齋藤勝裕のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトル・副題どおり、料理における加工・加熱・調味・保存とは食品に対して何をしているのか、主に化学、物理化学的な視点から説明してくれています。舌の仕組みだとか、遺伝子組み換え食品だとか、ところどころ食にまつわるお話しが挿入されているところが面白い。写真もすべてカラーだし、食品・料理に関する知識をざっくりと辞書的に知るのにはとても便利な一冊と言えそうです。料理をある程度するようになってから「この作業は何をしているのかな」「調味料って何だ」「美味しく食べるにはどうすべきか」「保存食ってどうして長持ちするのかな」というような疑問を持ったら本書を読むのをお薦めします。レシピを見て上手に料理を作るのには
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購入済み
漫画が読み難い
文章も漫画も問題は無い。しかし、文章が横書きなのに対し、漫画のセリフが縦書き。ページの左半分は左上から右下に、ページの右半分は右上から左下に読むことになり、読み難い。途中にある液晶の開設の図も嘘っぽい。
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Posted by ブクログ
「圧力が急に発生するか、あるいは反対に圧力が急激に開放された結果、熱・光・音などと一緒に破壊が起こる現象」というのが爆発の定義であり、何が、というのは関係ないということで、工事現場、銃火器、原爆といったいかにもな爆発からエビの尻尾やアルミ缶、生ごみのような一見爆発と関係なさそうな爆発物まで幅広く扱っている。爆発の仕組みをマクロなレベルと原子・分子レベルの両方から説明しているが、読み物寄りということもありそこまで難しい説明になっていない。むしろ、”化学する”というほどでもない感じがしたのでもう少し踏み込んだ説明があってもいいようにも思った。
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Posted by ブクログ
ネタバレ色彩と光についての基礎知識がまとめられている。ネオンのように光って見える色と発光しない物体の色は見える原理がまったく異なるのだ。光らない色を認識できるのは反射光を認識しているから。色は物体が吸収する光の色の補色なのだ。これは見えている世界の認識が変わる。
人間の見る仕組みも科学的に解説されている。文系の自分には細かい理屈は分からないけど知識として知っておけばまた別の本で生きることもあるはず。構造色の話も仕組みはよくわからないけどそういうものがあることを知っておくのは意味がある。色の心理学的な効果も面白いが入門レベルでもっと詳しい本を読むのもいいかも。 -
Posted by ブクログ
機化学の基礎を簡潔に学ぶべく読んでみた。
まあまあ分かり易かった・・・のかな。
有機化学以前の基礎的な化学の知識がないために、多少難しい場面もあった。
何よりあまり読み込めなかったというか、正直何が書いてあったのかさっぱり覚えていない・・・。
覚えているのは仕事に生かせそうなアミノ酸の項か。
光学異性体があって、自然界にあるのはL体のみ・・・云々。
これは目から鱗。
こういう知識はやはり自分でつけていかないとね。
身にならない。
この本自体のコンセプトなんだけど、漫画いるかなあ・・・。
図やらイラスト程度だけでも問題なかったし、漫画にするにしてももっといい絵柄なかったのだ