齋藤勝裕のレビュー一覧

  • SUPERサイエンス レアメタル・レアアースの驚くべき能力

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    レアメタル、レアアースの違い
    それぞれの定義・意味
    そこに属する素材の特長や産出国のこと
    前提として元素周期表の成り立ちや見方など
    (基礎的な知識を得るには分かりよい好著)

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    2019年06月28日
  • 光と色彩の科学 発色の原理から色の見える仕組みまで

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    <光と色と物理と化学。そして生じた色を認識する生理学と心理学。ヒトに色が見えるのはどうしてか、バランスよく解説した色彩学入門書。>

    昨年、青色LEDがノーベル物理化学賞を受賞して以来、色とは何か、少し詳しく知りたいと思っていた。何かと取り紛れて間が空いてしまったが、わかりやすそうだったこちらを読んでみた。
    専門用語を多用せず、使用する場合は適宜、解説を付け、数式・化学構造式も必要最低限という親切設計。それでいて、色が生じる仕組みから、私たちがそれを感知する機構まで、だいたいのイメージが掴める。

    まずは色彩学の基礎である。
    ニュートンのプリズム実験に始まり、色が見えるとはどういうことかを探る

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    2015年01月23日
  • マンガでわかる無機化学 原子の構造がわかれば化合物の性質が見えてくる!

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    受験勉強で単発暗記の無機化学対策として購入した。
    非常にわかりやすく、体系的に関連付けられて書いてあるので頭に入ってきやすい。
    買ってよかったと思う。

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    2014年09月24日
  • 絶対わかる化学結合

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    高校の教科書や大学受験向け参考書が教えてくれない概念をわかりやすく解説した最高の書。図板も説明もクセがなく秀逸で難しくなく、すべての高校生に進められる。

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    2013年12月18日
  • マンガでわかる有機化学 結合と反応のふしぎから環境にやさしい化合物まで

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    第1章 原子構造と化学結合
    第2章 有機物の結合と構造
    第3章 有機物の種類と性質
    第4章 基礎的な反応
    第5章 応用的な反応
    第6章 新しい有機化学
    第7章 高分子化合物
    第8章 生命化学
    第9章 有機化学実験

    萌えーなイラストがたくさんですが、基本を押さえるには良いですー。

    一般知識としては十分!マンガで楽しく可愛く♪

    大学で化学を専攻していたので、軽く復習のような気分で手に取りましたが、本格派!!!
    シラナイ新たな有機化学の内容も結構ありました。
    内容を知っていたとしても、知らない人に説明しろと言われたら、
    ここまで分かりやすく説明出来ません。
    受験前の学生さんにも、基礎知

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    2010年05月03日
  • 「原子力」のことが一冊でまるごとわかる

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    「原子力」のことが良く分かる。

    暖房もない倉庫で、キュリー夫妻は光の正体を追ったという。ウランの放射は外からの刺激ではなく、原子そのものが放つものだった。放射が原子核に基づく現象であることの暗示だった。夫妻が明らかにした現象の中で最も重要な成果 ―― ‟核“という存在。

    他方、ハーバーとボッシュは、空気からパンを作り、同じ手で爆薬を生んだ。そのことも本書で語られる。一見、原子力とは関係が無さそうだが、人が作るものには、いつも善と悪が同居している。科学は進歩を約束するが、救済まで確約しない。そんな情緒的な本ではないが、ハラリのNEXUSを併読しているせいか、妙に感傷的になる。

    メモは以下。

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    2025年11月12日
  • 虫歯から地球温暖化、新型コロナ感染拡大まで それ全部「pH」のせい

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    本書を読めば、世の中を「pH」という新たな視点で解釈する事が可能になる。素晴らしい本だ。

    pHの値は0から14まであって、7が中性。7より小さければ小さいほど酸性が強く、7より大きければ大きいほどアルカリ性が強い。レモンのpHは2.0~3.0、ビールは4.0~4.4、牛乳は6.5で、レモンやビールは酸性で、牛乳は中性寄り、他にも、人間の腸内は弱酸性に保たれている。pHの大小により、味が変わったり、色が変化したり、さらには別の物質に変化してしまう。牛乳は、pHがある値よりも小さくなると、ヨーグルトになる。

