に近い印象。

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    2015年01月07日
  • 会社が消えた日 三洋電機10万人のそれから

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    2000年以降、本当にいろんなことがあったと改めて思う。
    渦中にいる間は分からないけれど、時間が経って振り返ると、歴史に残るほどの過渡期であり、また、変化はまだ続いていることを痛感する。
    電気業界は、研究対象として追跡調査するには格好の対象だろう。第三者からすれば、行く末がどうなるか、楽しみかもしれない。
    一方、当事者からすれば、これはもう、生き残るかどうかの死活問題だ。
    会社は一人ひとりの従業員で成り立っている。本書では、その一人ひとりの人生がクローズアップされていて、会社の構造改革の裏にはさまざまな人生が隠れていることを考えさせられた。
    挫折を味わった人、これから味わう人、まだまだ多数おら

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    2015年01月03日
  • 稲盛和夫 最後の闘い

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    JALをどうやって再建していったか、具体的に書かれている。同じ話が繰り返し出てくる感はあったが、読みやすかった。
    自分の思考がJAL社員(官僚よりも官僚)に近いかもしれない。①出来ない理由ばかり考える、②PDCAのPばかりに時間を使う、③当事者意識が薄い、等。
    ①は先輩に言われたことがあり、②はまさに自分が感じていたこと、TLに指摘された経験不足の部分であり、③は課長にお叱りを受けた「物足りない」という部分の一因だと思う。

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    2014年12月29日
  • ファースト・ペンギン 楽天・三木谷浩史の挑戦

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    オポチュニティーって何や!日本語で言え!
    と言ってた某常務の小話しは、笑えた。
    現役社員、これから楽天で働いてみたい人にもオススメ

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    2014年12月27日
  • 会社が消えた日 三洋電機10万人のそれから

    購入済み

    明日は我が身

    時代の流れ、要請に応えられない組織は退場を余儀なくされる。ここに書かれている内容は90%以上、事実に基づく内容だそうです。

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    2015年01月25日
  • 会社が消えた日 三洋電機10万人のそれから

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    <主な気づき>
    ◆日本では事業家(経営者・創業家)が「資本家」になりきれないケースが多い
    ◆中国勢(ハイアール等)を格下にみてしまう日本人のおごり、うぬぼれ
    ◆野中氏の壮大なるビジョン(「シンクガイア」)
     ~ちまちまカネ勘定する経営者よりはマシ
    ◆「大将に恥をかかすわけにはいかぬ」(井植社長への思い)
    ◆会社の寿命より個人(社員)の一生の方が長い時代
    →元SANYO社員はハイアール、西松屋、アイリスオーヤマ、校長等の多方面で活躍

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    2014年12月09日
  • 稲盛和夫 最後の闘い

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    稲盛さんが日本に残した功績のひとつ、
    「JAL再生」。
    この本を読むまでは、稲盛さんがアメーバ経営、フィロソフィを導入して、改革を行ったということしか知らなかった。
    JALという官僚体質、大企業病に陥った会社を立て直した、男の”闘魂”を感じ取れる本でした。
    稲盛さんだけではなく、JALを取り巻く人間関係も興味深いものがあった。
    ビジネスマンは必見の本だと思います。

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    2014年06月08日
  • 修羅場の王 企業の死と再生を司る「倒産弁護士」142日の記録

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    普段あまりこの手の本は読まないが、エンタテインメントとして面白かった。映画作品にできるかもしれない。ある程度脚色されてはいると思うが、表に出てこない実際の出来事を実名で語られているのは興味深い。

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    2025年11月23日
  • 稲盛和夫 最後の闘い

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    JALという会社に過去に起きていたこと自体もよく知らなかったため勉強になった。そのJALがどのような状態に置かれていたのか、その上で稲盛さんのフィロソフィーやアメーバ経営をどのように浸透させていったのか、再生に対する評価などについて理解できた。
    改めて、まず最初に利他の心、徳というものが何よりも大事なのだと改めて分かる。嘘をつかない、人を騙さないなど当たり前のことであるが人間はわかっていてもできないものであり、気が緩んで邪な気持ちを考えて行動してしまうものである。また、そもそもJALにいた優秀でプライドがあると自負する人たちに対して、抵抗を受けながら、周囲からも前向きな目で見られないながらも、

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    2025年07月27日
  • 最後の海賊 楽天・三木谷浩史はなぜ嫌われるのか

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    楽天について細かくかかれている本。読みやすくサラッと読める。
    楽天の内部の人が書いたのか、かより楽天よりなことが書かれている。
    三木谷さんや楽天については否定的な意見が多く、逆に気になったので読んでみた。三木谷さんよりかは、楽天に焦点が当てられてかかれている。個人的には数少ない本物の経営者であり、学べるとこは多い思う。

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    2025年04月26日
  • 流山がすごい(新潮新書)

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    流山市は市長が優秀だと聞いて本書を読んだが、地理学選考できちんと都市計画ができる人材かつ既成のマンネリ化した体制打破を行えた人物だという事が分かった。やはり事を成すには「意欲」と「知識・経験」が重要。ホームページを見ると、令和5年に市内人口が21万人突破。増加率は、全国792市中6年連続で第1位と華々しい成績をアピールする。

    江戸時代に「醤油の野田」「みりんの流山」と並び称された流山の歴史は古く、その頃から住み続ける地元の有力者も多く、市長に対し「あんたは新住民どころか、仮住民なんだからな」「大きな顔をするな」と言っていたという。中央から金や権益を引っ張ってくることを目的とした地方政治が市役

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    2025年02月09日
  • 流山がすごい(新潮新書)

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    流山市がなぜすごくなったのか。
    つくばエクスプレスを引っ張ってきた先人と、それを最大限に活かした井崎市長の活躍を主に紹介。それ以外にも数名の人物を紹介しているが、とにかく市長の人選がいかに大切かということにつきるのかな。

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    2024年11月12日
  • 最後の海賊 楽天・三木谷浩史はなぜ嫌われるのか

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    三木谷よいしょ本。
    三木谷さんが凄い起業家/企業家であるのは否定しませんが、「最後の海賊」は恥ずかしくないのかね?「海賊王に俺はなる」的なワンピース好き的な周囲に染まるマインドが無いと楽天では生きていけそうも無いのを暗に伝えているのだろうか?

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    2024年09月02日
  • 稲盛和夫 最後の闘い

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    論語と算盤はフィロソフィとアメーバへ
    〜JALの"真の民営化"を成し遂げるまで〜

    ■概要
    稲盛和夫さんがJALをどう再生させたか。稲盛さんの理念への徹底的なこだわり、人との向き合い、数値とその背景にある細部を見る力。
    公的資金による過剰再生という批判もある一方で、官僚体質だったJALを真の民間企業、稼げる会社にした経緯がわかる

    ■評価
    リクルート江副さんのことを『起業の天才』で書いた大西康之氏が稲盛さんのことを書いていた、このことへの期待が高かっただけに少し肩透かし。
    事実の羅列だし、稲盛さん凄いよね以上の示唆が無い。やはりこういうのは稲盛さんの熱に直接触れないといけな

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    2024年08月18日