大西康之のレビュー一覧

  • 起業の天才!―江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男

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     最後は何とも言えない、不完全燃焼な終わり方だった。

     先を見透す力があっても、天才でも、タイミングには敵わない、天才の周りも天才じゃないといけないのか。

     何とも切なく、衝撃的で、心に響く話し。

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    2026年07月24日
  • 修羅場の王 企業の死と再生を司る「倒産弁護士」142日の記録

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    JAL再生の裏側を綴ったノンフィクション
    会社更生法という制度は何のために存在するのか、目的論的解釈からその趣旨を最大限実現しようとする姿勢に法に携わる者たちの矜持を感じた
    やり直すための仕組みがあるのに、再挑戦を認めずカタルシスに溺れて敗者に石を投げ続ける そんな日本社会はいつになったら変わるのだろう

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    2026年07月15日
  • 修羅場の王 企業の死と再生を司る「倒産弁護士」142日の記録

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    久々のヒット。あっという間に読み進められた。
    当時の舞台裏を詳しく知ることができる。
    稲盛和夫が立て直しのではなく、下ごしらえが行き届いていたので、成功を導いた。その通りだと思う。
    修羅場でなくても、ほとんどの仕事が段取り八分、それができる人が、それぞれの道でプロというものだと思う。
    弁護士の凄さも感じるが、あの悪夢の民主党政権下で
    さらに史上最悪の指導者だと思える菅直人や喧しいだけとみていた辻元清美が、重要な役目を果たしたことを知ると、人も使いよう、使われようだな、と思った。
    それに引き換え、西田昌司の小さいこと。
    事実も理解せず、同じ京都の稲盛和夫を貶めるような発言。政治家としても全く得をしないと思うが、場当たり的な自己中心的な行動。同郷の者として恥ずかしい。

    「世のため人のために役立つことが人間としての最高の行為」
    「小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり」

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    2026年06月27日
  • 起業の天才!―江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男

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    インターネット到来前に「情報」の価値を見抜いて巨大企業リクルートを創り上げた稀代の起業家・江副浩正の圧倒的な先見性と、未曾有のスキャンダルによる転落までの波乱万丈な生涯を描き切った熱狂のノンフィクション。

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    2026年06月10日
  • 修羅場の王 企業の死と再生を司る「倒産弁護士」142日の記録

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    ー 「倒産」とは、資本主義に組み込まれた「痛みを経て失敗を再生に変換する装置」である。債権者や株主や取引先といったステークホルダーに痛みを強いる以上、債務会社自身も人員削減や賃金カットなど、痛みを伴う改革を甘受しなければならない。

    すべてのステークホルダーが痛みを分かち合った「その先」に再生はある。痛みを避け、問題を先送りしていてはゾンビ企業が増えるばかりだ。2020年代に入ってから、会社更生法の申請は年に1件程度に激減している。米国で破産申請データを扱う「エピック・バンクラプシー」によると2023年上期の米連邦倒産法第11条(チャプター11)の申請件数は2973件だった。

    失敗を恐れて竦む国と、挑戦と失敗を繰り返しながら成長する国の差が今の日米の経済格差に表れている。経営者が、従業員が、労組が、銀行が、政治家が、官僚が、痛みから逃げ続けているうちに、社会全体にモラルハザードが蔓延した。それは日本経済の「緩慢な死」に他ならない。「挑戦できる社会」とは「失敗できる社会」である。「倒産」という、経営上最大の失敗を経てもなお、会社や人はやり直せる。そんな社会でこそ、人々は勇気をもってチャレンジできるのだ。 ー

    なるほどなるほど。


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    2026年05月31日
  • 東芝解体 電機メーカーが消える日

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    何でこの本を買ったのか忘れてしまったけど、しばらく小説が続いていたので、バランスを取るために積んでおいたビジネス書を読みました。10年前の本ですが、今も状況は変わっておらず大変勉強になりました。

    大きな主張の主旨は、日本の電機業界は第二次世界大戦の敗戦、アメリカによる日本経済への関与、電電公社と電力ファミリーの下請け構造、といった経緯や構造により、競争力を失い今に至るというもの。個人的に視野が広がり、大変勉強になりました。

    ・東芝の家電を買収した美的集団は東芝より何倍も規模の大きい会社だった。2014年度東芝本体の売上は6.6兆円(白物家電は2.2千億円)に対し、美的集団は白物家電だけで2.7兆円。10倍以上の差があった。世界の売れ筋は5000円の電子レンジや1000円の炊飯器が主流だが、東芝の主力炊飯器は2万円〜最上位18万円とガラパゴス化していた。