    ところで、あなたは「pH」を〝ペーハー“と読まなかっただろうか。私はそうだ。2012年

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    2025年09月29日
  • 「原子・素粒子・量子の世界」のことが一冊でまるごとわかる

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    実に分かりやすい本です。
    公式や数字をできるだけ省いて、量子力学の世界を上手に表現しています。
    うろ覚えの化学や物理の知識が 整頓されることと思います。

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    2025年06月04日
  • 「環境の科学」が一冊でまるごとわかる

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    環境に関係ある?と思うパートもあったが、網羅的に環境の科学が記載されているので概略をつかむのによい。

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    2025年04月09日
  • 図解 身近にあふれる「相対性理論」が3時間でわかる本

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    ホーキング博士の『宇宙を語る』を読んでから相対性理論とは一体どのようなものかを知るために購入。もっぱら文系で物理を碌に勉強したことのない私でも楽しく読めた。尤も、少々物理の知識は必要なようで何も知らない状態で読むと理解が難しいところがあった。しかし、はしがきでもあったように覚えているうちにもう一度読むと違うのかも知れない。そして、物理は我々の日常生活に潜んでいる重大な学問であるということも認識した。「確かにな〜」とか「なるほどな〜」と物理を勉強したことのない私でも納得したり共感でいる部分も多くあった。

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    2025年03月24日
  • SUPERサイエンス 五感を騙す錯覚の科学

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    最近本を速く読もうとすると熟語を全く違う言葉として読み取るミスが頻発する事に気付く。脳が楽をしようと前後の文脈でそう見せるのか、しかし、すぐに文が繋がらない違和感を感じて読み直して気付くのだから、人間の脳とは面白いものだ。錯視的なイラストが好きで、そういうものは種明かしを知ってもいつまでも錯視を楽しめるのだから、これも面白い。しかし、一方では、人間の脳には物理的な限界があるという事かも知れないが。

    本書は、錯視だけではなく、五感全ての知覚のメカニズムと錯覚を解説する内容。不注意性錯覚、
    感動錯覚、パレイドリア、ラバーハンド錯覚のような同期刺激など、錯覚は多様にある。

    ポンゾ錯視、フィック錯

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    2025年03月17日
  • ビジュアル「毒」図鑑 250種

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    有機化学を専門としている自分が、興味を持って読むことができました。
    著者を見てみると、同分野の教授!当然興味がそそられますね。
    毒と医薬品は表裏一体の関係なので、毒に興味を持つことは学術的に非常に意義深く、この本から毒に関して興味を持つ人が増えればいいなと思いました。

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    2025年01月24日
  • 身のまわりの「危険物の科学」が一冊でまるごとわかる

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    知らないことがたくさん書いてあり、とても勉強になった。身の回りにこんなにも危険なものがあったとは!知ることは、身を守ることに繋がる。

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    2025年01月13日
  • 図解入門よくわかる最新 次世代電池の基本と仕組み

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    文系出身事務職員や高校生にもおすすめできる平易な記述です。

    電池の構造、チウムイオン二次電池の課題、全固体電池の概要、ペロブスカイト太陽電池の概要などを理解できます。
    ただし、高校の化学の授業のような内容も多いので、全部を順番に読み込もうとするのではなく、関心のある部分だけをつまみ食い形式で読みましょう。

    ペロブスカイト太陽電池の開発者である宮坂力教授のインタビューをぜひ読んでほしい。日本の産業競争力の低下の話題が多い中で、希望を持てます。

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    2024年08月23日
  • 図解入門 よくわかる 最新 発酵の基本と仕組み

