齋藤勝裕のレビュー一覧

  • 今こそ「わかる」有機化学入門 マンガと図解ですらすら読める!

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    文系で化学メーカーに入社した営業の人などにオススメ。わかりやすい一方、高校の化学、もしかしたら中学の理科からやり直さないとダメと感じた。

    次に進むためにも、とっつきやすい本。

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    2023年07月03日
  • 図解入門 よくわかる 最新 全固体電池の基本と仕組み

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    リチウムイオン電池の特徴に多くのページが割かれているので、初学者にはありがたい内容。電解質が固体(セラミックスやガラス)のリチウムイオン二次電池を全固体電池と呼ぶ。

    ■リチウムの特徴
    ・低融点180℃
    ・水と激しく反応して水素を発生させる
    ・金属元素の中で最も小さい。比重0.53

    ■リチウムイオン二次電池
    ・負極はC6Li(C6はグラファイト)
    ・正極はLiCoO2(コバルト酸リチウム)
    ・LiCoO2はレアメタル含みで発火懸念があるのでLiFePO4なども検討されている
    ・通常のリチウムイオン二次電池の電解質は有機溶剤。揮発性があるので着火爆発のリスクがある。そのリスクを解消するものが固

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    2023年06月17日
  • SUPERサイエンス 「水」という物質の不思議な科学

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    ちゃんとした研究者が書いているから良い~~p148l6の「②自分で栄養を接種できること」は間違いでしょうね。『摂取』だよ。新潟市の出版社なんだろうけど,そこもリモートで十分な校正ができなかったのでしょう。著者の使っているパソコンの変換履歴上位に『接種』が来ているのもコロナ(あれ,新しい呼び方は何だったっけ? 日本で,コビトという表現が使えないのがネックだったと思います。19はついていたような気がするなぁ)の所為ですよ。p121の思考実験:180ccの水は10モルなので,水分子の数は6×10の24乗:これをどこかの海に流して全世界に行き渡らせて,同じ場所で汲んで入っている分子の数が700個という

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    2023年03月16日
  • 「毒と薬」のことが一冊でまるごとわかる

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    ネタバレ

    キノコの1/3は毒キノコ。
    肺炎のチャーチルを救ったのは抗生物質ではなくサルファ剤。
    麻黄の成分はエフェドリン。ぜんそくの特効薬。
    アセチルサリチル酸=アスピリン。人類史に残る合成薬品。
    「石見銀山ネズミ捕り」=江戸時代よく売れた。ヒ素。症状がなく閾値を超えると死ぬ。ヨーロッパでは、ヒ素を検出するために銀食器が使われた。ヒ素では黒くならないが、不純物として含む硫黄に反応して、銀が黒くなる。ナポレオンも胃がんではなくヒ素で暗殺されたという説もある。
    現代では、ヒ素の検出法ができたため、犯行がばれてしまう。=ヒ素は愚者の毒。代わりに使われるのはタリウム。

    毒性は経口致死量で分かる。水でも大量にと

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    2023年03月03日
  • 「毒と薬」のことが一冊でまるごとわかる

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    簡素で読みやすい説明で
    毒と薬が匙加減であることを
    改めて認識させてくれる本
    毒対毒で 時間差の殺人が
    可能だったか など
    小話も面白いです
    麻酔がいまだ何で効くか分かってない
    というのが衝撃でした

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    2023年01月27日
  • SUPERサイエンス 知られざる温泉の秘密

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    これからの季節、温かい温泉に入ってくつろいで、美味しいものを食べて、景色を眺めたいなあと思う人がは多いと思う。




    意外と知らない温泉の秘密を知ることができるのが今回の本だ。





    温泉というと熱いお湯を連想するが、冷たい温泉もある。




    鉱泉の泉温には次の4つある。



    冷鉱泉(泉温25℃未満)


    低温泉(泉温25℃以上34℃未満)



    温泉(泉温34℃以上42℃未満)



    高温泉(泉温42℃以上)




    温泉にもいろいろな種類があるなあ。




    「日本三古湯」と呼ばれる温泉がある。共に奈良時代の720年代に記された日本書紀と風土記、そして927年にまとめられた延喜式

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    2022年12月30日
  • 毒の科学 身近にある毒から人間がつくりだした化学物質まで

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    特に知識なくパラ読み
    それぞれの毒について簡潔にわかりやすくまとめられて読みやすかった
    チン殺だけ妙に印象に残った

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    2022年11月24日
  • 今こそ「わかる」有機化学入門 マンガと図解ですらすら読める!