    ・2016年に3800億円でシャープを買収した台湾ホンハイの当時の売上は16兆円とやはり規模が違う。実は極めて順当な買収だった。

    ・日本が半導体で諸外国に負けたのは、日本のメーカーにとって半導体が本業ではなかったからと分析。TSMCもインテルも半導体に特化しているのでこの事業の敗退は倒産につながるため、生き残りに必死だった。

    ・電電ファミリー。1985年まで、電話は電電公社独占で、開発の下請けとしてNEC、富士通、日立、東芝、沖電気がいた。競争がないため、原価をそのまま電話利用者に転嫁、利益を下請けと分け合う構造。各社はその後のNTTやドコモの言うことを聞いていればよく、結果、技術要素は揃っていたのにスマホ開発に出遅れ、携帯開発は崩壊した。

    ・電力ファミリーも同じ構造。利用者の電気料金を背景に、三菱重工などのファミリーが設備投資を請け負い、利益を分け合った。

    ・政官と結びついたこの構造は、戦後共産主義と戦うために日本の国力を増加したいアメリカも容認し、むしろ積極的に日本からの輸入を受け入れた。

    ・状況が変わったのは冷戦の終結。日本を通常の競争相手とみなし始めたアメリカは、自由競争を日本に促すようになり、これまでの構造は崩壊した。リーマンショックや東日本大震災のら原発事故がそれに追い討ちをかけた。

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    2026年05月09日
  • 修羅場の王 企業の死と再生を司る「倒産弁護士」142日の記録

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    ネタバレ

     「マイカル」をはじめとする大型企業再生に関わり、JALの企業再生支援委員会委員長を務めることになった瀬戸英雄を中心にJALが会社更生に至るまでを中心に語る評伝である。
     JALの再生では稲森和夫が取り沙汰されがちであるが、当人曰く、そして本書を読めばわかるように、その筋道を描くのを主導したのが瀬戸である。
     事業再生には、私的整理や法的整理があり、法的整理にも会社法に基づく特別清算や民事再生法、破産法がある。ここでは会社更生法に焦点が当てられる。
     倒産に至るのを阻止したがるJAL、リスクテイクを避ける銀行たち(メインバンクのDBJ、そして3メガ)、何とかしたいものの閣僚内で足並みが一切揃わない民主党政権、そのような中で再生に向けて勇む人々の動向が描かれ、企業再生の複雑な人間模様が描かれる。

    ==================================
    PP.239-40
    (こいつらまだ、自分の会社を特別な会社だと思ってやがる)
     JALは公共交通機関として社会に貢献しているのだから、最後は国が何とかしてくれる。そんな甘い考えが言葉の端々に滲んでいる。事業再生において、どういう手続きを取るかの選択権は支援される側ではなく、手を差し伸べる側にある。そんな基本的なことが分かっていない。
     批判の嵐が途切れた間隙をついて、瀬戸は立ち上がった。
     「皆さんのご意見を聞かせていただいたが、懸念されている事態はプランAでもプランBでも起こりうることです。リスクは最小化するが、リスクがあるからと尻込みしていたのでは何も変えられません。
     皆さんの中に、何とかしてこの会社の解体を避けたいという思いがあるなら、もっと目線を下げて必死に考えるべきではありませんか。残念ながら危機感があまりに薄い。政府の用心の中にはJAL支援に冷淡な人もいれば、国際線は1社にすべきだと考えている人もいるのです。
     そうした状況の中で考え抜き、このような形なら公的資金を使ったJAL支援に大義が認められる、と辿り着いたのがプランBです。われわれはこれまでJALで何十年も続いたような小手先の支援をするつもりはありません。やるなら徹底してならないと、JALはけっして蘇らない。」

    P.257
    (修羅場を経験したことのない者ほど、無用のリスクに怯えるんだよな)
    瀬戸は読み終わった書面をポンッと机の上に放り出した。

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    2026年04月30日
  • 修羅場の王 企業の死と再生を司る「倒産弁護士」142日の記録

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    JALの部長の給与が役員同等に との記事を見た。
    その様な会社に生まれ変わらせた人達ですからね。
    社員の幸せの上に、会社の経営が成り立つ!