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    発酵という微生物の現象について、そのメカニズムを素人にもわかりやすく説明してくれている。
    内容は身近な発酵食品から始まり、発酵を担う微生物の紹介と発酵というのは化学的にはどのような現象なのかを書いている。
    また、よく知られる食品への利用だけでなく医療薬品や伝統工芸、工業利用にも幅広く応用されているのを知れたのは面白かった。
    それだけでなく現在、人類が直面している数多の環境問題、エネルギー問題に対しても発酵、すなわち微生物の働きが大きな解決策になるかもしれないというのは気になった。

    素人でもある程度体系的にさわりがわかる良い本だった。

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    2024年06月18日
  • 料理の科学 加工・加熱・調味・保存のメカニズム

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    ・日常的に触れているけどあまり理解していないこと、例えば発酵や腐敗の違い、卵がなぜ熱を加えると白くなるのか等を分かりやすく化学的に解説されている。
    ・料理のレシピの意図を理解するために役に立つ
    ・化学調味料の項目で語られていた安全性については疑問符がつく

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    2024年05月08日
  • 虫歯から地球温暖化、新型コロナ感染拡大まで それ全部「pH」のせい

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    ネタバレ

    電離してH+を発生する物質を酸、OHーを発生する物質を塩基、またはアルカリと呼ぶ。
    純水はわずかに電離していて、H+、OH-の濃度は、1の10-7乗。指数7をとって、PH=7を中性とする。
    空気中の二酸化炭素は、微量だが水に溶けやすい。溶けると炭酸になる。炭酸になると、H+の濃度が増えて賛成になる。酸性雨の理由。炭酸飲料と同じ。
    スティックのりの色つきはアルカリ性。空気中の二酸化炭素や紙の酸性の成分を吸収して、色が消える。
    アルカリ性の物質は限られる。固形石けんは、灰汁はアルカリ性。
    酸性食品、アルカリ性食品は、食べる前の酸、アルカリは関係ない。代謝の結果、最終酸化物がどちらの性質をもつかで決

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    2024年04月03日
  • SUPERサイエンス 五感を騙す錯覚の科学

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    錯覚を利用したデザインは、視覚的な演出や物、デザインを通して錯覚を起こすことができる手法で、人間の感覚を巧みに操るテクニックが商業施設やプレイパークなどで活用されている。有名な例としては、ミュラー錯覚、フィック錯覚、ジェストロー錯覚などがあり、蜃気楼、騙し絵、飛び出し絵や隠し絵なども同様の効果を生み出しているのは面白い。
    一方で、味覚錯覚の一種である「ミラクルフルーツ」は、食べ物の味を甘くする効果があります。また、文中には無いが、ワサビの後にコーラを飲むと辛味が消えるのも、味覚錯覚の一例だと思う。

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    2024年03月31日
  • 「原子力」のことが一冊でまるごとわかる

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    ネタバレ

    ハーバー・ボッシュ法=空気からパンを作った男。
    かつては硝石が貴重で、尿素から作った。なくなると戦争が終わった。ハーバー・ボッシュ法でアンモニアが作れるようになって、硝酸が簡単に作れるようになった。硝酸カリウムは、爆弾であり化学肥料になった。
    ウラン235やプルトニウム239が原子爆弾の材料。プルトニウムは、ウランから作られた人工元素。
    臨界量とは、自然爆発する量。
    広島に落とされたリトルボーイは、ウラン235を使ったもの。長崎のファットマンはプルトニウム239を使ったもの。
    ウランを小分けにしておいて、臨界量を超えれば勝手に爆発する。ファットマンは爆縮型で、核物質を球形に固めることで爆発する

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    2024年03月06日
  • 汚れの科学 汚れはどのように発生し、どのように消えるのか

    購入済み

    清掃の教科書といった感想

    場所ごとに清掃について、科学的アプローチから小学生でも読める様に書かれています。掃除の論理を理解するために読むにはお勧めします。場所ごとに掃除のやり方を知りたい人には不向きです。割引されている時に購入したので満足です

    #タメになる

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    2023年10月28日