齋藤勝裕のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
原発問題から惹起されたエネルギー問題をフォローするための基礎知識本。科学・物理的な原理から、実用されている技術、今後の課題など見開きでテンポ良く読み進めることができる。読み終えて、常に座右に置いておきたいと思った。特に大学で物理をやった自分なのに、原子力発電についてはあいまいな知識しかなかったのだと反省。
私にとって、興味深かった点
・化石燃料の起源に2仮説有り、1)有機起源説(石油分解菌の存在も)、2)無期起源説、そのどちらかが立証されることで、今後の化石燃料政策も変わるだろう。CO2排出の問題はあるが。
・日本の電気料金が他の先進国に比べ、高いこと。
・風力エネルギー(※低周波障害がある -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
「有機化学は暗記だ」といわれます。
ウソです。
暗記など必要ありません。
基礎がわかれば、あとはそれを用いてそういった意味で、有機化学は数学と似ています。
さらに有機化学のすばらしいところは、化学式のビジュアル表現が重要な学問であるということです。
本書を手にとって気楽にマンガを読んでいるうちに、いつのまにか有機化学の基礎がしっかりと身についてしまうはず。
[ 目次 ]
第1章 原子構造と化学結合
第2章 有機物の結合と構造
第3章 有機物の種類と性質
第4章 基礎的な反応
第5章 応用的な反応
第6章 新しい有機化学
第7章 高分子化合物
第8章 生命の化学
第9章 有機化学 -
Posted by ブクログ
【環境問題を網羅的に分かりやすく解説】
名古屋工業大学の名誉教授である著者の環境に関する一冊。今までいくつも環境問題に関する本を読んできましたが、科学的で網羅的な本でした。
私は環境問題というといわゆるゴミや温暖化などの問題を思い浮かべてしまいますが、そもそも環境とは何なのかというところから解説されています。
環境問題はいつから、どのように始まったのか。温暖化や大気汚染、食糧危機、プラスチックや化石燃料、原子力などさまざまな観点から環境について科学的に解説されていました。
化学式?数式?などはつい読み飛ばしてしまいますが、それでもなんとなく理解できるのは、分からない平易に解説してくださ -
Posted by ブクログ
日常の汚れがなぜつくかと、その取り方を科学的に解説している。化学式など多数出てくるが、日常の汚れかつなるべく普段使いできるものを使って汚れを落とす方法を分かりやすく伝えている。
自分は特に台所周りの汚れが気になっている。クエン酸液や重曹がかなり効果的のようだ。普段から使っている食器用洗剤も化学の力を使っているが、「混ぜるな危険」なものやアルミ缶などに密封して化学反応で爆発するものも中にはあるので、うろ覚えで扱うのは危険。いざ実行する前には再度方法を確かめてからの方が良い。
とりあえず簡単でリスクもないところで、台所の排水口のヌメリ取りに有効らしいのでアルミ箔をボール状にしたものを入れてみた -
Posted by ブクログ
大学では有機化学が専攻で、物理化学の授業で量子化学も少し触れた程度の学部卒です。
当時も計算式(シュレディンガー方程式など)は正直よくわかりませんでした。今回も簡単と書いてありましたが、恥ずかしながらよくわかりませんでした…
ただ、有機化学の世界で
・有機化学で二重結合の電子が攻撃して化学反応が始まる
・O-H結合ではOがマイナス電価を帯びているので、電子はHを攻撃する など
何となく覚えた?肌感覚で理解した?ことが、量子化学による軌道関数によって、理由がわかりました。
改めて、読んで思ったことは、量子化学は見えない極小の世界のことを頭が良い方が理論武装で作り上げたものなので、全体的に言 -
Posted by ブクログ
環境に何かできることがないか考える前に実際何が問題なのかの確認
地球自身、寒冷な氷期と温暖な間氷期を繰り返している
間氷期は2万年〜10万年続く
現在の間氷期は1万1000年前に始まり、天文学的に次の氷期は2〜3万年後と言われており、間氷期がまだしばらく続く可能性は高い
地球が自律的に気温を上昇させている可能性もある
しかし太陽エネルギーを溜め込む温室効果ガス、特に二酸化炭素の産業革命以降の濃度上昇が著しいことも事実
温室効果ガスにより気温が高くなることに加え、
気温が高いと気体は水に溶けにくくなるため、
海水に溶けていた二酸化炭素が空気中に放出されてさらに気温が高まるという正のフィードバ