    会社を更生させた人達は素晴らしい。

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    2026年04月28日
  • 起業の天才!―江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男

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    面白かった
    ドラマ化してほしいくらい面白い。
    次転職するなら、昔のリクルートみたいな会社に入りたい
    あび行ってみたいな
    自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ!!

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    2026年04月25日
  • 修羅場の王 企業の死と再生を司る「倒産弁護士」142日の記録

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    現在、放送中の「新プロジェクトX」は高度経済成長期を舞台にした前シリーズに対して、バブル崩壊以降のいわゆる「失われた30年」にも光を当てるべき挑戦があった、というテーマで始まったと思います。確かに製造業のプロジェクトが多かった「プロジェクトX」と比べ、新シリーズはサービス業、地域振興、また災害復旧などが取り上げられることが多い印象です。そこには日本の人口構成や産業構造の変化が反映されているのでしょう。そして、この本を読んで、ここで語られるプロジェクトこそが「新プロジェクトX」のど真ん中の主題になる、と思いました。と、同時にそれは難しいことなのだろうな、とも思います。なぜなら政治が大きく絡んでいるからです。「修羅場の王」と言われる破産管財人、弁護士 瀬戸英雄を中心とした経済界・政治家・官僚・法曹界を巡る様々な強烈なキャラクターによる群像劇、まるでシナリオに記載される配役表のように冒頭に掲げられる「主な登場人物」の誰もがいなかったら成立しなかったかもしれないJALの再生劇ですが、たまたまの民主党への政権交代期で無かったら、どうなっていたのだろう、と感じました。光あるところには影がある、稲盛和夫という光の手前のこの影の群像を描き出したこのドキュメントはこれからにとっても貴重な資料となるでしょう。社会にとって法律がいかに大切なものであるか、いや法律がいかに社会を良くするための道具なのか、考えさせられました。なんたって会社更生法は「会社」を「更生」させるための法律で会社を終わらせるためのものではない、って今更ながらに教えてくれました。あの時代を理解するために、そしてこれからを考えるために必要な本でした。

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    2026年04月12日
  • 修羅場の王 企業の死と再生を司る「倒産弁護士」142日の記録

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    2010年1月のJAL会社更生法申請とそれに先立つ142日間を描いたノンフィクション。
    主役はこれまで「倒産弁護士」としてマイカルなどを手掛け、企業再生支援機構で企業再生支援委員会委員長となり、JALの管財人統括を務めた瀬戸英雄氏。
    国策会社として政治に翻弄され、内部では権力闘争や労使紛争に明け暮れ経営危機に陥っていたJALの再建までの道筋を描いたもの。
    瀬戸氏をリーダーとして、企業再生支援機構、日本政策投資銀行、東京地裁、JALの社員、役員など多くの人たちが登場し、時間が限られる中で、利害関係者が多い会社を、「法的整理」という手法で再建への道筋をつけるまでをていねいに描いている。
    紆余曲折、迫るタイムリミットとドラマのような展開で、迫力があった。
    時代はちょうど民主党への政権交代が起こった時期。前原誠司国交大臣、菅直人副総理、辻本清美国交副大臣の活躍も面白い。悪夢と言われた民主党政権だが、おそらく自民党では利権に縛られてJALの復活はできなかったと思う。

    【目次】
    プロローグ 債権者集会
    修羅場の王
    もぬけの殻
    パンドラ文書
    失敗のリセット

    主な登場人物

    Chapter −1 倒産弁護士の誕生
    会社再建の神様
    倒産ムラ
    「法的整理の鬼」と「私的整理の伝道師」
    〝職業革命家〟を目指した男
    産業再生機構と高木の慧眼
    日本経済の時限爆弾
    リーマン・ショックと民主党政権

    Chapter0 倒産前夜
    「蚊帳の外」の人
    『沈まぬ太陽』のような
    「最後は政府がなんとかしてくれる」

    Chapter1 私的整理か法的整理か
    嵐の海へ
    「その他の事業者」
    打診
    路地裏の企業家魂
    民主党のプリンスと財務省のエース
    タスクフォース
    「何でこの会社がこんなことになったのか、わかっているのか!」
    私的整理の限界
    アルプスの少女ハイジのような出で立ちで
    極秘チーム
    「空飛ぶ銀行」の破綻
    京セラ・稲盛和夫の別の顔
    10月19日午前8時

