齋藤勝裕のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
脱「ひとり勝ち」文明論を読んだ時から
「情報革命の次はエネルギー革命だ!」と自分の中で盛り上がっていたのですが
3.11に東日本大震災と福島の原発事故があったせいで
世の中のエネルギーに対する関心は急速に高まってきました。
私自身はエネルギーに直接関係した仕事はしていないのですが
所属している会社はエネルギーにも大いに関係しており
私も将来的には関るかもしれないと思っています。
そんなこんなで、今回はエネルギーと太陽電池に関する基礎知識の底上げ。
エネルギーと太陽電池の入門書として最適です。
様々な技術の基本原理、メリットデメリット、最近の動向が
コンパクトに必要十分にまとまっています。
範囲的には高校レベルの物理化学ですが
文系の人でも十分理解できるように、イラストや図解が豊富であり
著者も難しい話には突っ込まないようにしているようです。
読み終わっての感想
「今後の発電の主力は太陽光発電と風力発電。間違いない。」
現在は、太陽光発電もモジュールがまだコスト高という指摘がありますが
産業界はまだ本気でモジュールを大量生産していません。
設備投資をして大量生産すれば、発電コストが下がるのは明らかで
現在のペースの価格下落でも、2015年には
太陽光発電の発電コストと化石燃料を利用した発電コストが同一になる
グリッドパリティが到来するとのこと。
(液晶ディスプレイやDRAMばりに設備投資をしたら、もっともっとコストは下がるかも)
太陽光発電の実用性はかなり高まってきており
力技で導入すれば、現在のエネルギー需要をかなり代替すると思います。
今後の課題は2つ。 ひとつは設置面積を結構食うこと。
私がWebから拾った情報でササッと電卓を弾いて
太陽光発電だけで電力をまかなったときに必要となる
パネル設置に必要な面積を概算しました。(間違ってたらごめんなさい)
一般家庭 : 63m^2 約20坪
コンビニ : 2,032m^2 約 45m四方 大きめの駐車場ぐらい
ソ二−ビル : 47,602m^2 約220m四方 野球グラウンド 2個分ぐらい
東京都庁 : 593,607m^2 約770m四方 野球グラウンド45個分ぐらい
一般家庭は十分可能だけど、大きくなるにつれてちょっと厳しいかな。
都会だとなおさら厳しいか。
太陽電池パネルを設置すると
その場所が他の用途に使えなくなってしまうから難しいんじゃないか?
太陽電池パネルの上を、人が歩けるようにできるような保護材を開発すれば
都会でも歩道とか公園などに設置できるかもね。
もうひとつの課題は・・・これが本質的な課題ですが・・・ 蓄電。
電気は溜められないと色々なところで言われていますが
正確には「必要とする大容量の電気を溜められない」ということで
充電池はないことはない。
ただし、実証実験を行っている大容量二次電池でも100KWhぐらいの容量なんですが
上記の計算だとコンビニを1日持たせるのに、その大容量二次電池が5個要ります。
大規模な建物や工場になってくると桁が3桁以上合わない。
揚力発電という力学的エネルギーを使った蓄電技術もありますが
場所を選んでしまうため、そんなに簡単に作れない。
小規模は太陽光発電と二次電池で
大規模は太陽光発電とガスタービンというふうになるのかな?
でも、私が生きているうちには、必ずやエネルギー革命が起き
世界のあらゆるところで電気が湯水のように使い放題になると思います。
そして、世界のパワーバランスは一変する。
石油メジャーと中東の産油国の力が弱まり
替わりに新興国・貧困国の生活レベルが急上昇する。
世界の国々の格差が縮まり、よりフラットで不安定な、今よりももっと混沌とした時代になるのではないでしょうか。 -
Posted by ブクログ
生化学の学ぶために、その基本の有機化学を復習するために読んでみた。大学受験等では、反応等を全て押さえているわけではないが、全体として有機化学の全体像がわかるようなまとめ方になっている。
見開き、左半分が説明で、右半分はマンガ(図)を使ってまとめているのでとっつきやすいと思う。有機化学の分野の全体像を押さえるのであれば、この本がオススメではないでしょうか。目次を載せておく。
第1章 原子構造と化学結合
第2章 有機物の結合と構造
第3章 有機物の種類と性質
第4章 基礎的な反応
第5章 応用的な反応
第6章 新しい有機化学
第7章 高分子化合物
第8章 生命化学
第9章 有機化学実験 -
Posted by ブクログ
原発問題から惹起されたエネルギー問題をフォローするための基礎知識本。科学・物理的な原理から、実用されている技術、今後の課題など見開きでテンポ良く読み進めることができる。読み終えて、常に座右に置いておきたいと思った。特に大学で物理をやった自分なのに、原子力発電についてはあいまいな知識しかなかったのだと反省。
私にとって、興味深かった点
・化石燃料の起源に2仮説有り、1)有機起源説(石油分解菌の存在も)、2)無期起源説、そのどちらかが立証されることで、今後の化石燃料政策も変わるだろう。CO2排出の問題はあるが。
・日本の電気料金が他の先進国に比べ、高いこと。
・風力エネルギー(※低周波障害がある)、地熱エネルギーの伸びは頼もしい。 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
「有機化学は暗記だ」といわれます。
ウソです。
暗記など必要ありません。
基礎がわかれば、あとはそれを用いてそういった意味で、有機化学は数学と似ています。
さらに有機化学のすばらしいところは、化学式のビジュアル表現が重要な学問であるということです。
本書を手にとって気楽にマンガを読んでいるうちに、いつのまにか有機化学の基礎がしっかりと身についてしまうはず。
[ 目次 ]
第1章 原子構造と化学結合
第2章 有機物の結合と構造
第3章 有機物の種類と性質
第4章 基礎的な反応
第5章 応用的な反応
第6章 新しい有機化学
第7章 高分子化合物
第8章 生命の化学
第9章 有機化学実験
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]