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    まああんまりマンガの部分がどのように使われるように意図されてるのかはわからなかったけど、化学を避けて通ってきた身には勉強になりました。さあ次は何読もうかな。参考書なのかなあ。

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    2022年09月03日
  • SUPERサイエンス 知られざる温泉の秘密

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    温泉についての解説。
    効能としては、温かい水に入る効果、ミネラルの効果、いつもと違う場所に行く効果の3つ。
    放射線を含むのがラドン温泉。

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    2022年08月08日
  • 図解入門 よくわかる 最新有機EL&液晶パネルの基本と仕組み

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    この手の入門書の中でもサクッと読め、それでいて必要なことは一通り書いてある印象。液晶の各方式(TN、STN、VA、IPSあたり)だけ、納得するために自分でネットでそこそこ調べたので、そこがもう少し手厚くなるとなお良いとは思った。ただ、分かりやすさの点ではかなり良い部類に入ると思われる。

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    2022年02月21日
  • 毒の科学 身近にある毒から人間がつくりだした化学物質まで

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    ネタバレ

    彼岸花が墓地の周りに多い理由。墓荒らされないようにモグラよけとして球根に毒のある彼岸花が植えられている。へえ!

    破傷風ワクチンはホルマリンでできてたのか!

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    2021年11月06日
  • 「環境の科学」が一冊でまるごとわかる

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    職場が環境対策部門なので、空いてる時間にこの本を読んだ。
    非常に基礎的な話を分かりやすく書かれている。

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    2021年09月14日
  • 炭素はすごい なぜ炭素は「元素の王様」といわれるのか

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    大して化学的な知識がなくとも楽しく読めた。
    文系の学生に身近で面白い小話を挟みながら授業をする先生、という印象の本。炭素を軸としつつも、誰かに話したくなるような例示が満載で、段々と炭素の存在を忘れそうにさえなった。
    特に薬と毒の章は面白く、スイセン、スズラン、彼岸花など身近な植物の持つ毒のエピソードや、フグ毒とトリカブト毒をかけ合わせてミステリー小説顔負けのトリックが用いられた沖縄の殺人事件といったように、スマホで検索したくなるようなトピックが目白押しだった。
    化学兵器のために作られ、他に使い道のない分子を「悪魔の分子」と呼び、「人間の悪意の犠牲になったかわいそうな分子たち」と情感的に表現する

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    2021年09月09日
  • 光と色彩の科学 発色の原理から色の見える仕組みまで

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    ネタバレ

    色彩の生理学の項目がおもしろかった。
    見るということは、光が目に入る物理的な現象から始まり、レチナールという分子が光によって化学変化を起こし光が来たことを伝え、電気信号で3層の細胞を通過し、脳が送られてきた情報を総合判断する現象(で合ってるかな?)
    普段無意識に見るということをしているけど、体の中でこんなに細分化された伝達が行われているなんて驚いた。

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    2021年05月07日
  • 新素材を生み出す「機能性化学」がわかる

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    高校化学の知識があると読みやすいと思います。
    大学で化学系に進む人は面接で話す内容を考える時に役に立つかも。
    高校生で化学に興味がある人におすすめです。

    学校の化学の先生に借りました。

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    2021年03月09日
  • SUPERサイエンス 人類を救う農業の科学

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    農業関係の著書に興味が湧き、読んでみました。人類の爆発的な増加での食糧不足の危機に、どう立ち向かうのか。期待と不安を実感できる内容かと思います。

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    2021年01月26日
  • 光と色彩の科学 発色の原理から色の見える仕組みまで

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    光学よりも色彩についての解説が中心でした。

    それほど深みはないものの「おさらい」としてはわかりやすい。染料による色彩の解説はかなりおもしろかった。

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    2020年08月31日
  • 「発酵」のことが一冊でまるごとわかる

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    知らない発酵があり、大変おもしろかった。
    食べ物だけではなく、生活のそこかしこに発酵物、その知恵があること、先人に感謝です。

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    2020年08月20日
  • SUPERサイエンス 人類を脅かす新型コロナウイルス

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    新型コロナウイルスについての5月末時点での情報がまとまった本。不安に立ち向かう武器は知識であるという知人の言葉に感銘を受けて購入した。
    当然新型コロナウイルスについて不明な点も多く、驚くような話が載っているわけではなかったが、ニュースで報道されている基礎的事項からマスクや手洗いなどの予防法、類似の病気に対する解説などが載っており、これ1冊読めばある程度コロナウイルスについてまとまった知識を得られたと言えるだろう。

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    2020年07月19日
  • 図解 身近にあふれる「化学」が3時間でわかる本

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     化学の読み物として書いたそうだが、決して手を抜かずにちゃんとグラフや構造式、化学反応式を載せている。また、周期表も目的が異なるからと言って2回載せるなど容赦がない。そのおかげで雑学程度ではない、ちゃんとした化学に触れることができる。

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    2020年06月25日