    Chapter2 つなぎ融資と債権放棄
    〝学級崩壊〟
    「JALは自民党の負の遺産」
    前原の変心
    コードネームIVY
    始まる前に終わってしまう
    小田原評定
    イラ菅 vs 財務省
    頭取がポケットから取り出したもの
    劇薬
    倒産弁護士の「奥の手」
    激高

    Chapter3 経営の神様
    JALを蘇らせることができるのは
    退路は断たれた
    稲盛は何を待っていたのか

    Chapter4 東京地裁民事第8部
    相手の懐に飛び込む
    〝図上演習〟
    錆びついた伝家の宝刀
    三ないの町
    針の穴

    Chapter5 年金と憲法
    未認識債務
    同期入社
    退職者たちの反乱
    9700人、9700通りの思い
    違憲か合憲か、それとも

    Chapter6 悪役レスラー
    昼行燈
    日本でいちばんベンツが似合う弁護士
    サンドバッグ
    生還率7%

    Chapter7 史上最大の作戦
    永遠の飛行機野郎
    緊急支店長会議
    「窓口札束積み上げ大作戦」
    嘔吐
    「朝日」が書いた社長の失言
    イラ菅の爆発
    完勝
    3分の2
    吉報
    稲盛の条件
    対面
    アラン・オガワのプライド

    Chapter8 2010年1月19日
    世にも不思議な機内アナウンス
    JAL倒産
    前原の会見
    倒産弁護士の大演説
    溺れた犬を叩く
    登壇者たち
    泣いて謝れ
    稲盛が会見の席にいなかった理由
    格闘のゴング
    無念のバトン

    Chapter9 執刀開始
    取締役会から管財人会へ
    JANA構想
    聖人、君子、小人、愚人
    誤送信
    整理解雇
    「覚えとけよ。永遠に闘ってやるからな」
    パイロットになる夢
    稲盛の身の上話
    JALという名の地獄
    内なる変化
    大声をあげて笑い、悔し涙を流す組織

    Chapter 10 祝福されなかった勝利
    奉加帳
    「リクルート事件そのものじゃないか」

    エピローグ JAL倒産の教訓
    敗れざる者たち
    「お化け」はやはり潜んでいた
    経営の神様のお墨付き

    あとがき
    用語解説
    倒産カウントダウン年表
    主要参考文献

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    2026年03月03日
  • ロケット・ササキ―ジョブズが憧れた伝説のエンジニア・佐々木正―(新潮文庫)

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    恥ずかしい事にこの方の事は最近まで知らなかったのだが、知り合いに話を聞きこの本を読むに至った。
    佐々木氏の共創という理念には心を動かされるものがあった。
    今でこそ有名な大企業や、業界の一線を行く人々がいかにして現在の地位まで上り詰めていったのかを知る事ができたのも興味深かった。

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    2026年02月18日
  • 修羅場の王 企業の死と再生を司る「倒産弁護士」142日の記録

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    日経の書評で紹介されていて気になり手に取りました。倒産弁護士という言葉も初めて聞きました。普通のメンタルではやれない仕事だなと読んでて思いました。会社更生法と民事再生法の違いが少しだけ理解できました。
    文章がとても読みやすく、グングン読み進めてあっという間に読み終えました。
    自分が知らない世界が沢山ある、もっと好奇心を持って色々読みたいデス!

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    2026年02月15日
  • 修羅場の王 企業の死と再生を司る「倒産弁護士」142日の記録

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    JAL再生を主導した弁護士・瀬戸英雄先生を主人公にしたビジネス・ノンフィクションです。稲盛和夫、辻元清美、菅直人、冨山和彦、水留浩一、高木新二郎といった政財界のビッグネームが実名で登場し、JALの会社更生法申請から再上場までの軌跡を綴ります。

    人事としては、8つもの強力な労働組合が存在する中で、年金カットや人員削減などの痛みを伴う改革を推進していった箇所に没入感を感じました。

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    2026年01月04日
  • 修羅場の王 企業の死と再生を司る「倒産弁護士」142日の記録

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    JAL再生の面の顔として稲盛和夫さんが有名だが、そもそも再生に進む手前で破産して終了する可能性が相当高かった。再生を始める土台作りに奔走した管財人の瀬戸さんの物語。

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    2026年01月03日
  • 修羅場の王 企業の死と再生を司る「倒産弁護士」142日の記録

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    JALの復活を陰で支えてきた人を知りました。倒産に対しての考え方も勉強になりました。這いつくばって、諦めずに前進している人たちの物語です。久しぶりに一気の読ませてくれるビジネス本に出会いました。

