あらすじ
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キタナイ! クサイ! クサイ!
なぜ汚れが発生するのか、そして、どのように落とせるのか、防げるのか
本書は汚れの発生と消失を、化学的に解説する書である。
汚れにはさまざまな種類がある。たとえば、なにもしなくとも発生するホコリ汚れ、レンジまわりの油汚れ、シンクの水垢、浴室の黒カビや湯垢、トイレの黄ばみや尿石、そしてサビなどである。
そして各汚れに対して清掃効果を発揮する、さまざまな化学洗剤・化学物質が存在する。中性洗剤、アルカリ性洗剤、酸性洗剤、メラミンフォーム、アルカリ電解水、セスキ炭酸ソーダ水、クエン酸、防ぬめり剤・防カビ剤(次亜塩素系殺菌)、クレンザー(ケイ酸鉱物)などである。
本書では、これら作用の化学的メカニズムを解説、効率のよい汚れ落としと予防策を提案する、科学教養書である。
感情タグBEST3
清掃の教科書といった感想
場所ごとに清掃について、科学的アプローチから小学生でも読める様に書かれています。掃除の論理を理解するために読むにはお勧めします。場所ごとに掃除のやり方を知りたい人には不向きです。割引されている時に購入したので満足です
Posted by ブクログ
身の周りの汚れとその洗浄について網羅的に扱われており参考になった。つい周囲に汚れているものがないか探したくなった。科学とあるが、どちらかというと化学の観点からみられているようで少し偏りがあるかと思った。
Posted by ブクログ
日常の汚れがなぜつくかと、その取り方を科学的に解説している。化学式など多数出てくるが、日常の汚れかつなるべく普段使いできるものを使って汚れを落とす方法を分かりやすく伝えている。
自分は特に台所周りの汚れが気になっている。クエン酸液や重曹がかなり効果的のようだ。普段から使っている食器用洗剤も化学の力を使っているが、「混ぜるな危険」なものやアルミ缶などに密封して化学反応で爆発するものも中にはあるので、うろ覚えで扱うのは危険。いざ実行する前には再度方法を確かめてからの方が良い。
とりあえず簡単でリスクもないところで、台所の排水口のヌメリ取りに有効らしいのでアルミ箔をボール状にしたものを入れてみた。効果があると良いが。
汚れの専門書
身の回りの汚れを専門的に解説している内容です。
一般人には不要な難しい記号もあります。
掃除する時に、どの汚れに対して何を使えばいいかが書いてあるので掃除する時にはいいかもしれないです。
ただし、人体の汚れに対しては、疑問点が多々あるので星3にします。