大西康之のレビュー一覧
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ネタバレ平成の30年間は日本経済衰退の時代である。「喪われた30年」
マクロ経済の分析は多いが、ミクロからアプローチしたのが本書
当然リアリティはより高い。
思うに主要産業について「平成の産業史」を総括するべきと思う。
マクローミクロを一体で理解して初めて実相が判る。
結局日本経済は、①官の統制と保護②大企業のフルセット③ガラパゴスなどにより主要企業が保護されて維持されてきた。
グローバル化の中で事業基盤が崩れてきていても、直視せず、従来路線の堅持、既得権の保護にあぐらを掻いてきた。むしろ困難な状況になるほど国頼みで自ら弱体化の道を選んだ。
家電業界、個々の個性はあるものの、根本は
①電力ファミリー -
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今すぐ多くの人が読むべき本
個人的には一年ぶりくらいに最高の本に出会った
リクルートという会社の成り立ち、江副という創業者の凄まじさ、日本の国際的なプレゼンスの低下など、様々な要素が詰まっている本で、今すぐにでも多くの人に読んで欲しい本。
改めて、人を大切にしなければいけないのだと感じさせられた
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〈日本は、建前は資本主義だが、実質はマルクスが理想とした、人々の均質な生活を良しとする統制経済の国となった。いまも日本は、建前は社会主義、実態は市場経済という中国やロシアとは、逆のパターンになっている〉(『かもめ』)
→日本をこのように捉えているのは、個人的には非常に -
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稲盛さんの迫力に奮い立たされるところがある。JALの大企業官僚体質からの問題点は、じぶんの勤める大企業の問題ともオーバーラップする。マネジメントではなく、リーダーシップを経営陣がどうもつか、そして、現場社員ひとりひとりが経営の視点をどうもつか、ここが仕組み化されるところまでいって、利益体質の企業がうまれるのだと感じた。稲盛さんの人間性の魅力は、徹底した数字へのこだわり、利益への追求が、最終的に社員の幸せにベクトルが向いてるところ。株主還元にいきがちなところを、社員幸福に向けての徹底した利益追求になってるのが特徴的。
また、社員の現場力を最大限活かすべく、経営陣のリーダーシップにもフォーカスされ -
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ネタバレ私が原子力事業部で働いていたのが、2005年から2018年。まさに東芝の西田社長、佐々木社長の時代であり、東芝の盛衰のドラマの真っただ中である。
実務で原子力事業に関わっていたものとして、本当に耳が痛い内容も含まれているが、改めて原子力ムラの特異性を感じる。
内容に関しても、精緻な取材をされており、長いこと原子力に携わっていた私でも知りえない内部情報が多く、感心させられた。
MBAのケースでも学んだことであるが、企業は何故悪に(粉飾決算に)手を染めてしまうのかを考えさせられる。
エピローグに掲載されている、富山さんの「会社はフィクション」という言葉が全てを表しているように感じられた。存在す -
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・誰がやっても立て直せないと言われたJALに稲盛はたった3人の腹心を連れて飛び込んだ
・京セラを創業してから50年。半世紀にわたる経営者人生で蓄積した知識、経験、哲学すべてを動員し、経営破綻で自信を喪失した3万2000人のエリート集団に「生きる力」を植えつけた
・伝票の書き方、会議の進め方といった細かい仕事の作法の積み重ねであった。大雑把な経営計画しか持たなかった会社が部門別で日ごとの収支を管理するようになり、「自分は今日、会社の利益に貢献したのか、それとも赤字を作ってしまったのか」が一目でわかるようになった。稲盛が生み出したアメーバ経営の威力である。
・稲盛はこれまでの記者会見やインタビュ -
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かつて世界の半導体市場を席捲し、家電と言えば日本製が一番と謳われた日本の電機メーカー。それが現在では見る影もなく存在感が薄れています。東芝、シャープは最近の新聞報道でも様々な情報が出ていますが、ソニー、パナソニック、富士通、NEC、三菱電機、日立などの企業についてはあまり情報を目にすることがありません。しかし、20年前と比較すると程度の差はあれどのメーカーも躓きを経験しています。成功体験にしがみついたり、企業トップの人事をめぐる内紛だったり、消費者のニーズを無視した開発を押し進めたりと、原因は様々です。しかしその失敗を無駄にしないためにも、また同じ轍を踏まないようにするためにも「どこで道を誤っ