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    2026年01月01日
  • 修羅場の王 企業の死と再生を司る「倒産弁護士」142日の記録

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    修羅場を経験したことにない者ほど、無用なリスクを恐れる
    「小善は大悪に似たり、大善は非常に似たり」
    「聖人、君子、小人、愚人」
    徳と才を併せ持つが聖人
    徳が才を上回ってるのが、君子
    才が徳を上回ってるのが、小人
    徳も才もないのが愚人
    危ないのは小人だ。なまじ才があるので、私利私欲のために組織を危うくする。
    多くの人々は青雲の志を抱いて社会に出るが、いつのまにかそうした「当たり前」を忘れ、日々の「手練手管」を仕事だと勘違いしていく

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    2025年11月22日
  • 修羅場の王 企業の死と再生を司る「倒産弁護士」142日の記録

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    2010年1月19日に負債総額2兆円超で倒産したJALは、わずか数年で業績を急回復し、再上場を果たすV字回復を成し遂げました。それには新生JALのかじ取りを担た稲盛和夫氏の功績が良く知られていますが、稲盛氏を迎える前に、JALをきちんと倒産させる必要がありました。信用不安を引き起こさず、1便の欠航も発生させずに倒産させる、その難事業に挑んだ人たちが本書の主人公です。

    その難事業の中心となったのが企業の倒産を専門に引き受ける本書登場人物の中心的存在の瀬戸氏です。JALの倒産は、2009年の自民党から民主党への政権交代直後から事態が動き出します。日本のナショナルキャリアを潰さないために動き出す国交大臣の前原誠司氏と、長年の自民党政権のツケを引き受ける事に後ろ向きな民主党政権。一方でJAL内部では、私的整理か法的整理課を巡っての争いや強力な労働組合との交渉、債権放棄を巡る3メガバンクの頭取との交渉、そして再生JALのかじ取りを稲盛氏に引き受けてもらう課程、それらを一つ一つ解決してく様子が詳細に描かれています。

    本書で何度も指摘があるように、信用不安を引き起こし、”(再生が)始まる前に(JALが)終わってしまう”事を避けるため、瀬戸氏をはじめとする人たちは細心の注意を払って事業を進めています。結果として、倒産しても我々一般人から見ると、今まで通りにJALの旅客機が世界中で定時運行される状況が産まれました。JALの再生については多くの本が出版されています。しかし本書はその前の段階、まさにJAL再生のエピソード0という位置づけの内容です。

    著者の大西氏の企業物の著書は、何冊か読みましたがいずれも引き込まれる内容で期待を裏切りません。本書も企業の倒産に関する多くの知識を分かりやすく解説しつつ、そこに登場する多く人の発言を生生しく描く事で、両者のバランスが絶妙なのだと思います。政権内のやり取りで”イラ菅”とあだ名された菅直人氏が怒鳴る場面、法的整理を記者会見で発表するときの瀬戸氏の発言等々、ドラマの一場面を見ているかのような臨場感がありました。

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    2025年11月21日
  • 起業の天才!―江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男

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    起業家や経営者は必読のビジネスバイブルになり得ると思います。江副浩正さんとその関係者およびリクルートを取り巻くダイナミックなビジネス展開をドラマチックかつ理解しやすい文章で彩り、読み始めたと思ったら時間を忘れて一気に読み込んでしまいました。

    加えて、随所に江副さんおよびリクルートの強さの秘訣やそのDNAとも言えるポイントが本書に散りばめられており、単なるドキュメンタリーではなく、ビジネスの教科書的な役割も果たしていると感じました。

    経団連を象徴する日本的経営が席巻する国内市場において、ドラッカーを師とする江副さんの超合理的経営による真っ向からの快進撃は、読み手の胸を熱くするものがありました。また、本書は江副さんの光の部分だけではなく、影の部分にも着目しており、富と栄誉を掴んだ男の滅びゆく姿も垣間見れます。

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    2025年09月28日
  • 起業の天才!―江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男

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    ダイナミックな展開に、読み進めるたびに引き込まれた。リクルートという巨大企業の成り立ちから背景を理解することは、一つの経済史を学ぶことにつながる。そうした意味で大きな知を得ることができた。私も経営者であるが、江副さんのような大胆さ、商売根性、人心掌握は大変な学びになった。

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    2025年09月27日