齋藤勝裕のレビュー一覧
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当てはずれの一冊。
手にした途端内容が薄いなというのは覚悟したが、もっとメカメカの、火縄銃のリバースエンジニアリングの当時の貴重な記録に基づいた考察かと思ったら、全く違った。
全くは失礼か。
二丁の火縄銃を当時の鍛治がこれ作れって手渡されて、何もないところから観察して工夫して再現したよ。ネジが一番大変だったが、娘を外国人に嫁がせて技術習得したよ。頑張って、いいのができたよ!
まとめれば2ページくらいか。
多少の技術的工夫にも言及あったが、全然、メカメカを満足させてくれない。
後は江戸時代の知的ネットワークとか、幕末の鉄砲事情とか、火薬の工夫とか、現代の日本の若い技術者へのエールとか。
間違ってるとは言わないが、詐欺に近いタイトル設定だと思う。 -
Posted by ブクログ
【環境問題を網羅的に分かりやすく解説】
名古屋工業大学の名誉教授である著者の環境に関する一冊。今までいくつも環境問題に関する本を読んできましたが、科学的で網羅的な本でした。
私は環境問題というといわゆるゴミや温暖化などの問題を思い浮かべてしまいますが、そもそも環境とは何なのかというところから解説されています。
環境問題はいつから、どのように始まったのか。温暖化や大気汚染、食糧危機、プラスチックや化石燃料、原子力などさまざまな観点から環境について科学的に解説されていました。
化学式?数式?などはつい読み飛ばしてしまいますが、それでもなんとなく理解できるのは、分からない平易に解説してくださっているのだなと感じました。 -
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日常の汚れがなぜつくかと、その取り方を科学的に解説している。化学式など多数出てくるが、日常の汚れかつなるべく普段使いできるものを使って汚れを落とす方法を分かりやすく伝えている。
自分は特に台所周りの汚れが気になっている。クエン酸液や重曹がかなり効果的のようだ。普段から使っている食器用洗剤も化学の力を使っているが、「混ぜるな危険」なものやアルミ缶などに密封して化学反応で爆発するものも中にはあるので、うろ覚えで扱うのは危険。いざ実行する前には再度方法を確かめてからの方が良い。
とりあえず簡単でリスクもないところで、台所の排水口のヌメリ取りに有効らしいのでアルミ箔をボール状にしたものを入れてみた。効果があると良いが。 -
Posted by ブクログ
大学では有機化学が専攻で、物理化学の授業で量子化学も少し触れた程度の学部卒です。
当時も計算式(シュレディンガー方程式など)は正直よくわかりませんでした。今回も簡単と書いてありましたが、恥ずかしながらよくわかりませんでした…
ただ、有機化学の世界で
・有機化学で二重結合の電子が攻撃して化学反応が始まる
・O-H結合ではOがマイナス電価を帯びているので、電子はHを攻撃する など
何となく覚えた?肌感覚で理解した?ことが、量子化学による軌道関数によって、理由がわかりました。
改めて、読んで思ったことは、量子化学は見えない極小の世界のことを頭が良い方が理論武装で作り上げたものなので、全体的に言っていることが難しい。どうしてこの話がここで出てくるの?ということが多々あるなぁという印象です。
これは自分が凡人だからかもしれませんが、先代の偉人や現在の研究者は凄いと改めて実感しました。 -
Posted by ブクログ
環境に何かできることがないか考える前に実際何が問題なのかの確認
地球自身、寒冷な氷期と温暖な間氷期を繰り返している
間氷期は2万年〜10万年続く
現在の間氷期は1万1000年前に始まり、天文学的に次の氷期は2〜3万年後と言われており、間氷期がまだしばらく続く可能性は高い
地球が自律的に気温を上昇させている可能性もある
しかし太陽エネルギーを溜め込む温室効果ガス、特に二酸化炭素の産業革命以降の濃度上昇が著しいことも事実
温室効果ガスにより気温が高くなることに加え、
気温が高いと気体は水に溶けにくくなるため、
海水に溶けていた二酸化炭素が空気中に放出されてさらに気温が高まるという正のフィードバックがかかっている
温暖化により氷が溶け、海水の体積が膨張し、20世紀末には海面が50cm上昇すると言われている
二酸化炭素を減らさなければいけない
温暖化の一因として二酸化炭素濃度とは別に、マントルの移動により地球表面温度が影響を受けていることも可能性としてはある
水の問題として日本で下水処理施設のある生活をしている人の割合は79%であることがあげられる
アメリカとほぼ同程度ではあるが、オランダは99%、イギリス、ドイツは97%である
家庭から出る排水に含まれるのは台所や風呂から出る有機物や化学薬品、トイレから出る屎尿、ホルモン
下水処理施設がなければこれらが放流されることになる
さらに下水には家庭排水を流すものと雨水を排水するものの2種類があるはずだが、日本ではこれらが一緒になっていることが多い
そのため大雨の際には下水処理が間に合わなくなり、これもまた放流に近い状態になってしまう
分離することが課題である
酸性雨は金属製品を錆びさせ、塩基性のコンクリートは溶け出して脆弱化し、湖水は酸性となり水生生物が被害を受け、山間部では植物が枯れ保水能力を失い洪水を頻発するようにさせ、肥沃土が流れ植物が生えなくなり、砂漠化する
原因は工業地帯が燃料として使用した化石燃料
石炭や石油を燃やすと硫黄化合物や窒素酸化物ができ、雨に溶け、硫酸や硝酸を降らせる
砂漠化の要因としては耕作しすぎによる塩基集積、放牧しすぎによる草の枯渇、森林伐採による保水力の低下もある
人口が急激に増加しており、その人口を養うにはそれだけの農産物が必要となるため、さらに砂漠化は進むと言われている
砂漠の緑化の方法として、高吸水性樹脂と草方格の利用がある